peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市大東町摺沢のセイヨウリンゴ(西洋林檎) 2016年5月3日(火)

2016年05月05日 | 植物図鑑

2016年5月3日(火)、一関市大東町摺沢の国道456号線の摺沢郵便局から国道343号線に通じている

県道を歩いていたら、畑の縁に植栽されているリンゴ(林檎)の木が、今を盛りと花を咲かせていました。

花は、蕾の中は紅色が目立ちますが、咲き出したあとはほのかに紅をさす程度になります。

セイヨウリンゴ(西洋林檎)バラ科 リンゴ属 Malus domestica

ヨーロッパ原産の落葉小高木~高木。日本で栽培されている品種は主に、明治初期に開拓使によって輸入

されたものである。最近では日本でも良質の品種がつくられるようになった。樹皮は黒紫色から次第に灰

褐色になる。若枝には綿毛が密生する。葉は長さ6~13㎝の広楕円形、楕円形または卵形で、縁には鈍い

鋸歯がある。4~5月、枝先に直径3~4㎝の花が数個散形状に咲く。花弁は5個で白色または淡紅白色。

雄しべは約20個。花柱は5個。花柄と鐘形の萼筒には綿毛が密生する。果実は直径4~12㎝の球形で両

端は深く窪み、紅色または紅黄色に熟す。生食のほか、ジャムやジュースなどの加工用としても人気があ

る。セイヨウリンゴが輸入されるまでは、中国原産といわれるワリンゴM.pumila var.dulcissimaのこ

とをリンゴといって食用にしていた。現在は接ぎ木の台木として使われているという。[山と渓谷社発行

「山渓ポケット図鑑1・春の花」より] 


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