おひさまいっぱい

長男サブロー、次男シロウ、長女ゴロミの
成長記録

就学に向けて

2017-02-01 23:25:16 | ゴロミのこと

ゴロミの耳のことについて書きます。

文字ばかりになりそうです。お暇なときにどうぞ。

 

ゴロミは左耳に難聴の疑惑があります。
大学病院にも行ってるけど、検査のたびに数値が違うのです。
それは、ゴロミがこの病院に慣れてきて、聴力検査というものをわかってきたから。
時間のかかる子です

幼稚園では、それなりに生活しています。
お友達とは楽しんで遊んでいるけど、伝言ゲームが難しかったり、絵本ではなく本の読み聞かせは、集中できていないとのこと。
でも、工作の時「難しい」って言ってきたらしい。
「わからなかったら聞く」ことができるようになってきたかも

家での会話には困難を極めています。
ママが話しかけたことに対してだいたい「え?なに?」って聞き返してきます。
しかも、右耳をこちらに向けて。
聞こえていると思われるほうの耳を向けるのです。
わかりやすいように言葉を変えて、もう一度、もう一度、説明しなおします。

 

9月中旬

幼稚園の副園長先生からパンフレットを渡されました。
園長会で話があり、「聞こえのことで心配されている子がいたら、ぜひ相談に来てください。そんなにこんでいないから、早い対応をします」って話していたそうです。
「何かのきっかけになればと思って」と言われ、渡されました。

相談場所は「ろう学校」

え!?ゴロミは、こういうところに行かないとならない!?って数日迷いましたが、

「相談だけだし。ここで相談して、ゴロミもママも楽になるなら」と電話をしました。

丁寧に対応をしてもらいました。

 

9月27日

幼稚園を休んで行ってきました。
区内にあるのに、自転車とバスで、1時間もかかった

バスが来る前に、公園で遊んでいるゴロミ。

ゴロミの状態を話したり、幼稚園と小学校を見せてもらいました。
聴覚障害のある子は、目で情報を得るそうです。
なので、教室も廊下も、情報いっぱい!


あ!こういうふうにしてあげればいいんだって気付いたし、
ママのやってることで間違ってないんだってわかったこともありました。

ずっと緊張して、ママから離れなかったゴロミですが、ゲームをしてもらい、笑顔が見られました

おっとっとを食べて、何を食べているか当てるゲームです。

手話で話してしまうから、舌の動きが悪くなるのを防ぐためにやるそうです。小学生、このゲームがみんな大好きなんだって。

ゴロミ、じょうずに全部当てました

後日、家でもやってみましたが、思っていたよりも難しいのです!とくに、マグロとイカの区別は難しい

 

聴力検査もしてもらったけど、ボタンを押していいのか迷っておせないゴロミ
初めてのところじゃ無理だよね。

検査の数値が知りたいとのことで、次回の病院の時にもらってきて、また来ることを約束して帰りました。

この学校に行ったら、ゴロミは間違いなく勉強がわかる。という環境でした。
でも、人数が少ない 家から遠い

迷ったけど、次の日の朝には「3人一緒に同じ学校でいいか」でした

次の日の夕方、ろう学校で昨日話した先生から電話がありました。


「言語聴覚士の先生が来るからまた別の話が聞けるかも。来ませんか?」って。
セカンドオピニオンも検討してるなら、紹介もできると思いますって。
ママ一人でいいというので、行くことにしました。

 

9月29日

言語聴覚士の先生に会ったら、前回の話したゴロミの情報は伝わっていなくて最初から話すことに
でも、そんなにたくさん話さない状態で「ちょっとおかしいかな」って言いだした先生。

単語を並べて話すこと。
人見知り、場所見知りが激しいこと。
2歳半からできる聴力検査ができないこと。

そこを見ただけででも、耳の聞こえを疑うんじゃなくて、発達障害を考えたほうがいいかもって言われました。

は!?発達障害!?
うちの子が?

そんなことを言われて、涙止まらないし。

発達障害のテストを受けることになりました。ママが3段階でチェックをしていくものでした。


できるもの。
なわとびができる、全力疾走ができる、シャワーを頭からかけられる、ボタンがとめられる、トイレができる。

できないもの。
厚い薄いの区別がついている、聞いたことを絵に描ける、・・・あとは忘れちゃった。

結果
運動や生活などは、平均以上でよくできるけど、言語の部分が極端に落ちる。
言語は4歳前後のレベル。ゴロミは5歳半。
まあ、図書館から3歳のことばの本を借りていますけど

片耳難聴の場合、ここまでの言語の低さは認められないらしい。
どちらかというと、言語の遅れはないんだって。

だから、発達障害を疑ったほうがいいって。
就学相談をうけて、また違った検査をして、相談していってと言われました。

 

幼稚園のお迎えに行き、担任の先生にその話をしました。
やっぱり泣けてきちゃう
でも、先生も「そうかな?」って疑ってくれて。
その報告を受けた副園長先生も出てきてくれて、
「いろんな子を見てきてるけど、ゴロミちゃんは就学相談をする子には当てはまるとは思っていません。」って。

もちろん、専門家じゃないけどって言われましたけど。

もう、立ち直れず。
夕飯も1時間たっても作れていなかったし、サブローの塾のお迎えを忘れそうになるし、もう、ぼーっとするしかなくて

たぶん、しちゃいけないだろうなって思いながらも
「5歳 言葉の遅れ 発達障害」って検索。
すっごい出てきた。

余計眠れないし

 

9月30日 金曜日。
とりあえず、パパと兄を送り出したら、もう座り込んでやる気なし。
ゴロミ、幼稚園到着は9時25分。大遅刻でした

ちょうど副園長先生がいてくれて、また話すけど、また泣いてるし
先生が「紹介したことを悔やんでいます」って。
火曜日に行ったときは、問題なかったので、どちらかというと勉強になったし。大丈夫です!

