小安中学校第10期生 Version 2

自然豊かな栗駒山麓にたたずむ学び舎から巣立った、我等40人の恋と涙と心の交流を綴るサイトである。

「ツタンカーメンから有馬温泉まで」

2012年06月06日 | 共に生きる

   先月の31日から3泊4日で、息子夫婦のいる兵庫と

大阪の旅に出かけてきた。

  大阪駅で四国(愛媛)の両親と会う。ツタンカーメン展を見学する

ためである。47年前(1965年)、日本を熱狂の渦に巻き込んだ

ツタンカーメン王の「黄金のマスク」が来日して以来である。

世界的なエジプト考古学者ザヒ・ハワス博士は、CTスキャンや

DNA鑑定によって、ツタンカーメン王の健康状態、死因、死亡年齢、

親子関係など、今まで仮説の域を出ることがなかった真実を明らか

にすることに成功したからである。

黄金に彩られた副葬品の数々は、今を生きる私たちを3300年前

の世界へといざなってくれた。

   2日目は姫路城の見学である。姫路城は慶長年間に建てられ、

日本で初めて、ユネスコの文化遺産に登録されている。

今、姫路城は工事中で大天守の修理・見学ができたことが大きな

収獲であった。最上層の大屋根や漆喰壁を間近に見学ができた。

伝統的な工法によって受け継がれてきた城郭建築の醍醐味を

感じることができて有意義であった。・・・・。

  3日目は有馬温泉に6人ででかけた。この温泉の歴史は古く道後、

白浜と並び日本三古泉に数えられている。太閤秀吉は湯治のために、

たびたび有馬に足を運び、千利休らとともに盛大な茶会を催したと

いう。古来から有馬の元湯として外湯の「金の湯」、そして「銀の湯」

に入って汗を流した。千四百年の歴史をもつ有馬は、関西の奥座敷

としての史跡・景勝などのスケールの大きさに感動してしまった。

 帰りに神戸プレミアム・アウトレットでショッピングである。私も

5人と店員さんからコーデイネートしてもらい、ワイシャツとスラックス

から細めのGパン、Tシャツ、グリーンのシューズなどを試着して

みるのだった。服装に無頓着な私は、一転してファッションにみがきを

かけることになるのであった・・・・。

 3泊4日の関西の旅もまたたく間に終わった。息子夫婦宅を拠点に

四国(愛媛)の両親とも気兼ねなく楽しい旅ができた。これを企画して

くれた息子夫婦に感謝である。

                         (サトー)


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