一関市室根町のラショウモンカズラ(羅生門葛)
2007年5月13日
2007年5/13(日)、岩手県緑化推進委員会主催の「ふるさとの
巨樹・名木観察会」に参加した際、昼食を摂った一関市室根町
折壁字田茂木の田茂木砂防公園の田茂木川のそばで「ラショウ
モンカズラ(羅生門葛)」が、下唇に濃紫色の斑点が目立つ青紫
色の唇形花を咲かせていました。
この野草の和名は、花を鬼女の腕にたとえたといわれており、
なんともユニークな名前で忘れ難いです。
ラショウモンカズラ(羅生門葛)シソ科 ラショウモンカズラ属
Meehania urticifolia
山地の林の中などに生える多年草で、花茎は直立して高さ20
~30cmになる。葉は対生し、長さ2~5cm、幅2~3.5cmの卵心形
で、質は薄く、縁には粗い鋸歯がある。下部の葉は2~4cmの葉
柄があるが、上部の葉はほとんど柄がなく、茎を抱くような形
になる。
花期は4~5月。花茎の上部の葉のわきに長さ4~5cmで青紫色の
唇形花をいくつかつける。花冠の下唇の幅は大きく、内側に長
い白毛が生えており、濃紫色の斑点が目立つ。雄しべ4個のうち
2個が長い。蕚は筒状で長さ13mmほどあり、先端は5浅裂し、ま
ばらに開出毛が生える。花のあと、茎の下部の方から長い走出枝
(ランナー)が出て広がる。
和名は、草丈の割りに大きい花の形を、京都の羅生門で渡辺綱
が退治し、切り落とした鬼女の腕に見立てたものという。何とも
ユニークな発想である。
「カズラ」は「蔓」とも書き、花のあと走出枝(ランナー)を
出すことによる。 分布:本州、四国、九州
2007年5月13日
2007年5/13(日)、岩手県緑化推進委員会主催の「ふるさとの
巨樹・名木観察会」に参加した際、昼食を摂った一関市室根町
折壁字田茂木の田茂木砂防公園の田茂木川のそばで「ラショウ
モンカズラ(羅生門葛)」が、下唇に濃紫色の斑点が目立つ青紫
色の唇形花を咲かせていました。
この野草の和名は、花を鬼女の腕にたとえたといわれており、
なんともユニークな名前で忘れ難いです。
ラショウモンカズラ(羅生門葛)シソ科 ラショウモンカズラ属
Meehania urticifolia
山地の林の中などに生える多年草で、花茎は直立して高さ20
~30cmになる。葉は対生し、長さ2~5cm、幅2~3.5cmの卵心形
で、質は薄く、縁には粗い鋸歯がある。下部の葉は2~4cmの葉
柄があるが、上部の葉はほとんど柄がなく、茎を抱くような形
になる。
花期は4~5月。花茎の上部の葉のわきに長さ4~5cmで青紫色の
唇形花をいくつかつける。花冠の下唇の幅は大きく、内側に長
い白毛が生えており、濃紫色の斑点が目立つ。雄しべ4個のうち
2個が長い。蕚は筒状で長さ13mmほどあり、先端は5浅裂し、ま
ばらに開出毛が生える。花のあと、茎の下部の方から長い走出枝
(ランナー)が出て広がる。
和名は、草丈の割りに大きい花の形を、京都の羅生門で渡辺綱
が退治し、切り落とした鬼女の腕に見立てたものという。何とも
ユニークな発想である。
「カズラ」は「蔓」とも書き、花のあと走出枝(ランナー)を
出すことによる。 分布:本州、四国、九州
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