京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間

2012-03-28 16:41:50 | 日記

今日はお休み!
お天気は今年の3月を代表するような悪さです。
突然の雨に観光客の皆様は大変です。

今月も無事終了。「晴明神社」で感謝のお参り。
写真の「晴明井」には長蛇の列です。霊験あらたかな井戸なのだ。
「まずは神殿にお参りしましょう!」と宮司さんが言っていました。

「晴明神社」から御所を抜けて「三月書房」へ
御所の九条邸を通るときに華やかな青空がのぞきます。


桃林の桃の花はまだつぼみです。
梅林もまだまだ6分咲き。


御所西のマンションの鬼門よけの「猿」
御所の北東にある「猿」には金網がかけられています。夜中に抜けだして暴れないように閉じ込めてあるそうだ。
マンションお猿はまだ若い!

無事に「三月書房」にたどり着いたときには疲れてヘロヘロ。
書店の中で本のタイトルを見ているだけで疲れが吹き飛びます。
いつもながらぐるぐるとお店の中を回る。
「この本を買う人はどのような人か?」余計なことまで考えるのだからやたらと時間がかかる。
オーナーのセンスと知識には脱帽!。

海外に「日本文化」として紹介されている伝統文化。
茶道、華道、絵画など殆どが京都文化でしょう。

西陣に「紋屋町」があるのですが「紋」のデザインも京都。
平安時代からデザインの宝庫です。

「京都」や「堺」など文化の発祥地を正確な情報を発信して欲しい。

海外からの研究者が歴史も資料もない関東周辺で疲れ果ててしまうことを指摘されるのです。お金も時間も使い果たして本命の京都にたどり着く悲劇が繰り返される。

私が海外に向った先でその土地の歴史、文化を冷静に判断できました。
時間の重さにプレッシャーは感じないでいられました。

むしろ、アメリカなどには上からの目線で見ることが出来たし、
「パリ」もそれほど都市の歴史が深いわけではない。19世紀からの街なのです。

「千年都」の京都を楽しみましょう!

「千円都」とも言います。
千円あれば地下鉄、バスを乗り継いで市内各所を回れる。
岡崎の「都メッセ」の設備に図書館があります。伝統工芸関連の蔵書が多い。お勧め無料設備なのだ。

寺社仏閣では春の特別公開も準備されつつある。
今のうちに体力を整えて用意しましょう。
出来れば4時間歩くだけの体力が欲しい。
山登りに望むような準備で京都を散策してください。

雨具は充分に装備する。傘は不便です。
片手に案内パンフレット、片手にカメラを持ちます。
両手が自由に使えるように準備するのです。

京都御所から相国寺を訪ねて「さざれ石」の下賀茂神社へ。「みたらし団子」までおよそ2時間のコースなど結構ハードなのです。
午後は嵐山に向うとなるとその夜は筋肉痛でヒ~ヒ~泣きます。

将来は日本の伝統文化の伝道師になる皆様!
頑張って体力をつけて歩き回りましょう!

明日も天候不順!
春は「花冷え」の季節。
「三月書房」で見つけた本を読みながらストーブの灯油を全部使い切るのだ。
小さな楽しみなのです。











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