ゴロミに関して、悩みは多いです。
言葉の遅れ、人見知り、場所見知り。
そのひとつに、虫歯。
治療ができなくて、大学病院の紹介状をもらったけど、最後に押さえつけられての治療だったため、歯医者さんに対して、恐怖心しかありません。
ショッピングセンターに入っている歯医者さんを見つけ、
「ゴロミ、ここ歯医者さんだって。かわいい歯がかいてあるね」という、ママの声掛けに、「いやーーーーー」って叫ぶくらい
歯医者さんに対しての恐怖心は、時間がたてば忘れるかなって思っていましたが、なくなりません
紹介状をもらって1か月。迷っていました。
シロウが、元旦に、詰めてあったものがとれてしまい、早速歯医者さんへ行きました。
いつもは、治療は一人で受けて、付き添いの人は待合室で待つのですが、ゴロミのために見せてもらいました。
でも、ママの抱っこに張り付き、何も見ない
「ね、シロにぃがんばっているから、見てあげて。ゴロミは見るだけ。何もしないから」って言っても、全然ダメでした
ここの歯医者さんにちょっと聞いてみたら
「全然治療ができない状態なら、うちでも同じように紹介状を書くと思います。虫歯が少ないなら、徐々に慣れるようにしてあげますが、虫歯が多いようなら、一度大学病院できちんと治したほうがいいかもしれません」
と言われました。
なので、大学病院へ行くことを決めました
どのくらいの時間がかかるかわからないので、おばあちゃんに来てもらい、シロウのお迎えとサブローの帰宅を待ってもらいました。
1月28日の朝、シロウを幼稚園へ送った後、そのまま電車に乗っていきました。
覚悟していたのに、たいした待ち時間はなく、呼ばれました
先生は、もちろん女性です。
ホームページに初診担当の先生が書いてあったので、女性の先生を選びました。
ゴロミのこれまでの歯医者での様子、虫歯の原因の話、既往歴、出生時のこと、兄弟、両親、祖父母のアレルギーなどを細かく聞かれ、話しました。
さ、診察。
診察台にも座れない
ということで、ママの膝と先生の膝の上での診察。
もちろん泣いていました。
それでも、泣くのは当たり前、というかんじで、手際よくチェックされ、そのあと、写真撮影。
ママが体と手、先生が口元、実習生が顔全体、もう一人の先生がカメラで撮影。
実習生、「ちゃんとおさえて!」って先生に怒られてました ごめんね!って言いたかったです
2か所は、痛いはずですって言われて、詰め物をすることになりました。
そう、ゴロミ、右下の歯をいじられると、泣いて暴れて治療できなかったのです。
ママが、歯磨きすると「痛い?」って聞くと「痛い」って言っていたんだけど、そのあとは、「痛くない」って言うようになっちゃって。
隠しているような気がしていたのです。
開口器を入れ、さらに暴れる状態で、詰めてもらいました。
ゴロミ、涙と汗で、顔が汚い
虫歯、10本だって
虫歯は5か所で、奥歯4か所と前歯。すべてが隣同士で侵食しちゃってるんだって
これからの診察の方法は、2つ。
バスタオルとネットで体を包み、動かないようにして、開口器で口を開けさせて治療。5回はかかりますって。
全身麻酔をして、一気に治療。
たくさん話を聞いて、全身麻酔による治療をお願いしました。
日帰りか、泊まりか。
そんな選択をするとき、麻酔科に電話したら、「日帰りは、3月18日があいている」との返事。
前の日はシロウの卒園式で、そのあとは予定がない。お願いしました。
次は、麻酔科へ行って説明を受けました。
治療などすべて女性の先生がしてくれるそうですが、唯一、麻酔だけは男の先生だって。
話しかけられましたが、もちろん、目もあわさず、話さないゴロミでした
受付の人が、電話を受けていました。
「日帰りは、もう3月はあいていません。4月になります。泊まりならあいていますよ」って。
ゴロミ、ギリギリだったようです!
3月6日に、心電図や採血などの健康チェックを受けに行きます。
風邪をひいたりしたら、予定が狂います。気を付けないと!
手術まで、1か月半あるので、その間は、歯医者になれることをします。
次回は、歯ブラシもってきてねって言われました。
さ、がんばりましょう!
夜、ママの体中が痛い
背中、腰、太ももは一部が痛い。
なにしたっけ?って考えたら、ゴロミを抑えたからでした。太ももは、ゴロミの足が当たっていたところでした。
みんな、必死でした
問診で、「言葉とか発音とかは気になりませんか?」って聞かれました
「関係あるんですか?」って聞き返しちゃいましたけど。
言語聴覚士の先生がいるそうです。
「すっごい気になっています!」って、これもいろいろ話したら、驚かれました。
「3番目だし、女の子なのにね」って。「そうなんです!」って声が大きくなりましたけど
「幼稚園へ行くようになったら変わるかもしれませんね。様子を見ながら、気になるようでしたら、紹介します」って言ってくれました。
とりあえずは、虫歯です。
でも、歯医者さんで、泣いて治療できないことが恥ずかしいし、迷惑をかけているって思っていましたが、ここでは、それが当たり前のかんじでした。
あちこちから泣き声が聞こえていました。
それだけで、ママもほっとするかんじでした。
終わったのは、11時40分。
シロウのことはお願いしてあるので、ランチして帰りました。
さっきまで歯医者さんで大泣きしていた子とは思えません
さらに調子に乗るゴロミ
最後は、この洋服を撮って、だって
「ペコちゃん焼き」が売っているお店がありました
おいしいんだけど、かわいさはない、ペコちゃん焼きでした
2月5日
再診。
問診してくれた先生は主治医で、横についていて、口腔写真を撮ってくれていた先生が担当医ということがわかりました。
なので、今回は、担当医の若い先生です。ゴロミと同じ誕生日なんだって
さらに、主治医の先生も早生まれで、悩みはわかるって言ってくれていました
診察台に乗らなかったけど、どうにか乗せて、「先生やらないよ。お母さんに歯磨きしてもらおうね」って言ったら、おとなしくなり、
ママがやろうとしたら、ちゃんと口をあけました
そのままどさくさにまぎれて、先生が歯ブラシしても口を開けていました
歯ブラシの機械(?)を入れたら、前歯だけさせてくれました。
毎週のように通うのかと思ったら、次回は3月6日の検査の後に来てくださいって言われました。
この日は雨。10時予約で、10時半には終わっていたので、まっすぐ帰りました。
あ、スーパーを見つけたので入ってみて、牛乳とパンを買って、電車に乗って帰りました
おやつのダラダラ食べ(ゴロミはとくに午前中)に問題があると、初診時にきつく言われたので、
ゴロミの歯磨きは、1日3回するようになりました。糸ようじも毎日って言われたけど、毎日はできてない
でも、ママがやる分には、歯磨きも糸ようじも嫌がらないので、困っていません。
糸ようじは、嫌がるどころか、「え?今やるの?」って聞いちゃうくらい、やりたがります
おまけ。
シンデレラのドレスを着て、頭にパジャマのズボンをかぶっているゴロミ
パジャマの足の部分をねじってあげて、ゴムでとめてあげて、横に。
アナと雪の女王のエルサです ママはウケて、ゴロミは大喜びしてました