もうお読みになった方も多いと思うのですが、スポーツナビに掲載中の記事「玉乃淳・新GMの新潟再建プラン~戦える選手たちと「あるべき場所」へ~」は、アルビサポ必見の内容ですね。特に今シーズン移籍してきた選手に関する記述には目を見張り、読んでいて嬉しくなってきます。
●ファビオ選手はヨーロッパのトップチームからオファーがあった中で、新潟を選んでくれた。
●マウロ選手もスペインの2部なら問題なくスタメンで出られるのに来てくれた。
●ゴンザレス選手の代理人が嘆いていましたよ。メキシコやアルゼンチンからも魅力的なオファーがあったのに、なぜ新潟を選ぶんだ? って(笑)。
●東京五輪世代のGK小島(亨介)選手は、ポテンシャルで言えば超J1級だと思うんですが、昨季の大分トリニータでは高木(駿)選手の壁に阻まれて、リーグ戦では試合に絡むことができませんでした。ただ、どれだけ高木選手がスーパーなGKなんだろうと興味を持ってしまうほどに、彼の能力は高いんです。
●V・ファーレン長崎から獲得した右SBの大本(祐槻)選手もJ1レベルのスピードと運動量がありながら、なぜかJ2にいる。それも本当に不思議でした。
●柏レイソルから期限付き移籍のDF田上(大地)選手、長崎から期限付き移籍のMF島田(譲)選手も同様です。彼らの獲得が決まった時、監督と電話越しに乾杯したことを今でも鮮明に覚えています。おめでとう、おめでとうって、2人で無邪気に喜び合いました(笑)
さらに玉乃氏の記述は続きます。
3年後とか4年後、「2020年の新潟って、すごい選手がいたよね」って、誰もが振り返るようなチームになるんじゃないかと。例えばファビオ選手がセリエAのクラブに移籍するとか、ゴンザレス選手がスペインに行くとか、新太選手や舞行龍選手が日本代表の主力として活躍するとか──。そうしたことを実現しうるタレントがそろっているわけです。スタッフはすでにそのことに気付いていますが、あとは選手たち自身がそれを自覚し、いかにチームとしてまとまるか。彼らが本来プレーすべき場所(J1や日本代表)に立つには、キャプテンの堀米選手だけでなく、一人ひとりが強いキャプテンシーを持つべきなんです。
いやぁ~なんか、「マジッすか?」「J1昇格&J2優勝が実現しそうだね?」ってワクワクしてきちゃいますよ。「理想通りの補強ができた」と断言するGMの言葉に、ボクらも「今年のアルビはやるぞ!」っていう強い勇気が、心の中に漲(みなぎ)ってきます。
金沢戦のホームでの5失点敗戦に凹んでいる皆さん。玉乃GMの力強いインタビュー記事を読んで、元気を出しましょう。「そんなにいい選手を補強したんなら勝てよ!」「金沢戦の5失点はないだろ?」なんてことは、思ってはいけません。いや、思っても口にしてはいけません。チームが完成し成熟してくるのは、毎年リーグ戦の終盤というのがアルビのお決まりのスタイル(まぁそんなんじゃ困るんだけど)。今シーズンは監督も変わったし、コロナの影響で準備期間が長かったわけなので、遅くとも夏までには間違いなく快進撃が始まります(って思いたい)。
今週末のホーム松本戦でがっちり勝利し、ボクらの心をスカッとさせてくれると信じています!頑張れ!アルビレックス!