peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ギンリョウソウ(銀竜草)

2007年06月25日 | Weblog
一関市厳美町祭畤山国有林のギンリョウソウ(銀竜草)
 2007年6月24日






2007年6/24(日)、平泉メビウスの会(代表世話人・阿部慶元)
の「第41回自然観察会」が、一関市厳美町の祭畤(まつるべ)地
区と真湯地区で行われました。
国道342号線を西進し、祭畤地区の道路左側に建てられているラ
イオンズクラブの大きな看板(「みんなで育てよう豊かな森」)
の所から、磐井川に向けて旧・国道を歩きます。ここは、最近に
なってから整備されて、市民憩いの場として提供されています。


車の運転席に「自然観察会実施中」のカードを掲げて、出発
です!


この辺の山は、そのほとんどが青森営林局が管理する国有林
とのことですが、保水力の弱いスギ(杉)を伐採した後に、ブ
ナや雑木と呼ばれている周辺に自生している木々を有志がボラ
ンティアで植えているそうです。
上の画像の表示板には、「祭畤山国有林分収育林契約分収林」
と記載されています。


隣接地には一度伐採された後、自然に生えて大きくなったという
ブナの二次林があました。緑豊かで、すがすがしい感じです。
林床には妖しい感じがする「ギンリョウソウ(銀竜草)」が沢山
花を咲かせていました。ピンク色をしたものもありました。






宮城県栗駒市の「窓滝」とギンリョウソウ(銀竜草)
 2006年6月19日




6/19(月)、宮城県栗駒市の「世界谷地・原生花園」に行っ
た帰り道、寄り道して「窓滝」を見てきました。50mぐらい
ある階段を歩いて下りたのですが、同行者は「100mはある」
と譲りませんでした。




「窓滝」を見てから、ゆっくりゆっくり階段を登って戻った
のですが、沿道のブナの木の根もとに「ギンリョウソウ(銀
竜草)」が咲いているのを見つけました。



ギンリョウソウ(銀竜草)/ユウレイタケ(幽霊茸)
イチヤクソウ科 ギンリョウソウ属
 Monotropastrum humile
山地の腐植土が多い薄暗い所に生え、全体に白く透き通った
ような感じの妖しい雰囲気をもつ植物なので、「ユウレイタケ
(幽霊茸)」とも呼ばれるが、キノコ(茸)ではない。
 
落ち葉などから養分を摂る腐生植物で、普通10本以上まとまっ
て生えるという。高さは8~20cm。茎には葉が退化した鱗片が互
生してつく。葉緑素がないので根以外は全て白色。
和名の「ギンリョウソウ(銀竜草)」は、鱗(うろこ)状の葉
に包まれた姿を竜に見立てたもの。

4~8月、茎の先に筒状の花を下向きに1個つける。花は3~5枚の
花弁がある。果実は横向きにつき、白くて丸い。熟すと崩れ種子
を散らす。分布:日本全土

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