今日は東日本大震災から3年目である。
午後2時46分に私の行っている小学校では黙祷が行われた。
避難者は全国で約26万7千人、まだ9万7千人の避難者が
仮設住宅の暮らしを余儀なくされている。この秋田県にも
1084人の避難者がいるという。
避難者が避難生活のなかで体調を崩して命を落とす「震災関連死」
が3000人に迫っているのだ。あまりに痛ましいことではないか。
避難が長引けば、故郷の崩壊が進むのではないか気がかりだ。・・・
自宅が高台で難を逃れた宮古の同級生に電話をしてみた。
「家の周りの雪が融けないで残っていて、消し方をしているよ」と
元気な声が返ってきた。お互いの近況を語り合った。
被災者の不安に耳を傾けて、被災者の生活と生業の再建へ、
国の支援をより強化していくべきと強く思った1日であった。
(サトー)