このまえ、クモのこと というか 「スパイダーマン」 のことをちょっと書いたので、
時期的には早いけど、今度は
セミ (cicada) のこと。
日本では、夏の象徴のような 蝉(セミ)ですが、アメリカには 変わったセミ(cicada) がいるそうです。

興味があったので、おもしろい本を探して読みました!
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素数ゼミの謎 (日本語) 単行本 – 2005/7/12 吉村 仁 (著) ~ Myブログ:あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート
大人も子どもも楽しく読める科学の本です。
「13年または17年という長い周期で、ある狭い地域で大発生するセミ (cicada) 」
なるほど、変わっていますね!
セミは、氷河期を生き残ってきたらしいですが、イギリスや北ヨーロッパでは生き残るのが難しかったようです。
さて、何年おきかの特定の時期に、特定の場所で大量発生する生き物は、セミだけには限りません。
それは長い年月をかけて獲得した 「生き残り戦略」 !
このセミも、生き残りをかけてがんばっています。
でも、13,17年後に地上に出てきたセミに、親と同じ緑の環境がなかったら?
作者は、人間だけが 過去を知り、未来を考えることができる といっています。
セミの声を聞いたら、地球上にともに生きる生物のこと、環境のこと、考えて見ましょう。
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内容紹介(「BOOK」データベースより)
アメリカに、13年、あるいは17年に一度だけ何億匹も大量発生し、数週間だけ凄い声で鳴き交わして死んでゆく、へんてこなセミがいます。
どうしてそんなに長い間地中にいるの?
13年と17年なのはなぜ?
日本人の科学者が初めて解いた、奇妙な「素数ゼミ」の秘密。