PARK'S PARK

パクのお庭にようこそ。環境問題、ロハス、バイオ、空手、映画、多言語など情報満載です。少々硬派な内容を目指します。押忍

遺伝子組み換え作物について

2009年02月11日 | バイオとは?
●現在、世界で栽培されている大豆の64%、トウモロコシの24%以上が遺伝子組み換え作物であることはあまり知られていない。
すでに23カ国、1億1430万haで栽培されているのです。

■日本国内では”青いバラ”などの特殊な例を除いて生産されていない。
遺伝子組み換え作物は表示が義務付けられており、日本では完全に嫌われている。
しかし、味噌、醤油には表示の義務が無いからすでにかなりの割合で日本人の口に入っている。

    
      【サントリーの開発した青いバラから引用】

◆地球規模の人口爆発、食料枯渇問題から、遺伝子組み換え作物を拒否していては、食料を安定して入手できなくなる日は遠くない。
日本人はその潔癖性と現在の豊かさから「分からないけど、なんとなく怖い」から買わないでいる。

   
         【首相官邸キッズルームより引用】

EUでは従来組み換え作物に対して否定的だったが、飼料の価格上昇を招くとして積極的になってきた。
中国でも巨額の資金を投じて研究を行なっている。
日本は研究、受け入れ態勢ともに完全に後れを取っている。


                      【モンサント社より引用】

★遺伝子組み換え操作は、遺伝子を別の種から取り出し、細胞に直接導入する技術ですから抵抗があって当然だと思います。
しかしこれは長いスパンで見れば自然界で起きている現象であり、安全であると私は考えます。

大切な事はコンセンサスを得るための説明と議論が十分に行なわれていないことでしょう。
何が分からないのか? 
 何が怖いのか? 
  何故安全と言えるのか!

率直に質問し、ウソ偽り無く真正面から議論を戦わすことが、早急の課題だと思うのですが・・・。
クローン問題、原発問題すべてそうなのですが、日本人の、なあなあの曖昧さを直さなければいけない!