おひさまいっぱい

長男サブロー、次男シロウ、長女ゴロミの
成長記録

やっと決まった!

2011-03-31 15:30:51 | 今日のできごと 仙台

3月24日

本当に女の子が生まれてくるかわからなくて、まじめに考えていなかった名前。

ママは考えていたんだけど、画数を調べたら、全然ダメでした

そして、やっと、やっと決まりました。

「結月」(ゆづき)です。

見えるかな?サブローが書いてくれました。

この震災で、人と人とのつながりのありがたさを感じ、それを大事にしてほしいと願いをこめて。

出産から1週間かかりました。

なので、お兄ちゃんたちだけでなく、親も、「赤ちゃん」という呼び名が定着しちゃってます

 

でも、ブログなので、この子は、「ゴロミ」ちゃんです

これから、よろしくね

サブロー撮影のゴロミちゃん。

 

 

夕方、高速バスで、ママ方のおばあちゃんが到着しました。

そして、夜行バスで、パパ方のおばあちゃんが帰っていきました。

はっきりいって、パパ方のおばあちゃんが帰れる日がくるとは思っていませんでした。

新幹線が、復旧のめどが立たないと報道されているし、高速道路は緊急車両のみ。

それでも、最初に走った高速バスは、ずっと予約でいっぱいと報道されていました。

ずっと、大変なときを助けてくれたおばあちゃん、本当にありがとうございました!

私たちが帰省できるときはいつになるかわかりません。

おばあちゃん、また来てね

・・・まだ余震はあるけどね


親切

2011-03-22 08:08:44 | Weblog
震災以来、たくさんの人から親切にしてもらっています。
パパの会社のひと、社宅の人、近所の人、幼稚園ママ。
水、食べ物、食材、オムツ、ガスボンベ、産院までの車、その日開店するスーパーの情報、洗濯機、お風呂。
入院中の食事が、10時と16時の二回、プラス14時におやつ。
それだけでは足りないだろうと、おばあちゃんがおかずやおにぎりを作ってくれて、パパが届けてくれていました。
自分たちも大変なのに、おかずを持ってきてくれた友達、一時間並んで入れたスーパーでバナナを買ってくれた友達。
入院中、少し大きな揺れがあると、看護師さんが階段をかけあがってきてくれます。
本当にありがとうの気持ちでいっぱいなんです。
でも、赤ちゃんが起きたので、このへんで。
写真は、震災8日目でお風呂に入ることができたサブロー。
真っ白なきれいな顔になっていて、驚きました。
ちなみにママは、まだ一度も入っていません。出産前に、美容室でシャンプーはしてもらいましたが。
今日、退院後、オール電化のおうちで入らせてもらいます。

明日

2011-03-21 21:18:58 | Weblog
明日、退院する予定です。
おっぱいも順調に張りはじめてきました。
一回の授乳で28グラム増えて、良好って言われました。
うんちがでなくて、綿棒で刺激してもらいました。サブローとシロウでは考えられないことでした。
ただ、名前が決まりません!
パパは、2人の世話と、食べ物、生活の心配で、疲れてきています。
サブローは、二日目の病院からの帰りに、ママとここにいたい!と大泣きしましたが、家に帰ったら大丈夫だったようです。
でも、シロウに八つ当たりしている様子も見られているので、帰ったら気を付けてあげないとね。
シロウは、ゆびしゃぶりしながら、ママの鼻の穴に指をいれることが、クセでした。今は、パパやおばあちゃん、最後にはサブローにまでしてるらしい。
今日、「オレは、シロにいちゃんだから」って言っていました。
さぁ!明日から新しい生活です!
といっても、余震はまだまだ続いているし、ガスはきていないし、スーパーも並ばないと入れないらしい。
店内に入っても、物がないんだって。
不安は多いですが、それでも、恵まれています。
がんばります!

