オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

水郷でクランクを引きまくるには....。

2010年10月27日 05時35分11秒 | オズマのバスタックル
 オズマにとって,クランクベイトとは「1年中釣れるルアー」である

 ワームはアクションに自信を喪失している。スピナーベイトは,まだまだという感じである。

 やはり,最大の自信になっているのは,いわゆる「得意ルアー」をもっていることもあろう。要は「自分でいいな」と思うルアーである。

 そこで,潜行深度がほぼ同じルアーを4種取り上げて比較してみる。


左から時計回りに。①ブリッツMR,②CB-200
③マッドパピー5F,④クラシカルリーダーCL55-DR。

 ①は,実はまったく釣れていない にもかかわらず挙げたのは比較対象に,ということ。

 ①は,動き自体は結構ナチュラル。リップがスクエアなので,ノーマルブリッツのような動きを期待するが,まったく別のルアーである。
 そして,このルアー,ことごとく障害物回避能力がよろしくない
 もちろん,あくまで次に挙げる②~④のルアーと比較してだが,とにかくやたら引っかかる。巻くのをストップしても引っかかるのだ。というわけで,オズマに実績はない。ノーマルブリッツはいくらでも釣れているのでレポートを参照してほしい。それでもこうしてもっているのは,「可能性」に気づいていないだけなのでは,と思うからだ。

 ②は,もはやオズマの代名詞ルアー。
 このクランクほど「障害物回避」のうまいルアーをオズマは知らない。したがって,高活性時期にはかなりの頻度で投入する。したがって釣れる。また,圧倒的なラトルサウンドで,バイブレーションをも圧倒すること容易にある。とくに初夏~晩夏に効果が大きい。中古では500円前後なのでぜひ購入してみてもらいたい。オススメカラーは「好きな色」だ

 ③は,人気がまったくないが実績は相当のシマノルアー。
 このルアーの登場で,クランキングが変わった,いや,幅が広がったといえるほどのものだ。
 アクションは明確。アピールも強い。しかし,ノンラトルなので,比較的プレッシャーにがかかったときでも釣れている。52cmも釣っているので相当の信頼を寄せているがついに廃盤。中古市場でも出まわることが少ないので,とにかく買い占めしている。個人的に,「うーん,ノンラトルか」とひらめいたときに使っている。
 だが,最大の欠点はノーマルフックがオハナシにならない強度だということ。とにかくちゃんとしたフックに交換することは必要だろう。また,アイにリングがないので,スナップでの使用が前提ともなる。

 ④は,発売時から釣れていたが,気づくとDRモデルばかりだった,というもの。
 動きはかなりワイルドである。アメリカンルアーのような感じのラトル音(コトコト音)もする。
 このルアーは,根掛りしやすいのだが(水深1mのところでDRモデルを投入するから当然の結果),純正フックが適度な強度で,だいたい「強引に」引き抜けば抜けてくる。
 このルアーは,春の初め「そろそろクランクか」と思われる水温,だいたい14℃になるかどうかという時期から,だいたい1年中釣れるのだが,根掛り回避能力でCBに優ることはない(というか,まず他のクランクでCBを超えているものはないと思う)ので,「今日は厳しいかも」というときに投入している。
 中古価格は300円前後と,とんでもない安価で売られているので,オズマは30個近くをもっている。

 さて。代表的なクランクを挙げたが,これをつかいこなすのにもっとも必要なのはラインである。「グラスロッドが巻物にいい」とよく言われるが,個人的な経験では,グラスの吸い込みの良さを体感したことは少ない。それよりも,障害物に巻かれた記憶が鮮明だ。個人的には,コンバットマシンガンが圧倒的にオススメだ。

 で,ラインである。


浜豪力は見つけたら購入する。
GTRは通販で購入。

 基本的に「ウルトラGT-R」「スーパーGT-R」を「気分で」使い分けている。しかし,とくに利根川のゴロタ石などでは耐摩耗性の差が顕著にでるので,基本的にはウルトラGT-Rである。
 スーパーGT-Rは,「赤いリール」に巻くことが多い。なぜか色がマッチするような気がするからだ。
 浜豪力は5号を使用する。かなりいいラインだが,どういうわけかオズマの行く店舗では売っていないことが多い。

 この他には,サンライン・マシンガンキャストもオススメだが,600m巻が発売されていないので,どうも割高で使い続けることはできない。性能は相当のものだが,まあ,ウルトラGT-Rを「透明にしました」ような感じもする。

 まあとにかく,太いラインでゴリゴリ巻く。回収器を用意する。この2点を決めてひたすら巻き続ければ結果はでるだろう。

 そうそう,当然ローテーションは頻繁に行うこと。ちょっとでも状況が変わったかな,と思ったら,とにかく変えてみること。それが最大のクランク必勝法かもしれない。

 以上,アタリマエの話ばかりだったが,こんな感じで引きまくっているだけなのです。オズマの釣りは。