昨夜、小町祭りの宵祭りに行ってきました。
初めてです、幻想的な遠い昔の恋を感じました。
宵まつりは、小町伝説になぞらえ、幻想的にしかも優美に行われます。
暗転の中一点の灯りをともし、小町と深草少将との叶えられなかった逢瀬を
一枚のスケールにした「逢瀬の図」、「小町おどり」、悠久の伝説を語る
「小町太鼓」など、明日の「小町まつり」にむけてムードが高まります。6月13日。
小町祭り 宵祭り
↑「綾瀬の図」の動画です、うまく撮影できませんでした。
詳しくは下記を参照してください。
本祭は芍薬の花香る小町堂では祝詞奏上に始まり、巫女舞で神前を清め、
小町の霊魂を呼びもどしているうち、謡曲「通い小町」が会場に響きわたり、
市女笠に身をつつんだ七小町が登場すると、会場につめかけた多くの見物人
から溜息とどよめきがおこります。
七人の小町娘は次々に和歌を朗詠し小町堂に奉納する、まさに平安時代へ
のタイムスリップします。
祭りの終わりには大勢の稚児が可愛らしい化粧で稚児衣装をまとい行列すると
一段と美しさがまします。小町おどり、小町太鼓の奉納、紅白もちまきなどが
加わり他に類のない優雅なまつりです。
ここで一句
「カルピスを飲むたび浮かぶ遠い過去嬉恥ずかし青春のとき」