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パンダroom

『パンダroom2』へ引っ越しました!
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忘れた頃に。。。イルカ漁

2010年03月11日 | 映画

 アカデミー賞が先日発表されましたが、その中でも大きくマスコミに取り上げられたのは、アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞した『THE COVE(ザ・コーヴ)』でした。
 この映画は、和歌山県太地町で現在でも行われているイルカ漁を隠し撮りしたドキュメンタリー映画だということで話題になりましたよね。

 しかしこの話題、つい数日前に上った深刻なテーマであるにもかかわらず、メディアというものは悲しいことにパッと咲きパッと散る花のように記憶からいつの間にか消え去ってしまいがちなものです。

 「残酷」or「文化」。。。。意見の分かれるところでしょうが、あなたはどちら派?

   ≫ ヘルプアニマルズ イルカを殺さないで

   ≫ THE COVE  オフィシャルサイト

 

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自分もリングイニなのかもと。。

2010年01月26日 | 映画

 TSUTAYAが選んだ泣ける100選100円DVDから数本レンタルして鑑賞したという記事を先日書かせて頂きましたが、100円はやっぱりお手頃なので今日も一本レンタルしてきました。

   ≫ TSUTAYAが選んだ泣ける100選100円DVD

 そのDVDは、『レミーのおいしいレストラン』という2007年作品のディズニー映画。

 一流フランス料理店で雑用係として働くリングイニという青年がある日、レミーというマウスに体を操ってもらいながら絶品料理を調理していくというストーリー。

 なんだか今の自分もきっとこんな感じで、指導霊という名のレミーに操られているパンダという名のリングイニに近いんだろうなと。。。なんかそんな気分で鑑賞してしまった。

 超リアルなアニメーション技術に感動できる作品です。

   ≫ レミーの美味しいレストラン

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ダイヤモンド市場を描いた映画 「ブラッド・ダイヤモンド」

2010年01月10日 | 映画

 この映画、ブラピ主演だからブラッドダイヤモンドなのかとはじめは思っていたんですが、どうやらそうではなく、「血のダイヤモンド」という意味合いのタイトルらしいです。

 2年ほど前から何度かレンタルショップで手にとっては借りようか否か迷いながら結局今まで借りずに来たのですが、1ヶ月前から「お買い場ネット」を立ち上げてから一度チェックしておいてもいいかなと思い昨日借りてきました。

 ストーリーは、アフリカのダイヤモンド採掘場で起きた大粒ピンクダイヤモンドをめぐって起きた事件。宝石ビジネスの社会問題を克明に取り上げた作品であるが、どうやらこの映画、実話らしい。。

   ≫ ブラッド・ダイヤモンド オフィシャルサイト

 鑑賞を終えて一言、宝石という綺麗な世界の底辺も例外なく過酷なようです。希少価値ということで高値で取引される世界も考え物かもしれない。今後とも「お買い場ネット」は価格破壊を進めて行きたいかと思いました。

 パワーストーンを扱う端くれとして、ジュエリーやパワーストーンを扱う業者、そして消費者全ての人に是非ともおススメしたい一本だなと思い、今日のネタにさせて頂きました。

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ないものねだり

2009年12月11日 | 映画

 。。。だったのかな~。

 子どものころ音痴のくせに、なぜかピアノを弾くことに憧れていたんですよね。

 で、ピアノを習いたかったんだけど、親に「お前は男なんで、そろばんか習字にしなさい」と言われ、仕方なしにそろばん塾へ通ってました。

 だけど大人になってみれば、世はすっかり電卓の世界、習字を習っていたとしても字を書くなんて履歴書の記入ぐらいだ。

 そろばんを習うことによって暗算が多少早くはなることはあるのかも知れないけどね。でもあの時占い教室なんてのがあったら熱入れてたかも。

 今でも楽譜は読めないし、音程も分からない音痴なんだけど、ないものねだりでピアノはちょっと憧れます。まあ、習ったとしても楽譜なんか覚えられそうもないので、学びたいとは思わないけど。

 そんな私は今日、一本の映画に入り込んでおりました。

     ≫ 神童 本編

     ≫ 神童 オフィシャルサイト

 天才ピアニストと音大浪人生のストーリー。

 久し振りにナイスな邦画を鑑賞したの昼下がりでありました

 。。。あっ、忘れてた、そういえば私と同姓同名の方でピアノリサイタルも行うプロのピアニストがいるんですよ。

 偶然なんでしょうかね?

