おひさまいっぱい

長男サブロー、次男シロウ、長女ゴロミの
成長記録

就学にむけて 3

2017-04-30 01:41:18 | ゴロミのこと

10月25日

いよいよ、知能指数のテストの日です。

幼稚園が終わり、そのまま電車に乗り、向かいました。

もちろん、嫌がったので、ハイチュウを買ってあげました

 

テストを始めたいのに、ママが出て行くことを嫌がったので、隣に座り、 

ママはママで、問診票に記入していました。

ママは、「いいえ」ばかりのチェックだったので、すぐに終わってしまい、ボールペンを持ったまま、聞いていました。

バナナとりんご、何が似てる?

「「く」がつくよ。「だ」がつくよ。」って言ってくれたけど、りんごって答えるゴロミ。

正解は、くだもののようです。

数字を言われるので、同じように言うことと、反対から言うことをやらされました。

3つ、4つ、5つ。

5つの逆は、つまづいていました。

何か本を見せられて、仲間はどれ?って聞かれていました。

「仲間、わからないだろうな」「これで判定されるなんて、最悪な結果がでちゃうよ」って思ったら、

先生が「ちょっと難しいですかね」って言ってくれました。

本を見たら、はさみとのこぎりを選ばせるような絵でした。

 

「はい!難しいです!」って言ったら、

「小児科の先生から指定されたテストでしたが、小学生がやるテストなんです。 このひとつ下のものに変えましょうか 」

「お願いします! 」

そして、ゴロミの声が小さいことも気になったので 「ママはお外にいるね。終わったら呼びに来て」とゴロミに話したら、うなずいたので、ママは部屋から出ました。

 

しばらくして、出て来ました。 そのまま、結果を聞きました。

 

始まる前に、「まちがってもいいからね」と声をかけてくれたそうです。ちゃんと聞こえる声がだせたようです。

 

「お母さんに書いてもらった問診票から、自閉症はありません。」といわれました。

一番最初に書いてあった、「話している人と目が合わない」が重要だそうです。

 

新版K式というテストでした。

ゴロミは、5歳7ヶ月。

認知・適応は5歳4ヶ月。

言語・社会は4歳2ヶ月。

全体は4歳8ヶ月。

 

通常学級が可能な数字が出ました。

言葉には1歳半の遅れがあるが、障害とまではいえない。

悲しい顔、楽しい顔を選ぶことができない。

眠たくなったときどうするかの質問に対して、「ねむたい」と回答。

おなかがすいたときどうするかの質問に対して、答えられない。

えんぴつは何をするものかの質問に対して、答えられない。そのあと、えんぴつもかわらないと言った。

 

質問に対して答えられないと、自信をなくしている。

自信がなくなると話さなくなる。

「悲しい」「楽しい」など形容詞がわかっていないよう。

言葉で質問したことに対して、言葉で返すことに時間がかかったり、うまく理解できていない。

母親に失敗するところを見られたくないと思っている。

 

自信をなくしたら、どんどん話せなくなるため、療育を受けてもよいが、療育とは、就学前までしか受けられない。

もう11月になるこの時期なので、小学校へ入るときに、ことばの教室などに行くほうがよいだろう。

 

このようなことを言われて、帰ってきました。

 

11月3日

ろう学校のオープンスクールに行ってきました。

年長さんと1年生、両方体験してきました。

でも、年長さんのクラスでは、ママから離れてくれず、一緒に見ていただけでした。

1年生のほうに行く前に、休み時間があり、1年生と年長さん、一緒に長縄をやりました

ゴロミも中に入り、10回跳べて、褒められました

そのまま、年長さんと手をつないで、1年生の教室に行き、一人で座りました

お名前ビンゴと、王様と同じものをだしてはいけないゲームと、(もうひとつやったんだけど、思い出せない)3つのゲームをしました。

最後に、「1年生を待ってます」っていうお手紙までもらいました

 

 これを通して、気づいたこと。

ゴロミは、手話ができないため、お友達とコミュニケーションはとれないということでした!

先生とは話せますけど。

あと、お友達は、先生がつけているマイクから赤外線によって、補聴器に直接音が聞こえるようなものをつけているのです。

だから、先生の声が大きいわけではありません。

 

目で見る環境に感動したろう学校ですが、この2つのことから、ゴロミの行く場所ではないことを実感しました。

 

また次回に続きます。



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