緑の川の流れるところ☆母と娘のヅカ物語

あっという間に娘は高校生(笑)お勉強・お弁当・時々宝塚な日々です☆

引き算のアプローチをちょいと変えてみたら・・・

2008年05月07日 | 低学年の勉強・読み書き・計算・家庭学習

先日、答えが9までの一桁同士の足し算を、「5」の固まりをつ
くって導くアプローチで解かせたことを書きました。
http://blog.goo.ne.jp/papan22/e/d8f3bc2edd5f67bddb133f2d248e29e2

今度は「引き算」のアプローチの仕方を変えてみました。

これまで、「引き算」については、実際の計算よりも、どのような
場面で「引き算」が登場するか?を日常生活や文章題の中で
教えることに、多くの手間と時間をさき、繰り返しの計算練習は、
ほとんどしていませんでした。

「引き算」は魔物です。「のこりはいくつ?」「ちがいはいくつ?」
「いくつたりない?」「いくつおおい?」・・・とあらゆる場面で登場
します。

また、「引き算の計算問題」は、「階段を後ろ向きで降りる」くらい
大変なのです。なにせ、習ったばかりの数の順番を、9・8・7・・・と
下っていくのですから、子どもにとってはたまりません。

気まぐれにやらせてきた、娘の引き算の計算ドリルの解き方は、
やはり「5-3」であれば、4・3・2と下がっていき、「2」を導く方法です。
ときには、机の下で指を使ったり、○を書いて消していったり・・・
その導き方については、教えたことはなく、自分なりにこなしていま
した。

が・・学校で「6は4と2」というように、数の分割と構成を学んだタイミ
ングでもあり、パパの勧めもあって、「5-3」を解く場合、「5は3とあと
いくつ?」という導き方を教えてみました。

すると、格段に解くスピードが速くなったのですが、「9-7」など大きな
数字のときは、机の下で指を折っていました。

ご家庭によっては、この程度のことは「フラッシュカード」などで、暗記
させてしまえばいい とおっしゃるかもしれません。その方が子どもが
混乱しないとも言えます。
1桁の引き算などしょせん36通りですからね。

さて、混乱することは、そんなに良くないことなのでしょうかね?
私はあえて、一度固まりかけた導き法を崩して、娘に揺さぶりをかけて
おります。(鬼母ですね
暗記するのは、さんざんウロウロした後でよい・・と考えております。

大人の世界でも、自分の信じる方法で築き上げたものを、根底からひっ
くり返すことを要求されることがあります。
そのとき、どう考え方を再構築できるか?これも一つのスキルですね。

・・・くどくど申しましたが・・単に母が楽しんでいるだけ?かもしれません。
しばらくは、引き算はこの方法でやって、そのうち、タイルやたまごパック
(水道方式の小道具たち)を使って、面白いアプローチを考えたいな~と
思います。