京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「孤独の時間」

2024-10-04 20:57:28 | 時計修理

「ネコと時計師は孤独だねー。」群れない所が似ています。だれに頼ることも出来ない孤独なお仕事です。ネコのひんやりする肉球だけ借りたいものです。

今日はとくに寒くなった夜久野高原です、秋が深まって来ました。焼き栗が美味しい、IWCポートフィノを耳にあてると微かに聴こえる静かな夜、隣には鬼嫁ちゃんのイビキがうるさいねー。

先日あずきの散歩コースでタヌキと出会いました。雨上がりの瞬間、いつも地域ネコにご飯をあげている家に向かうのでしょう、堂々と歩いています。まもなく夜久野はタヌキも冬支度に入ります。今日はストーブを引っ張り出して来ました。

 時計も冬支度しましょう。リューズから湿った冷気を吸い込まないようにネジ込みを忘れないようにします。暖かい部屋から外出する際湿気が入ってしまいます。ダイバーウォッチは防水機能が高いので一度湿気が入ってしまうと抜けないのです。またクォーツ時計の場合電圧が下がるので早目の電池交換するのをおすすめします。夜間冷え込んでいる間止まってしまい温かくなると動き始めるので「いつも時計が遅れるハプニング」が起きてしまいます。

来週はお祭りです。遅刻しないように時計は機械式を準備しました。

 

 

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