幼稚園が終わったら、ダンス。
先週はお休みだったから、久々。
本人も楽しみにしてるし、ママも楽しみなのです。

こんなにじょうずにできて、覚えていけてるのに、やっぱり受け入れられない話です。

帰ってから、社宅内のママ友の家へ。
小2の子供がバスケを習っているママ友の集まり。
そのうちの一人のお姉ちゃんが、障害があるようって聞いていました。
そのママさんから、お姉ちゃんの詳しい話は聞いていなかったけど、うちの子が言われたって話しました。

そうしたら、教育センターに行き、テストを受けて、そういう教室を紹介してもらいなさいと。
半年ごとに入れ替えだから、4月から行かせたいなら、今のうちから動いたほうがいいよって。

テストを受けただけでは、動いてくれないから「こういう状況なので助けてください」って、親が言っていかないとダメなんだよって。

よくよく聞いたら、6年生のお姉ちゃんは、書き写すことができないんだって。
漢字の書き取り、板書などがものすごい時間がかかるんだって。
漢字の宿題は普通に3時間はかかるんだって。

でも、言語理解と情緒の安定があるから、障害の教室には通えないんだって。
不適格とされてるから、普通学級に行ってるんだって。

みんな、いろいろあるようです。

とことん、納得いくまで動いてみなって言われました。
がんばりましょう
でも、まだ受け入れられないけどね

ゴロミのことで悩んでばかりもいられません。
幼稚園のバザーの準備を進めなくてはならないし、
サブローの塾の面談もあります。

テストの結果をみながら面談にしますって言われてるのです。
テスト、散々な結果でした

 

 

10月3日 月曜日


大学病院の耳鼻科を受診。

診察の前に検査。
ママはついていかず、検査ができました

戻ってきて「ママ!ゴロミ、はい!って!」だって。
(助詞が入らないしゃべり方も問題らしい

どうやら、聴力検査で、手をまっすぐにあげることができたらしい。
聴力検査が、うまくできるようになったんだって、安心していました

 

診察。
今日の結果、まさかまさかの、80デシベルまで聞こえていない!!!

3か月前は、もうちょっといい結果だったのに

この検査のばらつきがあることから、「機能性難聴」で決まりのようです。

別名ストレス難聴ともいい、大きな心の傷から、聞こえるものも聞こえなくなるらしい。
心を閉ざしちゃうんだって。

大きな出来事なかった?交通事故とかって聞かれましたが思い当たらない。
習い事とか多くない?過剰なプレッシャーとか。

習い事は、ダンスしかしてないし、おりこうにしなさいってプレッシャーをかけたつもりはないけど。

「耳鼻科だけの問題ではなくなったから、小児科を受診して、小児心理のほうを受けてみて」と言われました。

ゴロミに、何があったのでしょうか。
でも、発達障害ではなくて、やはり耳のほうで安心したママです。

帰宅してからゴロミに何があったかを考えちゃいました。
引っ越し?でも、2歳半のときだし。

歯医者で、全身麻酔の治療?目覚めたときものすごい泣きわめきようだったらしいし。

・・・思い当たらない。何がいけなかったかな。

 

10月4日


幼稚園に来ているスクールカウンセラーの方と面談。

先週、発達障害を宣告され、先生と話していても泣いていたので、副園長先生がお母さん自身のために、うけてみたらって言ってくれたのです。

ママが来る前の30分くらい、ゴロミのことを見ていたそうです。
お友達と折り紙をして、そのあと、作ったペットを走らせていましたよって。

「これはなに?」って聞いたら「いぬ」って答えてくれましたって
担任の先生も来て「今ゴロミちゃんとしゃべりました?」って驚かれていましたって

ほんと、驚き!
友達と一緒で、心がオープンの状態だったかな?

いろいろ話したけど、言われました。
ゴロミちゃんに何があったかを考えてしまうと、自分だったり家族だったりを責めることになります。
過去を考えるのをやめて、これからどうしていくかを考えていくほうが、誰のためにもいいことですよって。

もしかしたら、18歳とか20歳とかなって、「あのときのこれがいやだったんだよ」って、いう時がくるかもしれないです。
でも、それって、大人にとってはどうでもいいことだったりするんです。

そんな日を待ちながら、先のことを考えてあげましょうって。

ものすごく、楽になりました。
また泣いてしまったけど。

ということで、ゴロミとは、助詞をつけた会話をします。
できるだけ、ゴロミの相手をします。

と言いながら、サブローの家庭科のなみ縫いのやり直しが何度も続き、
「先に寝てって言ってるでしょ」って怒ってましたけど

まずは、大学病院の小児科の受診です。
運動会の振り替え休日がちょうどいいけど、ゴロミとママで、ピューロランドに行こうかと思っていたのに

運動会も、準備体操のダンスの見本にたったり、司会もします。
上手にできるか親もドキドキ!

でも、先生からも、お手伝いに入るお母さんからも、「ゴロミちゃん、ダンスうまい!」って言われちゃった。
楽しみ!

 

ゴロミ、しまじろうをやっています。ゴロミには、ちょっと難しいものなのです。

それを教えてくれているシロウ。優しいでしょって言いたいところですが、

ゴロミも早く終わらせて、ゲームがしたいために、答えを教えているシロウなのです

ゴロミにも、ランドセルを買わないとなりません。

ゴロミの希望は、紫

ちょっと考え直してくれないかと思い、先延ばし

でも、こんなランドセルが、もう一つ増えるのかしら

 

やっぱり、長くなったので、ここで終わりにします。また次回。



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