県民会館で行われた、「2015アルビレックス新潟激励会」に行ってきました。チケット争奪戦が行われ、「見たくても見れない」という多くのサポがいらっしゃった中、ボクら夫婦はとても良い席のチケットを手に入れることができ、終始幸せな気分で激励会に参加しました。県民会館の場内は、「今年が楽しみでしょうがない」というアルビサポの熱気でムンムン。1か月ぶりの懐かしいお顔もあちこちで散見し、「あぁまた始まるぞ」という幸福感&ワクワク感に浸ることができました。あぁ幸せだこと。
FMポートの立石さんの全体進行、スカパーのサッカー番組でお馴染みの平畠さんの軽妙なトークショーでの選手インタビューで、会はとても楽しく進みました。ボクらとしては興味津津なのが新加入選手の様子です。では、そのへんも交えながら、トークショーの様子を紹介しますね。
トークショーは4グループで行われましたが、最初の組は右から黒河、健太郎、レオ、ラファ、尚紀、平松(国士舘大学から新加入)の6人でした。いきなり黒河選手と尚紀の爆笑の先輩・後輩談義から始まり、楽しいトークでした。レオとラファのハッピーターン話や、健太郎の「キャンプのことを考えると今からゲロ吐きそうです」なんていう話に、会場のボクらにも「アルビのキャンプはホントに厳しいんだな」ってことが伝わってきました。
期待の新人FW平松選手は、「シューと呼んでください」と爽やかな笑顔であいさつ。アルビユースから大学に進学し、大学を卒業してアルビに入団するというアルビ史上初めてのケースの入団選手です。尚紀とはユースで先輩と後輩の仲だそうで、終始笑顔でチームに溶け込んでいる様子が印象的でした。
トークショーの2組目は、右から裕紀、山崎(ジュビロから完全移籍)、達也、康裕、小泉の各選手。この組は「ジュビロ系選手」を集めたんでしょうかね。注目の話題は何と言っても達也の背番号が14番に変わったことでした。「ずっと14番をつけたかったのに、小塚というルーキーが譲ってくれなくて」という達也の真相暴露にボクらはびっくりでした(笑)。康裕は相変わらず照れ屋で、おしゃべりは苦手な様子でした。慶くんは、今年は出し物なし。ちょっと大人しめでしたね。平ちゃんがふればもしかしたら出し物の用意があったのかも?
注目のFW山崎亮平選手について、ジュビロで一緒にプレーしていた裕紀が、「ドリブルで1人抜いて、2人抜いて、3人目も抜いちゃう」って嬉しそうに話していたのが印象的でした。身長は高くありませんが、筋肉の塊のような山崎選手。ボクの印象としては、昔アルビにいた深井選手に似ているような感じでした。南魚沼市生まれで、今もお祖父ちゃんの家があるという山崎選手。アルビに加入する運命だったのかもしれませんね。「ジュビロがプレーオフで負けちゃって」という小声で言った正直なトークにも好感を持ちました。得点をたくさんとってね。
トークショーが2組終わったところで、ユニフォームとオフィシャルスーツの披露、そしてレディースのあいさつが行われました。ユニのモデルは宗(しゅう)と武蔵。武蔵が着ているのはカップ戦用のホーム用ユニです。なかなか新鮮な感じですね。カップ戦専用ユニを作ったんだから、今年は予選敗退なんてことはやめてね。そうそう今年のユニは、背番号の数字の色とデザインが変わったそうですよ。スーツの方のモデルは、カズ、舞行龍、尚紀のお馴染みの3人でした。坂井商事さんのカッコイイスーツに、新しいデザインのネクタイもよく似合っていました。あと、レディースでは小原選手がスカート姿で登場。とても素敵でした。(この話題は機会があったらまたいずれ)
トークショーの3組目は、右からカズ、前野(鹿島から完全移籍)、マサル、成岡、高聖、マツケンの6人でした。上の画像ではみんな俯いていますが、実際にはなかなかいいムードで楽しいトークでありました。このチームは、前野選手絡みで愛媛で一緒にプレーをしたカズとマサルを同じ組にしたんですね。細かい配慮を感じます。マツケンが完全移籍して、なんか吹っ切れたような印象を受けたのはボクだけでしょうか?「代表チーム参加して」とか「まだまだいいクロスが少ない」など真摯な発言があるかと思えば、高聖に「いいこと言うね」と突っ込まれた「新潟に帰ってきて心がやすらぐ」発言や、マサルやカズに出した「雑ですね」発言など、いい味を出していました。成岡の「ボクが入団した時よりも(選手が)いいムードです」という発言も印象的でしたね。あと、激励会全体の中で「カズがいい味を出してるな」って何度も感じました。「上越の星」から「新潟の星」になるぞ!って感じ。
注目の新加入選手、気遣いの男:前野選手は、身長172cmと意外に小柄でした。ハスキーな声がとても印象的でしたね。「左サイドバックはまかせてくれってことですね?」という平ちゃんのつっこみに、「はい」と力強く答えておりました。平ちゃんがその後、「あっ大野選手ももちろん…」みたいに慌ててフォローしていましたね。左SBに限らず、今シーズンのポジション争いは高いレベルで熾烈な戦いになりそうです。それが当然チーム力のアップに繋がるわけなので、非常に楽しみであります。
最後の4組目は、右から舞行龍、指宿、ジュフン、武蔵、守田、川浪(徳島から完全移籍)の大型選手6人でした。なんたって、舞行龍と武蔵の185cmが一番低いっていうメンバーですからすごいですね。話題は自然と「高い身長で困ったこと・得したこと」みたいな話題に。守田がリラックスしてとてもいい笑顔で話していたのがボクは印象的でした。指宿との信頼感に満ちた掛け合いも頼もしかったです。あと、川浪選手は礼儀正しい好青年ですね。きちんと立ってあいさつをする姿に好感を持ちました。ジュフンの日本語もうまかったし、武蔵は新ネタを披露したし、とても楽しい大型トークでありました。
しかしまぁ、舞行龍のカッコよさは別格ですね。いちいちやることが「すべて絵になる」って感じ。今回は「ACL(エーシーエル)」の発音が日本人とはまるで違うってことで、武蔵や他の選手に突っ込まれていたのがとても面白かったです。「仮面ライダー」には大笑いでありました。
激励会の最後を締めたのは、柳下監督の力強い挨拶でした。監督自身が自分の言葉で、自分の気持ちを正直に語っている感じがボクらにダイレクトに伝わってきて、とてもヨカッタと思います。「昨シーズンは非常にいいサッカーをしていた」という成果に関する自己評価と、「今季はゴールを奪う部分を重点的にやっていきたい」という今シーズンの課題を明確にし、その上で「タイトル獲得」という目標を明確にする、非常にインパクトのある挨拶でした。監督、今年もボクらはしっかりサポートします。よろしくお願いします!
県民会館を出たら、外は猛吹雪でありました。しかし、ボクらの心の中は日本晴れ。とても清々しい気分で長岡に帰ってまいりました。さぁ!今シーズンも始まりますぜ!