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ナチスもクーデター

2009年08月13日 | 映画

 過去に玉音放送を阻止しようと、クーデターを決起する日本の若手陸軍将校達を描いたノンフィクション映画、「日本のいちばん長い日」という映画のDVDを鑑賞した記事をUPしたことがありました。

   ≫ 終戦前夜にクーデター!?  日本のいちばん長い日

 そして昨日、TSUTAYAへ行ってみたところ、トム・クルーズ主演のワルキューレが目に飛び込んできました。

 で、それを一枚借りてきました。
Rimg0031

 これもクーデターネタで、史実に基づいているようです。

Rimg0033

 ナチスでも省庁等を占拠したというクーデターが実際に起きていたようです。
Rimg0028

 大戦中、ヒトラー暗殺未遂事件は何度となく起きていたようですが、このワルキューレ作戦が最後の暗殺未遂だったそうです。

 先日の「禅」に続き、中々見応えのある一本でありました。

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ポニョと道元と蒸しパンと

2009年07月22日 | 映画

 昨日は久し振りにDVDを2枚借りてきて立て続けに鑑賞しておりました。

 最近は観たい作品がなかったんだけど、最近出た新作の2作品にはちょっと手が伸びてしまいました。

 今回こちらの2枚レンタルしてきました。
Rimg0001

 TSUTAYAはレンタル高いんだよね~。

Rimg0011

 この日はちょっと贅沢に蒸しパンをかじりながらの鑑賞。

 はじめに崖の上のポニョから観ました。
Rimg0008

 金魚が何故海に住んでるという設定。宮崎さん、なんで?

 そして何故か眠くなってしまうポニョ。
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 ウチのポニョたちも昼下がりは決まってお昼寝タイム。Rimg0001_2

 しかし、金魚が超能力を捨ててまで人間になりたいという設定。人間の存在を美化した根拠ってなんだったのだろうか、イマイチ掴めなかったです。

 2本目は禅 ZEN。
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 この映画のストーリーは、鎌倉時代に曹洞宗の大本山、永平寺を開山した道元禅師のお話。永平寺といえば精進料理で有名なお寺なんですよ。

 なかなかいいお話でしたので、ここで一部紹介したいと思います。
Rimg0019

 道元 「おりん、どうしたのだ?」

 おりん 「あたいは自分が憎い! 殺してやりたいほど憎い。あたいの中にも仏がいるなんて騙して、あんたらも憎い! 南無阿弥陀仏のほうがよっぽどましだ!!」

 道元 「嘘ではなーい! 汝の中には仏はいるのだ!! ただな、簡単には仏さんには出会えんのだよ。人間は誰もが、『あれが欲しい』、『これが欲しい』、『ああなりたい』、『こうなりたい』とむさぼり、思うようにならぬと腹が立って愚かなことをしてしまう。そのようなことで目隠しをしているから仏が見えぬのだ。だから座るのだ! その目隠しが取れるまでひたすら座るのだ。そうすれば、自分の中の仏と向き合える。おりん、自らを殺すことは仏を殺すことだ。そして他者への依存は自らの仏を否定することだ」

 また道元は時の執権、北条時頼にも接見している。時頼は、倒した敵の怨霊に悩まされていたため、以下のように説法している。
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 道元 「怨霊の悲しみ、苦しみ、恨みは、あなた自身の悲しみ、苦しみ、恨みなのです。その苦悩を全て受け入れるのです。しかし、己の全てを捨てなければ、受け入れることは出来ず、苦悩が去ることも出来ません。あなたが右手に権力を握ったその時、あなたは左手に苦しみを握ったのです」

 時頼 「国を平安に保つことこそ私の勤めなのだ」

 道元 「いかに優れた者であっても武器を持ってして呈したものは永遠の統治者とはなれません。まして、己の心が平安ならざぬ者にどうして国を平安に治められるでしょうか。あなたは、『救われたい、救われたい』と願いながら、何一つ捨てる勇気がないのだ!」
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 「春は花、夏はホトトギス、秋は月、冬雪さえて涼しかりけり」 道元
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   ≫ 禅 ZEN オフィシャルサイト

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 先祖の菩提寺が曹洞宗だったこともあってとりあえずチェックしてみたんですが、久し振りにちょっとツボにハマっちゃいましたね。

 「悟りとは、ただ座ること」

 「あるがまま、あるがまま」

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日本の医療制度に疑問を感じてしまう映画 「 シッコ 」

2008年05月31日 | 映画

 アンマの抱擁の帰り、奇跡的!? にも借りることが出来た新作DVDの「シッコ」。

 この映画は、あの「ボウリング・フォー・コロンバイン」や「華氏911」の映画で一躍有名となったマイケル・ムーア監督の最新作。

 映画の内容は、アメリカの医療問題をテーマに取り上げた作品なのですが、「でも、アメリカの医療に何で問題があるのよ?」と疑問を持ちつつ観ている内に「えっ!! そうだったのかよ~」と思ってしまうのであった。

Dscn8615_3 

















 他国の医療福祉とアメリカの医療を比較してどれほど福祉が遅れているかといったことを背景に描いているんですよね。

 そしてマイケル自身が医療福祉の進んでいる国へ行き取材をするといった内容がメインとなっている。

Dscn8618

 でもこの映画を鑑賞しているうちに、この問題はアメリカにだけにいえたことではなく、日本に対しても十分いえてしまうことに気が付くのであった。。

 現在の日本の医療制度は、アメリカの背中ばかり見てきた日本の結果なのだろうか。。。これを観たら日本が嫌いになってしまうかもしれないです。

Dscn8611_2










 是非とも世の中、全ての代議士にこの映画を鑑賞して欲しいと思ってしまう1本でありました。

 マイケル・ムーア。。。どこか共感できちゃう人物の一人なんですよね。

    シッコ オフィシャルサイト

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「食べ物ってなに?」という疑問が解消される映画

2007年10月30日 | 映画

 「待ってましたー!!」と、こんな気持ちにさせてくれた映画、「いのちの食べかた」が11月より上映開始されます。

 この映画は、自給自足者以外の人々にとって理解しておかなければならないだろう現代社会における食料生産の実態を克明に写し出したドキュメンタリー映画である。

 毎日食べている食料が、どこから来てどのように加工されているのか? を一番理解することのできる映画ということで、パンダが今年一押ししたい映画である。
 この手の映画に日本人は疎いのだろうか、上映館は今のところ、渋谷のシアター・イメージフォーラムのみであるというのは、非常に残念なところであります。

