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おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

日常のこと、

いろいろ。

シェイプオブウォーターについて、そのthe shape of you.

2020-07-21 04:25:00 | ヒューマン

 ギレルモ監督の集大成ですね。
 アカデミー賞納得の出来ですわ。

 一部では獣姦やら異種姦やらって話を聞いたが全くそんなことなかった。
 これは廻り合いのお話です。

 正に『shape』なんですよ。
 自分の形や輪郭をはっきり浮き立たせる。

 ロマンスにしてはちょっとグロいけどw
 そこはギルレモ仕様ですかね。

 久々に映画とはなんたるか、教えてもらった気がする。

 では、また。



パルプフィクションについて、そのWe happy.

2019-08-22 21:49:00 | ヒューマン

 「低俗な小説」ってことなんですが、これこそ映画の本質なのかもしれませんね。

 日常の切り取りだとか。下らないのは確かなんですが、
 そこに人間味があるから、共感できて面白く感じる。作品と呼べる物だと思うんですよね。

 この前見たジュラシックワールドは世界興収第6位なんですよ。俺はそれ聞いて絶句しました。

 面白かったは面白かったけどさ。「その面白さってなに?」って話。
 俺は改めて考えてみたんですよね~

 今の映画は格段に映像が綺麗になって昔出来なかったことが出来るようになったけど、
 それだけになっちゃった気がする。アベンジャーズとか。CG戦闘マシマシ。

 こういう映画ってYouTubeで戦闘シーンだけ上がってたりするじゃん。
 ぶっちゃけそれ見ただけで満足しねぇか? 映画全部見た気になるんよね。

 『売れているものが良いものなら、世界一のラーメンはカップラーメン』

 甲本ヒロトの言葉ですが、現実、今の世の中はそういう時代になりつつありますよね。

 パルプフィクションは酒、タバコ、女、麻薬、暴力とそれはそれは低俗なお話なんですが、その中心にいるのは人間なんです。

 物事に取り囲まれた人間。
 今の映画は物を描いてるだけで、人間がいなくなりつつある。

 では、また。



 P.S.

 『インターネットを僕は一切見ない。

 不特定多数の人が匿名で語ることっていうのは効力ゼロだと思うのね。

 何も言ってないのと同じだし。言えば言うほど、その人の人生が削れていくだけだと思う。

 だからインターネットで誉められても嬉しくない』

今、この言葉をたまたま見ちゃったって深く傷付いておりますw
それでも俺はブログを書くんだ……



ボヘミアンラプソディーについて、その Because I sing!!

