おひさまいっぱい

長男サブロー、次男シロウ、長女ゴロミの
成長記録

親切

2011-03-22 08:08:44 | Weblog
震災以来、たくさんの人から親切にしてもらっています。
パパの会社のひと、社宅の人、近所の人、幼稚園ママ。
水、食べ物、食材、オムツ、ガスボンベ、産院までの車、その日開店するスーパーの情報、洗濯機、お風呂。
入院中の食事が、10時と16時の二回、プラス14時におやつ。
それだけでは足りないだろうと、おばあちゃんがおかずやおにぎりを作ってくれて、パパが届けてくれていました。
自分たちも大変なのに、おかずを持ってきてくれた友達、一時間並んで入れたスーパーでバナナを買ってくれた友達。
入院中、少し大きな揺れがあると、看護師さんが階段をかけあがってきてくれます。
本当にありがとうの気持ちでいっぱいなんです。
でも、赤ちゃんが起きたので、このへんで。
写真は、震災8日目でお風呂に入ることができたサブロー。
真っ白なきれいな顔になっていて、驚きました。
ちなみにママは、まだ一度も入っていません。出産前に、美容室でシャンプーはしてもらいましたが。
今日、退院後、オール電化のおうちで入らせてもらいます。

明日

2011-03-21 21:18:58 | Weblog
明日、退院する予定です。
おっぱいも順調に張りはじめてきました。
一回の授乳で28グラム増えて、良好って言われました。
うんちがでなくて、綿棒で刺激してもらいました。サブローとシロウでは考えられないことでした。
ただ、名前が決まりません!
パパは、2人の世話と、食べ物、生活の心配で、疲れてきています。
サブローは、二日目の病院からの帰りに、ママとここにいたい!と大泣きしましたが、家に帰ったら大丈夫だったようです。
でも、シロウに八つ当たりしている様子も見られているので、帰ったら気を付けてあげないとね。
シロウは、ゆびしゃぶりしながら、ママの鼻の穴に指をいれることが、クセでした。今は、パパやおばあちゃん、最後にはサブローにまでしてるらしい。
今日、「オレは、シロにいちゃんだから」って言っていました。
さぁ!明日から新しい生活です!
といっても、余震はまだまだ続いているし、ガスはきていないし、スーパーも並ばないと入れないらしい。
店内に入っても、物がないんだって。
不安は多いですが、それでも、恵まれています。
がんばります!

女の子

2011-03-20 18:09:06 | Weblog
赤ちゃんの名前が決まらず、みんなで「赤ちゃん」って呼んでます。
1日目はうまく寝てくれなくて困りましたが、2日目はミルクをしっかりあげると寝るようになり、3日目の今日は、おっぱい以外、ずっと寝ています。
ママも眠れたから、けっこう復活!
赤ちゃん、シロウによく似ていて、女の子だからかわいい!っていう感情はあまりありません。

産まれました

2011-03-19 16:07:15 | Weblog
2011年3月17日20時55分
3065グラムの、待望の女児を出産しました!!!
サブローやシロウを出産したときの、10倍以上の22時間という時間をかけ、
三度目の出産で初めて、産みの苦しみというものを味わいました。

サブローもシロウも、赤ちゃんかわいいって言ってくれました。
またゆっくり更新します。

産まれない!

2011-03-17 04:36:20 | Weblog
3月15日の夜遅くに、水が出るようになりました!
3月16日
電気と水があれば、ひとまず安心。
次は、赤ちゃんの番!
なのに、出てきてくれない。でも、気になっていたところの片付けができましたけどね。
幼稚園ママさんから情報をもらい、夕方、近くの美容室でシャンプーをしてもらいました。すっきり!

いつも通り、子供たちと一緒に寝ましたが、23時前、張りに気付いて目が覚めました。さらに、揺れも感じて、ふとんから出ることにしました。
早めにしようということになり、23時30分、産婦人科に連絡して、入院しました。
サブローもシロウも二時間程度でうんでるし、今日の満潮時刻も二時半くらい。
いい時間の入院かもって思っていました。
が、現在、4時30分。
やや強い痛みはあるものの、部屋で耐えられるくらい。
いつ出てきてくれるの!?