 監 督   ニコラウス・ゲイハルター
 脚 本   ウォルフガング・ヴィダーホーファー/ニコラウス・ゲイハルター
 上映時間 92分
 上映館   シアター・イメージフォーラムにて公開 
 公開日   2007年11月10日(土)公開 

 詳しい内容は、ここでダラダラと綴るよりも予告編を観て頂いた方が早いでしょう。

 http://movie.nifty.com/cs/catalog/movie_movie/catalog_147736_1.htm

 { いのちの食べかた オフィシャルサイト }

  http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/

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終戦前夜にクーデター!?  日本のいちばん長い日

2007年08月15日 | 映画

 8月15日の今日は、太平洋戦争の終戦記念日ですね。

 ところで昨夜、「えっ!?」 っと思わせられてしまった映画をひとつ紹介したいかと思います。

 昨日の深夜、テレビのチャンネルをグルグルと回していたらBS放送で「日本のいちばん長い日」という題名で1967年製作という、まことに古~い戦争映画をやっておりました。

 2時間38分という長編映画の開始間もない辺りからネットをチャラチャラとしながら横目で観ておりました。観始めた最初は、古い映画なので「どうでもいいけど」っていう気持ちで。。。。

 しかしどうでしょう、それが10分も観続けているうちにのめり込んでしまい、私は終始目を離せなくなっておりました。

 登場人物は皆、実名で出て来るからノンフィクション映画かと思いきや、終戦前夜に将校のクーデターと話は流れていくので、「なぁんだフィクションかよ、人騒がせな!」と思い映画を観終えたのであります。

 翌日(今日)、ちょっと気になって調べてみたらこれがなんと、史実を忠実に再現した映画だというではないですか!!

  http://www.j-kinema.com/ichiban-nagaihi.htm

 映画の内容は大まかに、

  •  昭和天皇が終戦を大臣達を前に通達する御前会議
  •  終戦が内定している事を知らずに特攻命令で飛び立つ若者達
  •  玉音放送を阻止しようと、クーデターを決起する若手陸軍将校達

 配役は、昭和天皇(松本幸四郎)から鈴木首相(笠智衆)から玉音放送前に切腹してしまう阿南陸相(三船敏郎)、そして反乱将校の畑中少佐(黒沢年男)と井田中佐(高橋悦史)、NHKアナウンサー(加山雄三)など、配役は実名でみどころ満載で目が離せない迫力の映画でありました。

 全ての出演者が戦争体験者である為なのか、今の戦争映画では絶対これほどまでには伝わらないリアルさでのめり込んでしまい、終始目を離す事の出来ない「天晴れな映画」と言いたくなるほどの出来栄えだった。
 そして、戦争体験者達が演じ製作されたこの実話に基づく作品は、歴史の教科書等では決して学ぶことのない内容の貴重な映画かと思われてしまう内容かもしれない。

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 ふと、思ってしまったのだが、結婚よりも離婚の方がエネルギーを使うと言う話をよく耳にしますよね。これと同じで、「戦争も開戦よりも終戦のほうがエネルギーを使うものなのかな」と観てるほうも非常にしんどい気持ちにさせられて、観ている側にそれが伝わってくる映画でありました。

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深く考えさせられた戦争映画  「戦場のアリア」

2007年04月08日 | 映画

 先日、実話を基にした戦争映画のDVDをレンタルして鑑賞しました。

 この映画は、第一次世界大戦下のフランス&スコットランド連合軍×ドイツ軍の塹壕で、互いの兵士達がクリスマスに交流した前代未聞の休戦をした事実を題材に製作された内容の作品です。

 そしてこの作品は、2005年のフランス映画観客動員数1位で、フランス映画祭観客賞受賞作らしいです。

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 この作品の面白さは、どちらの軍が主役でどちらが悪役という設定をしておらず、両軍の視点から公平に人間ドラマを描いているところがとても珍しい。

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 そしてこの映画は、勝つか負けるか!? という結末をテーマとした今までの戦争映画とは違い、これは反戦を意図した戦争映画である。
 映画を見終えた後、現代社会に対しても何かのヒントにならないかな!? などと考えさせられてしまう一本でありました。

 私の中では、今のところ一番印象に残る反戦映画になるのかもしれません。

 { 戦場のアリア オフィシャルサイト }

 http://www.kadokawa-pictures.co.jp/official/aria/

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