女の子

2011-03-20 18:09:06 | Weblog
赤ちゃんの名前が決まらず、みんなで「赤ちゃん」って呼んでます。
1日目はうまく寝てくれなくて困りましたが、2日目はミルクをしっかりあげると寝るようになり、3日目の今日は、おっぱい以外、ずっと寝ています。
ママも眠れたから、けっこう復活!
赤ちゃん、シロウによく似ていて、女の子だからかわいい!っていう感情はあまりありません。

産まれました

2011-03-19 16:07:15 | Weblog
2011年3月17日20時55分
3065グラムの、待望の女児を出産しました!!!
サブローやシロウを出産したときの、10倍以上の22時間という時間をかけ、
三度目の出産で初めて、産みの苦しみというものを味わいました。

サブローもシロウも、赤ちゃんかわいいって言ってくれました。
またゆっくり更新します。

産まれない!

2011-03-17 04:36:20 | Weblog
3月15日の夜遅くに、水が出るようになりました!
3月16日
電気と水があれば、ひとまず安心。
次は、赤ちゃんの番!
なのに、出てきてくれない。でも、気になっていたところの片付けができましたけどね。
幼稚園ママさんから情報をもらい、夕方、近くの美容室でシャンプーをしてもらいました。すっきり!

いつも通り、子供たちと一緒に寝ましたが、23時前、張りに気付いて目が覚めました。さらに、揺れも感じて、ふとんから出ることにしました。
早めにしようということになり、23時30分、産婦人科に連絡して、入院しました。
サブローもシロウも二時間程度でうんでるし、今日の満潮時刻も二時半くらい。
いい時間の入院かもって思っていました。
が、現在、4時30分。
やや強い痛みはあるものの、部屋で耐えられるくらい。
いつ出てきてくれるの!?

出産予定日

2011-03-15 03:24:57 | Weblog
3月14日

朝起きたら、水がでなくなっていました。
一度安心したものがなくなるのは、かなり落ち込みます。
午後にわかったことですが、昨日は貯水槽のタンクの水がでただけで、実際にはこの辺りは水はまだのようです。

今日は出産予定日!
地震以来、初めて家をでました。産まれては困ると思っていたので、家でじっとしていたのです。
スーパーの前を通ったら、駐車場で、トイレットペーパーや缶ジュース、玉ねぎ、カレールーなどが売っていました。そして、それを求める人の大行列。
パパやおばあちゃんからは、何をするのも並ぶって聞いていましたが、初めて自分の目でみました。
非日常な光景に、ショックを受けました。

産婦人科の入り口の自動ドアが曲がっていて、入れず、裏口に案内されました。
30分間、赤ちゃんの心音とママのお腹の張りをみるベルト。
ママ、お腹に違和感を感じて、張りも少しありました。
診察の結果、赤ちゃんは2900グラム、頭は骨盤に入り、子宮口は2センチ程度開いている、とのこと。
ママのお産は、比較的早いため、陣痛と思ったら早めに来るように言われました。
帰宅してからも、下腹に違和感があるので、これは本当に今日来るかもって宣言していたのに、きませんでした。

午後、幼稚園の担任の先生から電話がありました。
サブローのことだけでなく、赤ちゃんの心配もしてくれました。
幼稚園は、18日まででしたが、11日で終わりという形をとり、29日、離任式に来てくださいとのことでした。
夕方、インターホンがなり、出てみると、幼稚園ママ。近くに住んでいるとは聞いていましたが、お互い、家までは知りませんでした。
先生から住所を聞いたそうで、自分の家は水が出るからと、大きいペットボトル三本に水を入れて、背負って届けてくれました。
本当に、本当にうれしいことでした。
さらに、パパの会社の人が、オムツを売っているところがあると教えてくれ、シロウ用と新生児用を買ってきてくれました。
ひとつ安心することができました。

