そろそろ雪の心配も無さそうだからと、奥日光湯元温泉に予約を入れました。
今回は格安な「おおるり山荘」を選択。
雪まつりの期間は終わっているものの、湯巡り手形はまだ継続中。
泊まるのは安宿にして、あちこちの宿を探ってみようという魂胆です。
早めに出発して、初日に1軒巡ってやろうと動き出したのですが・・・
大間々を過ぎた辺りから雪が降り出しました。
以前の川俣温泉の時を思い出して、ちとヤバいかなと思いつつ進みます。
日足トンネルを抜けても天候は回復していません。
いろは坂を上りだすと、所々でスタックしているらしい車両が目に付きます。
この時期、下界で雪になっていれば山に登ればどういう状況になるのかを理解できないんでしょうかねぇ。
当然、レスキューする気にもなれないのでそのまま進みます。
金精道路の雪は大分少ないかな。
10時過ぎにはおおるり山荘に到着しましたが、チェックインは13時からです。
湯巡り手形を先に貰って、湯巡り出来る時間になるまで時間調整です。
近場の湯滝を見物しに行きます。
湯元温泉を望んでみます。
滝上から。
続いて滝下まで行きます。
まだ、時間にゆとりが有るので龍頭の滝の上へ。
実は、ここって今まで寄った事がありませんでした。
いつも下の茶屋ばかりだったんですよね。
足元に雪が残る中だったので、遊歩道の中間点まで進んで引き返します。
運動不足の身には、それでも戻りの登りが厳しいです・泣 !
さて、湯元温泉にとって返し、最初に立ち寄ったのは「湯元板屋」。
老舗っぽいですが一段落ついたばかりの時間のせいでしょうか、
愛想も無く、浴場のある場所を教えてくれただけでした。
まずは内湯。
続いて露天風呂へ。
宿の構えにしてはちょっと小さいかな。
L字型になっているので場所によって好みの温度を選べるのが利点。
濁りは強め。
・・・で、時間になったので改めておおるりへチェックイン。
さして広い部屋ではありませんが、ウォシュレットのトイレと電気ポットが有れば十分。
景色も釜屋より断然良い。
遅い昼飯がてら、途中で買い込んだ食料とアルコールでひとごこちつけます。
落ち着いた所で、風呂へ。
安さに不安がありましたが、以外と広いですね。
露天も広い。
濁りは強めなのでお湯の鮮度は今一つなのかもね。
硫黄の香りが強いのと、湯量が多いのでさほど気にはなりませんでしたが。
夕食はバイキング型式で飲み放題も付いていますが、いかんせん品数が少な過ぎ。
写真に収める気にもなれませんでした。
食料を買い込んでおいて良かった!
グループ系の安宿にしては珍しく、深夜でも入浴可なので後は風呂と布団を行ったり来たり。
さて、翌日。
朝食もバイキングスタイルで、昨日同様。
トレイが埋まらないような品数をバイキングと称するのもどうかと思うが、ま、安いからねぇ・・・。
9時半チェックアウトなので、光徳牧場を覗いてから
湯元の駐車場まで移動して、次の湯巡りが出来る時間まで車中でひと寝入り。
13時まで我慢して、2軒目に選んだのは「ほのかな宿 樹林」。
一昨年来た時にも気になっていたんだよね。
他の人が居たので写真は撮れませんでしたが、露天の開放感はイイかな。
3軒目は「ホテル花の季」。
お湯の透明度は一番高かった。
立ち寄り客にも丁寧な接客も高評価。
4軒目(何故1軒多いのかは秘密!)は「小西ホテル」。
丸太の内湯は言う程ではなかったものの、
露天の湯量はナカナカのもの。
隣の高原ホテルから丸見えなのを除けば気持ちイイね。
これで湯元の宿の内、9軒の風呂を制覇したのだけれど、
今年は一昨年を凌ぐ風呂が少なかったなぁ・・・
私の中では、
1位・森のホテル
2位・休暇村日光湯元
3位・高原ホテル
4位・花の季
5位・板屋
6位・小西
7位・樹林
8位・おおるり
9位・釜屋
となりました。
あくまで、個人的な好みですけどね。
上位の宿はやはり、清潔感・アメニティーの充実度と言った点が高評価なんです。
残る中で気になっているのは「ゆの森」ですが、
ここは全室露天風呂付きなので湯巡りでは内湯のみになってしまうんですよねぇ・・・
さて、日が翳り、雲行きも怪しくなってきた所で帰着ルートへ。