「GyaO!」でラストサムライを観ました。
幕末。南北戦争の英雄、オールグレン(トム・クルーズ)は、近代化を目指す
日本政府に軍隊の教官として招かれる。初めて侍と戦いを交えた日、負傷した
オールグレンは捕えられ、勝元(渡辺謙)の村へ運ばれた。勝元は異国の村で、
侍の生活を目の当たりにしたオールグレンは、やがて、その静かで強い精神に
心を動かされていく。
変わりゆく時代に失望し、遠い異国で、信念を貫く武士の精神を吸収していく。
彼が出会った日本の侍たちが真のヒーローとして描かれる。
勝元を演じた渡辺謙の迫力は、トムをも凌ぐほど強烈だ。さらに、真田広之、
小雪など素晴しい演技を見せ、日本人による日本の演技がきちんと表現されて
いる。アメリカらしい演出が出すぎた部分もあるけれど、異なる文化をうまく
際立たせ交差させて、充分に納得し且つ楽しめる大作だった。
ただ、パソコンの画面では、ユーチューブ動画みたいで迫力に欠けた。
戦闘シーンは、大スクリーンで観るのが最高だ。
今回はタダなので思わず観てしまった、今月14日まで視聴できる。
時間のある方はぜひごらんになっていただきたい。
パソコンで2時間半は長く感じる。いい映画です。