テレビから流れる津波の映像に、サブローが、「外国のこと?」と聞いてきました。
たまにあるちょっと強い余震。恐怖に耐えきれず、大粒の涙を流していたサブローです。

いろいろ考えてしまい、眠れなくなり、ブログ更新をしました。

続き

2011-03-13 23:22:51 | Weblog
3月12日
朝方、余震の間隔があいてきて、少し眠ることができました。
六時半ごろ、カーテンもしめなかったので、明るくなるのがよくわかりました。朝が来たことに、いろいろなものが見えることに、安心しました。
あまり食欲もなく、パンなどを食べました。やることもないし、寒いし、疲れもあるので、みんなでふとんでゴロゴロしていました。
ラジオからは、大変なことになっているみたいと、聞こえてきます。
携帯は、友達から心配してくれるメールがまとめて入りますが、充電ができないから、この先が心配で返事ができません。
でも、赤ちゃんだけは、お腹の中で元気いっぱい!まだ産まれそうにありません。そのほうが安心ですが。
パパとおばあちゃんが、交代であちこちいって、情報収集。
水、食べ物は、ある程度あったので、心配はしていませんでしたが、卓上コンロのガスボンベが、一本しかない。
でも、お店自体がどこもやっていなくて、買うことはできませんでした。
社宅内でも協力しあい、カイロやかんぱんをもらえました。お隣さんからは、何かあったら、産婦人科まで車だしますからって言ってもらえたり。
我が家は、比較的仙台市中心部なのですが、今日も電気はきませんでした。
夜ご飯は、非常食のアルファ米。お湯をわかして、待つこと20分。18時前でしたが、暗くなってしまい、あわてておにぎりにして食べました。
19時。子供たちは寝ました。
ラジオを聞いていると、悲しくなることばかり聞こえ、少し強めの揺れ、さらに、ママのお腹も痛みだす。
サブローが揺れに気付いて、隣で寝ているけど、ママ!って呼びます。手をつないであげたけど、ママにも余裕はない。
ママ、体勢をいくつか変えたら、痛みはおさまりました。赤ちゃん、いつ産めばいいんだ!?と不安になりました。

3月13日
朝、六時半ごろから起きた子供たち。ま、12時間寝ましたからね。
2人でコーンフレークをパリパリ食べてました。サブローも食欲がでてきたようで、ひと安心です。
新聞に、震災当日にうまれた赤ちゃんとお母さんの写真がありました。ママ、涙がでてきました。私もがんばらなくちゃ。
おばあちゃんが、前日歩いたおかげで、消防署で携帯の充電ができることがわかりました。三台の携帯を持ち、充電をしにいってくれました。
お昼ご飯は、一本しかないガスボンベを使い、ラーメン。もやし、水菜、えのき、卵、わかめを入れたラーメン。
温かいこと、いろいろなものが入っていることが、こんなにおいしいと感じたことはありませんでした!
携帯の充電がばっちりなので、午後、ブログ更新。
途中で電気がつき、水も出るとのことで、本当にうれしくなりました!
電気ポットでお水をわかして、温かい飲み物を飲み、急にでてきた食欲に、お菓子を食べて休憩をしました。
そして、洗濯機を動かし、ご飯を炊き、食器洗い。全部、おばあちゃんがやってくれたことですが。
トイレも使えるし、ストーブもつく。部屋も明るい。
当たり前だったことが、こんなにうれしいと感じたことはありません!
でも、テレビをつけて驚きました。津波、火災など。
私たちが感じていた大変なんて、小さなことでした。
ガスがでないこと、スーパーがやっていないことなど、まだ不安はあるものの、ある程度の生活は送れます。がんばります。
ママは、次は出産!元気な赤ちゃんを産みたいです。