出産予定日

2011-03-15 03:24:57 | Weblog
3月14日

朝起きたら、水がでなくなっていました。
一度安心したものがなくなるのは、かなり落ち込みます。
午後にわかったことですが、昨日は貯水槽のタンクの水がでただけで、実際にはこの辺りは水はまだのようです。

今日は出産予定日!
地震以来、初めて家をでました。産まれては困ると思っていたので、家でじっとしていたのです。
スーパーの前を通ったら、駐車場で、トイレットペーパーや缶ジュース、玉ねぎ、カレールーなどが売っていました。そして、それを求める人の大行列。
パパやおばあちゃんからは、何をするのも並ぶって聞いていましたが、初めて自分の目でみました。
非日常な光景に、ショックを受けました。

産婦人科の入り口の自動ドアが曲がっていて、入れず、裏口に案内されました。
30分間、赤ちゃんの心音とママのお腹の張りをみるベルト。
ママ、お腹に違和感を感じて、張りも少しありました。
診察の結果、赤ちゃんは2900グラム、頭は骨盤に入り、子宮口は2センチ程度開いている、とのこと。
ママのお産は、比較的早いため、陣痛と思ったら早めに来るように言われました。
帰宅してからも、下腹に違和感があるので、これは本当に今日来るかもって宣言していたのに、きませんでした。

午後、幼稚園の担任の先生から電話がありました。
サブローのことだけでなく、赤ちゃんの心配もしてくれました。
幼稚園は、18日まででしたが、11日で終わりという形をとり、29日、離任式に来てくださいとのことでした。
夕方、インターホンがなり、出てみると、幼稚園ママ。近くに住んでいるとは聞いていましたが、お互い、家までは知りませんでした。
先生から住所を聞いたそうで、自分の家は水が出るからと、大きいペットボトル三本に水を入れて、背負って届けてくれました。
本当に、本当にうれしいことでした。
さらに、パパの会社の人が、オムツを売っているところがあると教えてくれ、シロウ用と新生児用を買ってきてくれました。
ひとつ安心することができました。

テレビから流れる津波の映像に、サブローが、「外国のこと?」と聞いてきました。
たまにあるちょっと強い余震。恐怖に耐えきれず、大粒の涙を流していたサブローです。

いろいろ考えてしまい、眠れなくなり、ブログ更新をしました。

続き

2011-03-13 23:22:51 | Weblog
3月12日
朝方、余震の間隔があいてきて、少し眠ることができました。
六時半ごろ、カーテンもしめなかったので、明るくなるのがよくわかりました。朝が来たことに、いろいろなものが見えることに、安心しました。
あまり食欲もなく、パンなどを食べました。やることもないし、寒いし、疲れもあるので、みんなでふとんでゴロゴロしていました。
ラジオからは、大変なことになっているみたいと、聞こえてきます。
携帯は、友達から心配してくれるメールがまとめて入りますが、充電ができないから、この先が心配で返事ができません。
でも、赤ちゃんだけは、お腹の中で元気いっぱい!まだ産まれそうにありません。そのほうが安心ですが。
パパとおばあちゃんが、交代であちこちいって、情報収集。
水、食べ物は、ある程度あったので、心配はしていませんでしたが、卓上コンロのガスボンベが、一本しかない。
でも、お店自体がどこもやっていなくて、買うことはできませんでした。
社宅内でも協力しあい、カイロやかんぱんをもらえました。お隣さんからは、何かあったら、産婦人科まで車だしますからって言ってもらえたり。
我が家は、比較的仙台市中心部なのですが、今日も電気はきませんでした。
夜ご飯は、非常食のアルファ米。お湯をわかして、待つこと20分。18時前でしたが、暗くなってしまい、あわてておにぎりにして食べました。
19時。子供たちは寝ました。
ラジオを聞いていると、悲しくなることばかり聞こえ、少し強めの揺れ、さらに、ママのお腹も痛みだす。
サブローが揺れに気付いて、隣で寝ているけど、ママ!って呼びます。手をつないであげたけど、ママにも余裕はない。
ママ、体勢をいくつか変えたら、痛みはおさまりました。赤ちゃん、いつ産めばいいんだ!?と不安になりました。

