時々雑録

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負けて泣いたか

2014年10月05日 | かぞく
昨日は娘の幼稚園の運動会。最後の競技は、恒例の年長2クラス対抗のリレー。2年前、まだ娘が年少のとき、こちらの記事で、負けた組の女の子たちがみんなで大泣き、となるほどの子供たちの真剣さに驚いた件を書いたのですが、その番がわれわれに回ってきました。

結果、娘の組は一周半つけられた差を終盤追い込みながら若干の差で負け。悔しさで半べそ、という子はいたらしいけど、大泣きするようなことはなし。。。。二学期がはじまって運動会の練習に入ると、娘の組はさいしょのうちは負け続け。くやしいかれらは下園後、園のすぐ外の公園(運動会の会場でもある)で毎日のように練習、出走順も話し合って何度も変更、と超本気で取り組んできました。

練習では順番を決めるものの、途中でわからなくなって、いつの間にか全員が走り回っている、という状況に陥ることもしばしばでしたが、和気あいあいと、でも真剣に相談するようすに、「お前ら仲良しだなあ、成長したなあ」と。その結果、勝てるようになり、相手もくやしくて作戦会議。。。 と、このひと月で、みんな走力じたいずいぶん向上したようです。過去の年長さんたちも、こんなふうにみんなで積み重ねてきたからこそ、大泣きするほどの悔しさをかんじたのでしょう。

と、そんな様子を見てきた親の方も、みんな声をからし、飛び上がって大声援。終了後もみんなで感慨に浸り、私はある子のお父さんと「いい勝負でしたね」「ムネアツでしたね」。また別の子のお母さんは「これからみんなで打ち上げ行きたい気分」。

さて、その日の夜のふとんの中、「ところでね、小学校になると、リレーは選ばれた子だけが走るようになるんだよ」と嫁さんに教わった娘は、そこで涙。理由は、「みんなで走りたい」。。。 早い子もおそい子も、それぞれ自分の走力のかぎりでがんばって、ルールが飲み込めない子にはみんなで教える、親はそんな様子を垣間見せてもらい、レースになれば、みんなで、順番にぜんぶの子を、「行け~○○!」と声をからして応援する。なるほど、こういう機会はこのあとなかなか訪れないかもしれません。そんな仲良したちも、あと半年で3~4の小学校に分かれることになります。

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