東日本大震災

2011-03-13 15:28:53 | Weblog
3月11日14時46分ごろ
サブローとおばあちゃんは遊んでいて、シロウも遊びたいと騒いだけど、別の部屋で昼寝させようとしていたころ。
揺れを感じ、二日前にあった地震でビビっている、サブローのそばにいてあげようと、シロウを抱き、部屋を移動しました。
サブローを抱いたおばあちゃんが、テーブルの下に入ったので、私たちも入りました。
ものすごい揺れになり、止まらない。
おばあちゃんは、こわい!というサブローに大丈夫!大丈夫!って言ってくれていましたが、最後はママも、なんなのこれ!って泣きそうになりました。
シロウは、だまってママにしがみついていました。
模様替えをしてから、食器棚を固定していなかったので、心配したのですが、倒れることはなかったです。でも、食器は上から落ちてきて、下のものにあたり、割れていく音を聞いていました。
やっと、やっとおさまった揺れ。体は動かず、そのままテーブルの下にいました。
ふと、後ろを向いたら、テレビ、オーブントースター、スピーカーが落ちていました。
でも、おばあちゃんがいてくれて、本当によかったと思っていたら、パパが帰ってきました!揺れがおさまって、すぐに会社をでてきて、自転車を飛ばして帰ってきてくれました。
まだ水がでるってことで、パパがお風呂に水をため、おばあちゃんがお湯を沸かしている途中に、ガスがでなくなりました。
携帯でテレビを見ていたけど、心配になり、ラジオを探し、懐中電灯も用意。
電池があんまりない!って思ったけど、子供たちが遊んでいるおもちゃからとりだしました。
子供たちは自転車のヘルメットをかぶり、シロウは移動して遊ぶものの、サブローは、ママに張りつき、テーブルの下から出ようとしませんでした。
18時。もう真っ暗。
外は雪がふるくらい寒かったので、ジャンパーを着て、ふとんをかけたら、子供たちは寝ました。
真っ暗で何もできないので、大人もふとんに入りました。
でも、余震が次から次へときて、寝ていられません。寝転がっているほうが、縦揺れだから、強いのがくるかも、横揺れだから、たいしたことないかも、など、敏感に感じました。
ラジオからも、いろいろと聞こえてきますが、一晩がんばればって思いました。

今、電気と水道が戻りました!こんなにうれしいことはありません!
またまとめて更新します。
赤ちゃんは、まだお腹の中です。

サブローくん

2011-03-10 15:07:09 | サブローのこと

最近のサブローのことを書きます。

サブロー、大人の食べ物を食べられるようになりました。

梅干し、ハッカの飴、ワサビ。

ちなみにママは、どれもあまり好きではないです

 

サブロー、赤ちゃん誕生前に、不安いっぱいの気持ちでいます。

2月のことですが、夕食のとき、パパとママが入院中の話をしたとき。

ふと気付くと、サブローが悲しい顔をしていて、最後には泣き出してしまいました

おばあちゃんが来てくれる直前、「なんで来るの?」と何度も聞いてきたサブロー。

「ママは入院するから」とは言えず、「ママ、いっつも疲れた疲れたって言っているから、手伝いに来てくれるの。幼稚園はおばあちゃんと行こうね」と話しました。

3月8日は、卒園式・修了式前の、保護者による清掃。

なので、シロウをおばあちゃんに預けて、サブローはママと一緒に登園しました。

二人で手をつないで歩きました。なかなか新鮮な時間だったし、サブローも喜んでくれました

以前は、ママが幼稚園にいても、勝手に遊んでいたサブローですが、今回はちょこちょことそばに寄ってきました。

お風呂に入っているとき、「赤ちゃんはいつうまれるの?」と聞いてきたサブロー。

ママも知りたいよ~

入院中を心配していますが、シロウの面倒をよく見るようになりました。

ご飯をおかわりしたいというシロウ。立つのが面倒だと思っていたところ、サブローが「オレがやってあげるから」と、

じょうずにご飯をいれてあげました

シロウも「サブロー、ありがとう」って言えました

他にも、ご飯を食べさせてあげたり、エレベーターのボタンを一緒に押そうと言ってくれたり。

ママがいなくても、二人がじょうずにしてくれるような気がします

 

先日、幼稚園で、年長さんのお別れ会がありました。

サブロー、終わりの言葉を言ったそうです。

前日にその役目を与えられたことを教えてくれたのに、照れて練習しないので、心配したけど、上手に言えたって。

よかった

1月にできるようになった、トイレ。

オムツのときは、2日に一度くらいだったのが、1日に3回行くときがあります。

朝、幼稚園に行く前に、ちゃんと出ます。

外出先のトイレでも出来ました。

こうなってみると、サブロー、トイレをいっぱい我慢していたように思います。

がんばれてよかったよ。