ソースが切れちゃいそうなんで、ちょっとそこまで一本。。。
今回、私が調達しに行く所は、コンビニでもスーパーでもありません。
近所のソース屋さんへ行ってきます!
東京の東村山市には現在、中小企業ですが、優秀なソースメーカーが2社あります。その内の一社。。いや、一軒と言ったほうがいいのかもしれないだろう、辻ソースというブランドのソースを製造販売する「株式会社 武田商店」がある。
以前は、兄弟会社の武田食品が○○○ソースというブランドで製造販売していたのだが、どうやらソース造りを止めてしまったらしい。
その後、こちらの武田商店が今年から製造販売を引き継いで経営しているという。
また、○○○ソースから辻ソースへとブランド名を変更したのは、商標権の関係上らしい。
定食屋と間違えて入ってしまう人も稀にいるんだろうなぁ。。。
ソースの味を試せるのは、恐らくここぐらいでしょう。よっぽどソースの味に自信がなければ、やらないことだよねぇ。
ソースを買いに来るとこれ全部、無料で試食出来ちゃうんですよ♪
先ずはウスターソースから。。。ウスターは関西ではスタンダードであるらしい。
ドレッシングのようなソースは、地元東村山の農産物である多摩湖梨を使用しているそうだ。
そして、お勧めのどろっとソース(カツソース)。
私は、お勧めのかつソースである「どろっと」を300ml分300円と、これを入れる360mlタイプのビン120円の計420円を注文。
非常に珍しい光景かもしれないが、昔は当たり前のように行われていたらしい。
飲食店がソースを量り売りしているのではなく、ここは正真正銘、ソースの専門店です。
空になったら、このビンをまた店に持っていくと、別のビンと交換してソースを充填してもらえるらしい。
ラベルには原材料表示がないところが残念。
後日、家でコロッケとキャベツにこの「どろっとソース」をかけて食べてみることにした。

お味の方は、コロッケやキャベツの風味を隠さず、あくまでも脇役というポジションを心得ているソースだ。だが、それにもかかわらず、ソース自体の顔もきちんと表現してくる不思議な存在感のあるソースであった。
今回は、写真を見ても分かるように、コロッケにソースをタップリと掛け過ぎてしまったのだが、決してしょっぱくなるという事はなかった。このソースは、掛け過ぎてもそれはそれでソース自体の風味を楽しむことが出来るだろう。
そして、冷蔵庫に残っていた大手スーパーのプライベートブランドソース(製造元は原材料名からみて最大手のソースメーカーと推測される)と比較したいと思い、キャベツに掛けて食べ比べてみた。
結果はいうまでもないだろうが、フレッシュさや旨みに関しては断然、こちらの「どろっとソース」のほうが勝っていた。
さすがに前身の会社が、飲食店向けの業務用ソース専門メーカーだっただけあり、非常に美味しく頂けるソースであることは確かである。
現在、一人暮らしの身であるが、あっという間に一瓶空けてしまいそうだ。
遠くにお住まいの方は、ネットショッピングで入手可能だそうです。
(株)武田商店 HP
http://www.ktakeshow.co.jp/
今日現在、ネットショッピングや量り売り商品のラベルに関して、原材料名の表示がなされていないので、恐らくロハスやベジタリアンは躊躇してしまうだろう。その辺りはメールや電話で問い合わせてみるといいかもしれない。が、しかし、大概はそこまでせずスルーされてしまうだろう。この辺りの配慮を願えれば、きっとユーザーとして安心できるのでしょうね。