2019-04-18 02:57:00 | ヒューマン

 クイーンの自伝映画。

 昨年、映画界を席巻した話題作ですが、なるほどね~
 面白い。少なくともここ数年を代表する映画ではあるわな。

 ロックスターやと、カートコバーンの映画を見たが、こっちはドキュメンタリーで、クイーンの方は物語だね。

 特にライヴエイドのシーンは凄かった。
 フレディマーキュリーの背中をカメラが追って、フッと目の前に観客の波が押し寄せてくる。

 実際の映像も見たけど、再現度高い。というか、本家超えてるw
 すげーな、ラミマレックさん。かなり練習してると思うんだが、努力が滲み出てるよね。

 ラストシーンだけでも見る価値があると思います。
 ただね、良い映画だけに不満点もあるかなと。

 まず題名はダサいよなw
 無論、曲自体は悪くないが、映画の題名としてはちょっとインパクトに欠けるかな。

 「皆を置いて去る」「真実と向き合う」。
 歌詞に掛かってる部分はあるんだろうが……これは俺の感性がおかしいだけかもせんなw

 後、クイーンの映画って触れ込みだけど、実際はフレディの映画ですよね。
 もうちょい他の3人に時間を割いて良かったんじゃないか。映画に深みが足りない部分。

 ポールプレンター辺りの話を削っても良いからさ。
 フレディの同性愛について、見た後調べて初めて知ったんだが、映画と全くちゃうやんw

 フレディに対する暴露とかマネージャークビになったりとか、全部ライヴエイドの後なんかいな。

 映画では色々なけじめをライブ前に着けていたが。
 ハッピーエンドへ持ち込むために時系列を入れ替えとんやな。

 そこはちょっとガッカリというか。
 何かポールさんがかわいそうになってきたわ。

 悪役として仕立て上げられて。
 物語って割り切るなら全カットでも良いくらい、ここら辺の描写は。

 聞いてて無駄やん。現実には悪役なんてもんは存在しないし、
 割り切れることなんてそんな多くない。

 そこまで描けよ、とは思った。
 軽薄な部分が出てしまったよな。

 全ては無理でも映画的な描写をするなら、ポールに最後までライヴエイドを見せつけて、
 そんでフレディが「君はクビな」って肩ポンと叩くとか。

 結局、文句が多くなっちゃったけど、愛故にですよw
 面白いんでね。つまらん作品にここまで言わん。

 では、また。



郵便配達は二度ベルを鳴らすについて、その流れ者達

2017-10-28 04:54:00 | ヒューマン

 題名とは全く内容は関係ありません!w
 もっとアットホームなやつを想像してた。題名に騙されたw

 愛憎不倫劇。何度も映画化舞台化されて、けっこう名作らしい。
 最新の舞台化が今年だったか。話もシンプルでテーマも共感しやすい。長く愛される理由も分かる。

 俺が見たのは81年ジャックニコルソン版。
 最初誰か分からんかったけど、あの生え際は間違いない‼w

 シャイニングのイメージしかないけど、あーいう野性的な男も似合いますね。

 悪いことしたらどこかで報いが来るよと、最後は悲しいエンディングだった。
 原作だとまだ死刑判決が残ってるんだよな。まぁ、今さらどこで死のうと関係ないのかもせんが。

 てか、あの後、また何処かへ去っていったんじゃないかね。
 当てもなくトボトボと。何かを求めて。

 獣が幸せになれるわけがない。
 獣がこの世で生きれるはずはないのに。

 では、また。



レベルポイントについて、そのHOW LOW?

2017-10-05 02:48:00 | ヒューマン

 ニルヴァーナのカートコバーンが大好きだった映画。
 自分の曲のPVに使用するほどお気に入りだったとか。

 モンタージュオブヘックにも登場しててずっと気になってたんだよね~。
 エラい高くて九千円しましたよw でも買ったれ‼ とw

 言うたら七日間戦争のアメリカ版というか。
 大人に対する反抗をテーマにした青春映画。

 ただ日本みたいに平和ではないですねw
 戦車まで出しといて何言うとんねんと思うかもしんないけど。あれはまだギャグというか……

 国民性が根強く出てる気がします。根深くもある。

 日本は大人と子供の境があんまりないような……大人と子供は延長線上にあるっていうか。七日間戦争は今を生きる大人と子供へ宛てた作品なんだと思います。

 いつか子供だった大人といつか大人になる子供へ。
 それぞれが少しずつ優しくなればいいんじゃないの~? って。

 対してアメリカは戦うとなったら徹底抗戦。 
 
 大人子供互いに銃抜いて殺し合いますからねw
 大人と子供の戦いというかは個人同士の意思のぶつけ合い。親とか、ただ年上ってだけの人間って感じで。

 学校の先生も警官も同じ。
 そもそも大人と子供という考え方自体が薄いんじゃないんすかね。

 とにかく個人の尊重。自分が自分らしく。自由で自立して生きる人間なんだと。
 それを阻む人間は何者であろうと許さない。アイデンティティーを訴えかける。レベルポイントはそういう映画です。

 バカだけど仲間思い。真面目だけど悪い奴。色んな人間がいますよね。
 年を取って変わる所変わらない所あると思いますけど、忘れちゃいけない心があるよな~。

 国は違えど共感できる部分が多々ある。ただ、傷つけるだけでも優しいだけでもダメなんじゃないかな~と。

 思ったより深い映画だ。では、また。