プロ野球の開幕そしてJリーグの再開の日程が発表され、「日本プロスポーツもようやくコロナからの脱却に前進だな」って喜んでいましたら、名古屋グランパスの金崎夢生やジャイアンツの坂本勇人らにコロナの陽性反応が出たとの報道がありました。
「金崎って鳥栖じゃなかったの?」って疑問はこっちにおいといて、せっかく「ようやくプロ野球やJリーグを楽しめる!」って喜んでいる多くの国民が、またがっかりするようなことにならないといいけどなぁ…と心配しております。どうかボクらに、「Jリーグのある週末」が予定通り戻ってきますように!
さて、「このまま行けば9月か10月にはキャッシュがなくなる」「つまりアルビレックスが倒産する」という、衝撃的な是永発言があったのが4月中旬のことでした。それを受けてアルビレックス後援会から、「特別募金のお願い」の文書が後援会員に届いたのが5月半ばでした。
特別募金が始まってわずか半月足らずですが、1373件、金額にして2118万円の寄付金が集まったとの報道が、新潟日報やクラブ公式HPで報告されていました。すばらしい!クラブの危機に瀕し、身銭を切って支援するアルビサポの姿。ボクは誇りに思います。ありがとうございます。
ボクはこの「特別募金のお願い文書」が届いたときに、「週アルの記事(5月14日)」の中で、「シーズンパスを保有しているサポーターの中には、「シーズンパスの払い戻しはいいから(一部を)クラブのために使ってくれ」という考えの人も少なくないと思います。ボクらもその中の一人です。ですが、今回の「特別募金」と「シーパス払い戻しの辞退」の両方は負担が大きすぎる…というのも、庶民感覚としては当然のところでしょう。「今後、こういう形(シーパス払い戻し辞退)でのクラブ支援もあります」という情報をいただければ、クラブ側の手続き事務の経費を削減することへの協力にもなるのではないでしょうか。」と書きました。
それに対しクラブ側は(別にボクの要望に対して応えたわけではないですが)、公式HP上に「2020シーズンパス・年間駐車券の対応について」掲載し、「払い戻し金をクラブに寄付する方法」について告知してくれました。HPに掲載されているフローチャートもわかりやすいです。
で、わが家の今現在の対応なんですが、B「シーズン終了後に払い戻しか寄付かを判断する」を選択しました。リーグ戦再開の目途は立ったわけですが、コロナとの戦いは長期戦になっていくことも十分予想されます。無観客試合、観客数を制限した試合など、今後もJリーグやクラブの臨機応変な対応の決断を余儀なくされる可能性もあります。
今現在、もちろんボクも「クラブをしっかり支援したい」という気持ちは大きいのですが、その「支援する寄付額」が決定しない今の段階で、寄付を決断する勇気と生活上の余裕はありません。同様の理由で、後援会の特別寄付も行っていません。ごめんなさい。
クラブとしては、本当は「今使えるお金」が欲しいのでしょうね。それも理解しているんですけどね。
あともうひとつ。「尻の穴が小さいヤツだなぁ…」って思われるかもしれませんが、「(払戻金の)すべてを寄付するか否か」つまり「All or Nothing」ではなく、「払戻金○○○○○円の半額」とか「その中の1万円(とか5000円とか20000円)」とか、選択肢を設けることも必要なんじゃないかなぁ…とも思っています。今回Bを選択したサポーターに対して、リーグ戦終了時点に対応してもらえるといいな…と思います。