2013年6月20日(木)、一関市東山町長坂字東本町の県道19号(一関大東)線沿いに生えているニワトコ/セッコツボク(接骨木)の実が紅色に色づきはじめていました。
(下7つ)一関市東山町松川の旧・狭山トンネル付近のニワトコの実
ニワトコ スイカズラ科 ニワトコ属 Sambucus sieboldiana
山野に生える落葉低木。よく枝分かれして、高さ3~6mになる。樹皮はコルク層が発達し、老木では縦に割れ目が入る。葉は奇数羽状複葉で対生する。小葉は3~5対あり、長さ4~15㎝の長楕円形。花期は3~5月。葉が開くのと同時に淡黄白色の小さな花が多数集まって咲く。花は直径3~5㎜の筒形。早春の野山で目立つ花のひとつで、花や葉、実は薬用になる。
北海道と本州の北部には花穂に小さな粒状突起が多いエゾニワトコvar.muqueliiが分布する。分布:北海道、本州、四国、九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]
ニワトコ (スイカズラ科) Sambucus racemosa L. subsp.sieboldiana (Miq.) Hara
特徴:山地や原野に生育する落葉低木。茎は根元から株立ちし、よく枝分かれして高さ2~5mになる。葉は対生し、5~11枚の小葉からなる奇数羽状複葉で長さ8~30㎝。小葉は披針形または長楕円形で先は尖り、縁には細かい鋸歯がある。花は5月に新葉が開いてから新しい枝の先に付く円錐花序に多数集まって咲く。花冠は径3~5㎜で緑がかった白色をしており、5つに深く裂け、かすかに匂う。雄しべは5本で花弁より短い。果実は球形から卵形で長さ3~4㎜、暗赤色に熟す。
分布:北海道、本州、四国、九州。岩手県では山地や丘陵地で普通に見られ、土壌が肥沃で湿潤な所に多い。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科(岩手大学教授・菅原亀悦 編著)」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37772898&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区のニワトコの赤い果実 2011年6月29日(水)]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/ed0a518751cba3d000941eeb195b2281 [peaの植物図鑑:ニワトコ(庭常/接骨木)]
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