試合自体は優勢に試合を続けることができ、
時に攻められることはあったが、
危ないシーンはほとんどなかった。
ただ、大きく得点差が開いて、たるんだ試合にならないことだけを祈っていたが、
後半の詰めの甘さがたたって、
その心配は杞憂となったが、
逆に詰めの甘さ?
攻撃の単調さ、ミドルシュートの不正確さが、
かえってその心配を逆に増幅させてくれた。
まあ、これで次の試合勝っても負けても、あと2試合できる。
勝敗よりもいい試合を期待したい。
ところで、たとえば北川ひかる選手。
もともとは前目の選手だった気がするが、
いまはサイドバックで活躍している。
攻撃参加が魅力的だが、
不用意に相手を抜こうとしてボールを取られることがあり、
そこで、がら空きの自分の後ろを使われることも多く、
味方のカバーで事なきを得ていたが、
この辺のプレーの軽さが少し気になる。
ミドルシュートが威力十分ながら、
枠に行くことが少ないのも気になる?
いま書いた気になる点は、
北川選手だけでなく、
ほぼ全員に共通の感想でもあった。
この辺を改善して次のベネズエラ戦に臨み、
ぜひ勝って決勝進出を決めて欲しいなあ。
前半の長谷川、杉田の2得点でベスト4入り!
U-17日本女子代表 2-0(前半2-0、後半0-0) U-17メキシコ女子代表
得点者
12分 長谷川唯(U-17日本女子代表)
44分 杉田妃和(U-17日本女子代表)
スターティングメンバー
GK:松本真未子
DF:北川ひかる、市瀬菜々、大熊良奈、遠藤優
MF:杉田妃和、長野風花、宮川麻都、長谷川唯、松原志歩
FW:小林里歌子
サブメンバー
GK:浅野菜摘、森田有加里
DF:橋沼真帆、南萌華
MF:西田明華、佐藤瑞夏、平塚万貴
FW:鴨川実歩、児野楓香、齋原みず稀
交代
60分 遠藤優 → 齋原みず稀
75分 小林里歌子 → 平塚万貴
85分 長谷川唯 → 西田明華
マッチレポート
連日の猛暑が和らいだものの、強風に見舞われたリベリアのEdgardo Baltodano Stadium。
17時キックオフの時点で気温は27度です。
2012年のアゼルバイジャン大会では、グループステージを17得点0失点で突破しながら、準々決勝でガーナを相手にに0-1で敗れ、大会敗退を余儀なくされました。準々決勝は鬼門のステージです。
高倉ジャパンはここまでの3試合で15得点0失点と、前回大会を彷彿とさせる強さで勝ち上がりました。
前半の長谷川、杉田の2得点でベスト4入り!
準々決勝の対戦相手はメキシコ。グループステージで中国に4-0と大勝、3試合を8得点3失点で乗り切り、攻撃陣の強さが持ち味です。昨年4月26日にコスタリカの4カ国対抗戦で対戦した時には2-0で日本が勝利していました。
3,406人の観衆が集まったなか、風下の日本がキックオフ。浮き球は風によってかなり勢いをそがれてしまいます。
最初の決定機は日本、7分に右サイドから中央に入れられたボールにゴール前で宮川麻都選手(日テレ・メニーナ)が合わせようとし、DFにクリアされます。その2分後に長谷川唯選手(日テレ・ベレーザ)からのラストパスに合わせて小林里歌子選手(常盤木学園高校)が走りこみ、メキシコGKが好セーブ。
12分、右サイドの小林選手からペナルティエリア内に入ったクロスに宮川選手が合わせるもDFに当たります。こぼれ球に長谷川選手が反応して押し込み、日本が早い時間帯の先制に成功します。
これによってペースをつかんだ日本。23分と24分に長谷川選手がミドルシュートを狙い、28分、29分には杉田妃和選手(藤枝順心高校)も惜しいシュートを放ちます。
「グラウンダーのボールをつなげ!」と高倉監督から度々声がかかります。
