10月25日
いよいよ、知能指数のテストの日です。
幼稚園が終わり、そのまま電車に乗り、向かいました。
もちろん、嫌がったので、ハイチュウを買ってあげました
テストを始めたいのに、ママが出て行くことを嫌がったので、隣に座り、
ママはママで、問診票に記入していました。
ママは、「いいえ」ばかりのチェックだったので、すぐに終わってしまい、ボールペンを持ったまま、聞いていました。
バナナとりんご、何が似てる?
「「く」がつくよ。「だ」がつくよ。」って言ってくれたけど、りんごって答えるゴロミ。
正解は、くだもののようです。
数字を言われるので、同じように言うことと、反対から言うことをやらされました。
3つ、4つ、5つ。
5つの逆は、つまづいていました。
何か本を見せられて、仲間はどれ?って聞かれていました。
「仲間、わからないだろうな」「これで判定されるなんて、最悪な結果がでちゃうよ」って思ったら、
先生が「ちょっと難しいですかね」って言ってくれました。
本を見たら、はさみとのこぎりを選ばせるような絵でした。
「はい!難しいです!」って言ったら、
「小児科の先生から指定されたテストでしたが、小学生がやるテストなんです。 このひとつ下のものに変えましょうか 」
「お願いします! 」
そして、ゴロミの声が小さいことも気になったので 「ママはお外にいるね。終わったら呼びに来て」とゴロミに話したら、うなずいたので、ママは部屋から出ました。
しばらくして、出て来ました。 そのまま、結果を聞きました。
始まる前に、「まちがってもいいからね」と声をかけてくれたそうです。ちゃんと聞こえる声がだせたようです。
「お母さんに書いてもらった問診票から、自閉症はありません。」といわれました。
一番最初に書いてあった、「話している人と目が合わない」が重要だそうです。
新版K式というテストでした。
ゴロミは、5歳7ヶ月。
認知・適応は5歳4ヶ月。
言語・社会は4歳2ヶ月。
全体は4歳8ヶ月。
通常学級が可能な数字が出ました。
言葉には1歳半の遅れがあるが、障害とまではいえない。
悲しい顔、楽しい顔を選ぶことができない。
眠たくなったときどうするかの質問に対して、「ねむたい」と回答。
おなかがすいたときどうするかの質問に対して、答えられない。
えんぴつは何をするものかの質問に対して、答えられない。そのあと、えんぴつもかわらないと言った。
質問に対して答えられないと、自信をなくしている。
自信がなくなると話さなくなる。
「悲しい」「楽しい」など形容詞がわかっていないよう。
言葉で質問したことに対して、言葉で返すことに時間がかかったり、うまく理解できていない。
母親に失敗するところを見られたくないと思っている。
自信をなくしたら、どんどん話せなくなるため、療育を受けてもよいが、療育とは、就学前までしか受けられない。
もう11月になるこの時期なので、小学校へ入るときに、ことばの教室などに行くほうがよいだろう。
このようなことを言われて、帰ってきました。
11月3日
ろう学校のオープンスクールに行ってきました。
年長さんと1年生、両方体験してきました。
でも、年長さんのクラスでは、ママから離れてくれず、一緒に見ていただけでした。
1年生のほうに行く前に、休み時間があり、1年生と年長さん、一緒に長縄をやりました
ゴロミも中に入り、10回跳べて、褒められました
そのまま、年長さんと手をつないで、1年生の教室に行き、一人で座りました
お名前ビンゴと、王様と同じものをだしてはいけないゲームと、(もうひとつやったんだけど、思い出せない)3つのゲームをしました。
最後に、「1年生を待ってます」っていうお手紙までもらいました
これを通して、気づいたこと。
ゴロミは、手話ができないため、お友達とコミュニケーションはとれないということでした!
先生とは話せますけど。
あと、お友達は、先生がつけているマイクから赤外線によって、補聴器に直接音が聞こえるようなものをつけているのです。
だから、先生の声が大きいわけではありません。
目で見る環境に感動したろう学校ですが、この2つのことから、ゴロミの行く場所ではないことを実感しました。
また次回に続きます。
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