コロナウィルス禍の最前線で頑張る医療従事者への感謝とエールの気持ちを送ろうと、アルビレックスが「ONE-NIIGATAユニフォーム」を贈呈したというニュースが報道されました。ボクがこのニュースを知ったのは、9日(火)夕刻のNSTの「NEWS タッチ」です。
県庁の花角知事らを訪問してユニを贈呈したのは、是永社長、アルベルト監督、キャプテンの堀米悠斗選手の3人でした。
花角知事は、アルビのユニを着て出迎える(昨シーズンのユニだけど)サービス精神を発揮し、カメラの前でポーズまでとってくれました。クラブとしては、6月27日のJ2再開に向けてのPRも意味もあったのでしょうね。
ビッグスワン20周年を記念して制作した「ONE-NIIGATA」ユニフォーム。本当だったら「ONE NIIGATA~ビッグスワン誕生20年~」イベントを5月6日(水・休)アビスパ福岡戦において実施し、イベントの目玉として来場者にこのユニをプレゼントするはずだったのですよね。
医療従事者の皆さんへの感謝とエールという本来の意味ではもちろんですが、たくさんある記念ユニ在庫の有効活用という意味でも、「県民一丸でコロナ危機を乗り越えよう」という意識啓発の意味でも、リーグ戦再開のPRの意味でも、今回の取組はとてもよかったと思います。
特に感心したのは、キャプテン堀米選手のインタビューの様子です。ゴメスはコロナ対策に取り組む医療従事者の皆さんへの感謝の言葉を述べたのですが、これが実によどみなく滑舌さわやかで、視聴者にも好印象を与えるものでした。好感度ますますアップです!
ゴメスっていつもそうだけど、必ずインタビューやコメントなどを「自分の言葉」で語りますよね。原稿を棒読みだったり、カンペを目で追うなんてことが絶対にないのです。だから言いたいことに心がこもっているし、ハートが伝わってきます。
これって簡単のことのようで、なかなか難しいことですよね。年齢の行っているボク達でも、なかなか上手にできずに反省することばかりです。ゴメスの頭のよさと誠実な性格が、よく伝わってきます。
リーグ戦が再開したら、ゴメスのキャプテンとしての勝利インタビューが、もっともっとたくさん聞けることを願っています。