前に、ゴロミに難聴の傾向があると診断されたと書きました。
その続きの話です。
4月に、幼稚園を早退して(ママは、幼稚園のPTA総会のリハーサルが終わってから迎えに行きました)、大学病院の耳鼻科の、聞こえの専門の先生に診てもらいました。
先生「お名前言える?」ゴロミ「・・・・・・」
先生「何歳?」ゴロミ「・・・・・・」
ママ「人見知りが激しくて、初対面の人にはなかなか話せないんです。すみません」
先生「大丈夫。そういう子、いっぱい知ってるから」
前回の検査の結果から、「難聴の傾向はあると思います。右耳が軽度で、左耳が中等度。ただ、子供の中等度の診断が一番難しいんです」って言われました。
もう一度、聴力検査をすることになりました。
「前回ができたなら、同じお姉さんにお願いしようね」って言ってくれました。この先生の気遣い、ママにはものすごいうれしかったです
検査の結果。前回より良くなっているとのこと。
う~ん、ゴロミが、検査のやり方を理解しただけのような
さらに、詳しく検査をすることになりました。
薬を飲ませて、眠らせて、脳波をとりたいと言われました。
脳波をとることで、鼓膜付近に異常があるのか、その奥に異常があるのかわかるそうです。
手前だった場合、手術が可能だけど、奥になった場合、手術はできないそうです。
じっとしていられるなら、薬飲まなくてもいいんだけどって言われましたが、できるかどうかわからないので、薬飲ませますって言いました
4月のママは、けっこう予定がびっしりでしたが、検査の日も、結果を聞く日も、ちょうど空いていました
さらに、ママに宿題がでました。
発達障害に関する質問に答えてくること。
冊子をもらいました。
検査の日。
遅寝早起きのゴロミ
地下鉄の女性専用車両に乗ったけど、ゴロミを抱っこしながら、押し込んで入りました
乗り換えも、看板みながら移動するつもりが、流されて行きました
運よく乗り換え口でした
乗り換えた電車はすいていて、ホッとしました。
無事に9時に到着。もう、疲れた
早速、薬を飲んで、睡眠待ち。
眠くなってきて、折り紙がうまく折れず、怒り始めました
「寝ていいよ」って言ったけど、「寝たら何されるかかわらない」という感じで、全然寝てくれないゴロミでした
1時間たったけど、寝ないので、起きたまま検査を始めることになりました。
耳たぶ、こめかみ、頭のてっぺんと、4か所に電極をつけられ、ヘッドフォンをつけ、ベッドに。
何されるかわからないけど、ちゃんと寝転がってくれました。
80デシベル、60デシベル、40デシベル~20デシベルを聞かせて、脳波の山をみるそうです。
実習生に説明しているのを、ママも聞いていました
40デシベルを聞いたところで、ゴソゴソ動き出すゴロミ。
ちょっと休憩して、また始めました。そうしたら、寝ちゃいました
怖くない、痛くないって思ったんだと思います。
「ほぼとれているんだけど、でも、また最初からやりますね」って言われて、また最初から始まりました。
80デシベルは、ヘッドホンから音がもれてくるくらい大きな音でした。
脳波をとる先生から見て、「脳波に問題ない」そうです
「私がやっても、このくらいの数値になりますよ」って。
「あとは、耳鼻科の先生の診断になりますが、私からは脳波に問題ないとだけ言っておきますね」って
一安心して帰りました
週明け、結果を聞きに行く日です。
心配なので、パパも一緒に行きました。
結果。
「脳波に問題がないので、問題ないです」だって
まさかの結果に、驚きました
「脳波に問題がないことは、聞こえているということになります。左耳が劣っていることはあるのですが、右耳でカバーできているのだ判断します」だって
治療が始まるものだと思っていたので、問題なしの話には、ちょっと納得いかないママです。
あとは、ストレス性の難聴も考えられるとのこと。本人が、音を受け付けないようになるそうです。
でも、それにしては年齢が低いそうです。
「習い事とか、多くない?」って聞かれました。
ママ「一つしかしていません」
先生「ストレスになってない?」
