オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

釣りにはイケそうにない。

2010年10月16日 08時48分00秒 | オズマの独り言
 腰痛が悪化。ダメだこれは。しばらく休みます。

やはり福岡伸一もバス問題の本質を知らない!

2010年10月16日 08時35分51秒 | オズマの読書感想文
 福岡伸一という人が「生物多様性」なるものについて本を書いているらしく,とりあえずバス問題のことをどこまで書けているのか確認してみた。

 無駄だった。

 生物学者のほとんどが,実際に琵琶湖や霞ヶ浦などでの「聞き取り調査」などもせず,流布しているうわさ話をそのまま垂れ流している。その点で,この人も学者ではない。無批判に転用するなら誰でもできる! 学者に必要なのは「批判的精神」なのにもかかわらず。

 バス問題は漁業問題・お金の問題である。これが本質だ。

 琵琶湖では,琵琶湖総合開発が琵琶湖沿岸の植生を変えてしまった。これが,コイ科類の減少を招いた。霞ヶ浦では全面護岸である。ここに在来の生態系なるものを定義することすら難しい,とは,国も認めていることだ。

 御用学者なのだろう。アタリマエのようなことを言って稼ぐだけの。

 バス問題は,「釣具業界・釣り人・漁業関係者・観光業者」の間で複雑に「お金」が絡んでいるのだ。野尻湖で,裏磐梯で,スモールマウスが有効利用されている例も挙げていない。

 物事の多面性を取り上げられない,そんな点でもこの学者モドキはオシマイである。