先週後半に発売された,週刊誌をざっと立ち読みした。
遠く,はるか上段から観ている。この日本の惨劇を。所詮そんなものか。
悪質なのは,「次の地震はいついつだ」などとガセネタを書いているところ。雑誌によっては3/19に大地震がくる,なんて言っていたが見事に外れた。エセ科学もいい加減にしておけよ。
何度も書くが,政権批判ばかり続けるパワーがあるなら,そのパワーを被災地の方々に向けてあげなさいよ,と編集・記者・版元には言いたい。いまは国益を考えて行動してほしい。民間企業だからこそ。
週刊文春しかり新潮しかり,エロオヤジ向け(自分もエロオヤジではあるが)大衆紙しかり,みな同じ論調だ。
批判もいいが,いまなら,「無駄な出版を一時停止し,そのお金で物資輸送に協力します」と宣伝した方が会社の株もあがるんじゃないか。それはそれで下衆,と言う人も居るだろうけど,無駄遣いではないだろう。
あと。やはり茨城・千葉の情報が少ない。茨城はとくにスゴイことになっているというのに。土浦だって1週間断水したんだ。やっと情報を得ましたよ。
とにかく,マスコミが情報源としてあてにならないので,検索ばかりの毎日が続くのだ。もちろん小心者だからPCでね。携帯じゃムリっす。腕が痛くなってくるヨ。パケット代金は定額らしいけど,とにかく速度が遅い。
オバマ大統領、初の「戦争」開始…対リビア(読売新聞) - goo ニュース
日本人にとっては,空爆に使うエネルギーがあるのなら,日本に送ってよ,と言いたくなる出来事ではないだろうか。
米国歴代大統領は「新自由主義」のもと,「民主主義原理者」と化し,なんでもかんでも民主的ならいいのだ,という発想をしているのではないか。
もっとも,米国としては,ありあまる軍事力を,日本の被災のときもある意味「見せつけ」にきたわけだし(でも,あの空母のおかげで相当助かっているのも現実),リビアに対しては,とにかく余っている軍事力を使いたいのだ。「俺様が警察だ」というための軍事行動。
日本人として,オズマは,やはり,こんな戦争介入はしてほしくないと思う。ましてや自衛隊に派遣要求がきたら「今回ばかりはNO」と菅総理は返事をすべきだろう。
軍艦や航空機に使うエネルギーを重機に変えて,それで日本復興のために力を貸したほうがオバマへの評価は高くなるのではないだろうか。世界的に見ても。「戦争より人道支援を選んだ大統領」として。カダフィと争うより,こんな単純な自分の評価をあげる考えをもってはいないようだ。
それにしても,ノーベル平和賞って,どうなってるの? 一度受賞した人に「却下」と言いつけることはできないのですかね。戦争を始めると,また民間人が犠牲になるんだ。
米国は,結局,この「パワーバランス」が恐ろしくコントロールされている国なのだろう。間違っても核兵器なんて使わないでくれよな!
ナショナルジオグラフィック。
普段は適当に覗いている程度のサイト。左にリンクしているところです。
だが,今回の大震災でかなり衝撃的な写真があったのでここに転載します。
場所は,茨城県・大洗。オズマにとっては,幼少の頃から何度も訪れ,とくに涸沼でのハゼ釣りについてはつい数年前まで毎年行っていたところでもあり,非常に馴染み深い。
それが,それが,こんなことになるとは!
津波が渦を巻くなんて予想もしなかった。地震教育はまだまだ自分の中でも消化不良だ。
とくに大洗付近にお住まいの方々にはかなりショックで不謹慎だといわれるのはわかっている。
しかし,真実は真実として,自分の記憶の中にもしっかり定着させるためにも,また,今後の対策にも,転載させてもらうことをご了承頂きたい。
さて,話はまったく変わるが,当分水郷釣行のメドは立ちそうにない。ちょっと危険すぎる。ようやく地元の方の撮影した映像を発見したが,R51もところどころ波打っている。鹿島線も復旧していない。
ボクには釣れない荒川水系で頑張ってみるしかなさそうだ。一応バスが居るのは何度も確認しているし,たった数匹だけど釣ってもいる。もうそろそろ,なんとか釣れるのではないだろうか。
多摩川は......近くて遠いものだ。自転車でキリキリ漕いでいくしかないが,コイの過去のポイントしか知らない。吸込み仕掛けはまだ持っていたっけ? 富士五湖は,まあ,非常に景色はいいので気分転換にはなるだろう。でも,あのありえない渋滞にはまりに行く気持ちはない。
あらためて水郷の偉大さを知りました。水郷で,ボクのような人間でもお役に立てることはないだろうか......。金銭より,とにかく力を貸してあげられるのなら何でも,というところです。まあ,部外者は行かない,というのが一番復興の邪魔にならないことだろうなあ。
まさに,「自民党政治」の象徴である,この男。
国内の非常事態である。この場合,野党だとか連立だとか,そんな目先のことで喧嘩しているべきではない。
ただ,民主党も,お願いするとき,直接会いにいけば話は変わったかもしれない。枝野さんが倒れちゃいますよ。菅さんも倒れちゃいますよ。それを狙っているんだろう,自民党は。国益よりも。
国家の一大事において,国会対策だとか選挙だとか,本当にセコイ。民主党の対処能力が低い,というなら,谷垣さん,あなたはなぜ協力しないのですか,と問いたい。
非常事態に,派閥の論理・連立などはとにかくおいておき,議員として「公僕」を務めるのならば,なんでも協力しよう,そういうのが「男」であり「侍」だと思う。
今回ばかりはあまりにも稚拙な自民党の対応に呆れてものが言えない。