ママ「ダンスがストレス?今は大丈夫だよね?」ってパパに聞いちゃいました
「毎週楽しみにしているので、大丈夫です」って言っておきましたけど
もう一度検査をしてみましょうって言われて、検査をしました。
結果、ストレス性の難聴の傾向はないと診断されました。
発達障害に関する質問の冊子も渡しておきました。
質問は、「着替えができる」「お風呂でひとりで洗おうとする」「階段を2、3段飛び降りることができる」
「まりを5回つける」「お友達にかしてと言っておもちゃを借りることができる」
「リレー遊びができる」「リレーの順番を決めることができる」「切符を買うことができる」
「しりとりができる」「自分が経験したことを伝えることができる」など、たくさんの質問がありました。
ちょっと古い表現があちこちに。大人でも、切符を買うことが少ないよね
結果。
「運動、社会性には、特に問題ないです。どちらかというと、できるほうです。
そして、言語の部分が下がるのですが、年齢の範囲内です。たくさんお話しする子はいると思いますが、大丈夫です。範囲内です」って言われました。
そして、「やはり脳波に問題がないので、経過観察にしましょう」ってことになりました。
3か月後の7月に、また予約を入れてもらい、帰ってきました。
治療に入って、よく聞こえるようになり、よかったっていうのを、この先想像していたので、なんか、がっかりした気持ち
でも、問題ないというなら、もう少し、ママが丁寧に話をしたり、右耳のほうから話してあげたり、書いてあげたり、できることはたくさんあると思いました。
この診断から、約1か月たちます。
気づけば、ゴロミは、聞こえないと「え?」って言って、右耳をこちらに向けています。
わかりやすく、わかりやすくって思って、どうしても幼児言葉を使ってしまいます
(寝るは何度言っても聞き返してくるので「ねんね」、プールは「バチャバチャ」、サブローの塾は「おべんきょ」でも、最近「じゅく」って言うようになりました)
「だるなさんがでていった」って言っていました
「だるまさんがころんだ」「だるまさん」「だるま」「ま!ま!」と説明に時間もかかります
しりとりをするようになりましたが、思っていたよりも、いろいろ言葉を知っていました。
「かに、かえる、からす。ママ、どれにする?」って聞かれ、ママが自分で発言することは許されていませんけど
幼稚園の先生から言われました。
「最近、絵本ではない本を読んでいるのですが、ゴロミちゃん、聞こえないのか、明らかにぼーっとしちゃっています。絵本の時より食いつきが悪いです」って言われました。
やはり、気になることはいっぱい!次回の診察の時、また相談してみます。
あとは、もうちょっと大人になって、聴力検査がまともにできるといいんだけどね
5月18日
幼稚園でお誕生会。このクラスが司会を担当します。
いろいろ係はあるのですが、またインタビューの係になっていました。
ママに向けて何度も練習するので、前よりは張り切っているかんじ
そして、ゴロミには、10歳ほどサバをよんでいるママ。そろそろ本当の年齢を言っておいたほうがいいかなって思って、
ゴロミ「なんさいになりましたか?」
ママ「○○歳です」って本当の年齢を言ったら、目を見開いて黙ってしまいました
あれ?ショック受けてる?
ゴロミ「ママ!ちがうでしょ!」って言われて、やっぱり10歳ほど下の年齢を言わされました
当日、6時40分に起きるサブローよりも早く起きていたそうです
7時30分には、着替えも名札も靴下もハンカチティッシュも終わっていました
「まだ早いから!」って何度も言いました。
せっかくできたので、早く行きました。門の前で5分も待ち、幼稚園に入ったのは3番目でした
降園時、本人に聞いて「できた!」って言いましたが、先生に聞いても「できていました」って言ってもらいました
幼稚園から帰ってきて、シロウと一緒にお友達の家に行き遊び、17時30分。「眠い」と言って、寝てしまいました。
よくがんばりました
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