3月13日
朝、六時半ごろから起きた子供たち。ま、12時間寝ましたからね。
2人でコーンフレークをパリパリ食べてました。サブローも食欲がでてきたようで、ひと安心です。
新聞に、震災当日にうまれた赤ちゃんとお母さんの写真がありました。ママ、涙がでてきました。私もがんばらなくちゃ。
おばあちゃんが、前日歩いたおかげで、消防署で携帯の充電ができることがわかりました。三台の携帯を持ち、充電をしにいってくれました。
お昼ご飯は、一本しかないガスボンベを使い、ラーメン。もやし、水菜、えのき、卵、わかめを入れたラーメン。
温かいこと、いろいろなものが入っていることが、こんなにおいしいと感じたことはありませんでした!
携帯の充電がばっちりなので、午後、ブログ更新。
途中で電気がつき、水も出るとのことで、本当にうれしくなりました!
電気ポットでお水をわかして、温かい飲み物を飲み、急にでてきた食欲に、お菓子を食べて休憩をしました。
そして、洗濯機を動かし、ご飯を炊き、食器洗い。全部、おばあちゃんがやってくれたことですが。
トイレも使えるし、ストーブもつく。部屋も明るい。
当たり前だったことが、こんなにうれしいと感じたことはありません!
でも、テレビをつけて驚きました。津波、火災など。
私たちが感じていた大変なんて、小さなことでした。
ガスがでないこと、スーパーがやっていないことなど、まだ不安はあるものの、ある程度の生活は送れます。がんばります。
ママは、次は出産!元気な赤ちゃんを産みたいです。

東日本大震災

2011-03-13 15:28:53 | Weblog
3月11日14時46分ごろ
サブローとおばあちゃんは遊んでいて、シロウも遊びたいと騒いだけど、別の部屋で昼寝させようとしていたころ。
揺れを感じ、二日前にあった地震でビビっている、サブローのそばにいてあげようと、シロウを抱き、部屋を移動しました。
サブローを抱いたおばあちゃんが、テーブルの下に入ったので、私たちも入りました。
ものすごい揺れになり、止まらない。
おばあちゃんは、こわい!というサブローに大丈夫!大丈夫!って言ってくれていましたが、最後はママも、なんなのこれ!って泣きそうになりました。
シロウは、だまってママにしがみついていました。
模様替えをしてから、食器棚を固定していなかったので、心配したのですが、倒れることはなかったです。でも、食器は上から落ちてきて、下のものにあたり、割れていく音を聞いていました。
やっと、やっとおさまった揺れ。体は動かず、そのままテーブルの下にいました。
ふと、後ろを向いたら、テレビ、オーブントースター、スピーカーが落ちていました。
でも、おばあちゃんがいてくれて、本当によかったと思っていたら、パパが帰ってきました!揺れがおさまって、すぐに会社をでてきて、自転車を飛ばして帰ってきてくれました。
まだ水がでるってことで、パパがお風呂に水をため、おばあちゃんがお湯を沸かしている途中に、ガスがでなくなりました。
携帯でテレビを見ていたけど、心配になり、ラジオを探し、懐中電灯も用意。
電池があんまりない!って思ったけど、子供たちが遊んでいるおもちゃからとりだしました。
子供たちは自転車のヘルメットをかぶり、シロウは移動して遊ぶものの、サブローは、ママに張りつき、テーブルの下から出ようとしませんでした。
18時。もう真っ暗。
外は雪がふるくらい寒かったので、ジャンパーを着て、ふとんをかけたら、子供たちは寝ました。
真っ暗で何もできないので、大人もふとんに入りました。
でも、余震が次から次へときて、寝ていられません。寝転がっているほうが、縦揺れだから、強いのがくるかも、横揺れだから、たいしたことないかも、など、敏感に感じました。
ラジオからも、いろいろと聞こえてきますが、一晩がんばればって思いました。

今、電気と水道が戻りました!こんなにうれしいことはありません!
またまとめて更新します。
赤ちゃんは、まだお腹の中です。

退院します

2010-01-27 11:25:23 | Weblog
今朝、退院してもいいと言われました!
これから帰ります。
6日間、長かった。
シロウだけでなく、サブローも頑張りました。
またゆっくり更新します。
写真は、最後の、院内のパジャマと、ベッドの中のシロウです。