2011年11月18日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。午後から見学した「花の館温室」の南緯40度温室エリアに、鉢植えにされたインパチェンス(アフリカホウセンカ)と思われる植物がピンク色の花を沢山咲かせていました。「ニューギニア・インパチェンス」かもしれません。
インパチェンス(アフリカホウセンカ) ツリフネソウ科 インパチェンス(ツリフネソウ)属 Impatiens walleriana
南アフリカ原産のインパチェンス・サルタニーI.sultaniやホルスティーI.holstiiなどを交雑した品種群で、欧米ではワレリアーナの名が使われている。インパチェンスといえばアフリカホウセンカを指すほど、園芸的に利用価値が高い。特に花壇材料としては不可欠な素材となっている。
また、現在は種子のF1化が進み、八重咲き品種を除いて、市販品種はすべてF1品種となっている。園芸品種には’F1ノベット’cv.F1Novett、’F1スーパー・エルフィン’cv.F1Super elfinシリーズなどがある。
栽培:従来は半日陰の花壇に多く利用されていたが、品種改良が進み、露地の強光下の花壇にも植栽が可能になった。花期:5~10月。
ニューギニア・インパチェンス ツリフネソウ科 インパチェンス(ツリフネソウ)属 Impatiens × hawkeri(=New Guinia Hybrids)
1969年に、アメリカ農務省とナーセリーの合同探検隊が、パプア・ニューギニアで収集したインパチェンス・ホウケリI.hawkeriをはじめとする多くの原種から育成された園芸品種。特にアイオア大学で育成された品種群に、この名がつけられた。大株になり、花径7cmを超える巨大輪もある。葉は中肋に赤や淡黄色の斑が入り、花色は赤、赤紫、橙、桃色などタイプが豊富にある。現在も国内外の種苗会社で育種が盛んに行われ、その結果、最近では耐寒性も増し、周年を通して鉢花として人気がある。
園芸品種に’ハンク’cv.Hanko、’サターニア’cv.Saturnia、’イシス’cv.Isis、’カルーセル’cv.Carousel、’ライラ’cv.Leilaなどがある。栽培:鉢植えでは、有機質を多量に配合した用土を好み、水分の要求はきわめて高い。花期:周年。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B9 [インパチェンス(Wikipedia)]
http://yasashi.info/i_00002g.htm[インパチェンスの育て方:ヤサシイエンゲイ]
http://www9.plala.or.jp/mosimosi/flower/a/impatiens.htm [インパチェンス]
http://garden-vision.net/flower/agyo/impatiens.html [インパチェンス:新・花と緑の詳しい図鑑]
http://www.miyashikaen.com/hananae/hananae_inpachens.html [インパチェンス(宮子花園=みやしかえん)の元気な花苗]
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