32分、今度はメキシコの反撃です。中盤から大きく蹴られたボールにGK松本真未子選手(浦和レッズレディースユース)が飛び出しますがボールに触れず、相手FWに頭で触られてしまいます。しかし、DF大熊良奈選手(JFAアカデミー福島)がきっちりカバーリングに戻ってクリア。日本が最大のピンチを防ぎます。
逆に42分、ペナルティエリア内でボールを受けた長谷川選手が相手選手からの反則を受け、日本がPKを得ます。
長谷川選手自身がPKを蹴りますが、ゴール中央に蹴ったシュートはメキシコGKの足にあたって決まらず。しかし、このこぼれ球に詰めていた杉田選手が押し込み、日本がリードを2点として前半を折り返します。
後半は風上に立ったものの、なかなか追加点が決まりません。
60分にはサイドバックの遠藤優選手(浦和レッズレディースユース)に替えてFW齋藤みず稀選手(アンジュヴィオレ広島)を、75分(小林選手→平塚万貴選手(西南フットボールクラブU-15))と85分(長谷川選手→西田明華選手(セレッソ大阪堺レディース))にも選手交代をして攻撃の活性化を狙いますが、4度の決定機を相手GKの好セーブやシュートの不正確さによって決めきれず、2点リードのまま日本が勝利を収めました。
マッチMVPには杉田選手が選出されました。
準々決勝を突破し、前回大会の成績を超えたベスト4にコマを進めました。31日の準決勝の対戦相手は、準々決勝でカナダとの接戦を3-2で制したベネズエラです。南米を1位で通過してきたこのチームは強力なFWを擁してこれまでの4試合で計11得点をたたき出しています。
準決勝のもう1試合はガーナとナイジェリアのアフリカ勢をそれぞれ下したイタリアとスペインのヨーロッパ対決となりました。
グループリーグ第3戦後に高倉監督が「(これからのステージは)いかに得点するか」と語っていた課題は残ったままです。準決勝に向けて気持ちを切り替え、良い準備を進めていきます。
時に攻められることはあったが、
危ないシーンはほとんどなかった。
ただ、大きく得点差が開いて、たるんだ試合にならないことだけを祈っていたが、
後半の詰めの甘さがたたって、
その心配は杞憂となったが、
逆に詰めの甘さ?
攻撃の単調さ、ミドルシュートの不正確さが、
かえってその心配を逆に増幅させてくれた。
まあ、これで次の試合勝っても負けても、あと2試合できる。
勝敗よりもいい試合を期待したい。
ところで、たとえば北川ひかる選手。
もともとは前目の選手だった気がするが、
いまはサイドバックで活躍している。
攻撃参加が魅力的だが、
不用意に相手を抜こうとしてボールを取られることがあり、
そこで、がら空きの自分の後ろを使われることも多く、
味方のカバーで事なきを得ていたが、
この辺のプレーの軽さが少し気になる。
ミドルシュートが威力十分ながら、
枠に行くことが少ないのも気になる?
いま書いた気になる点は、
北川選手だけでなく、
ほぼ全員に共通の感想でもあった。
この辺を改善して次のベネズエラ戦に臨み、
ぜひ勝って決勝進出を決めて欲しいなあ。
前半の長谷川、杉田の2得点でベスト4入り!
U-17日本女子代表 2-0(前半2-0、後半0-0) U-17メキシコ女子代表
得点者
12分 長谷川唯(U-17日本女子代表)
44分 杉田妃和(U-17日本女子代表)
スターティングメンバー
GK:松本真未子
DF:北川ひかる、市瀬菜々、大熊良奈、遠藤優
MF:杉田妃和、長野風花、宮川麻都、長谷川唯、松原志歩
FW:小林里歌子
サブメンバー
GK:浅野菜摘、森田有加里
DF:橋沼真帆、南萌華
MF:西田明華、佐藤瑞夏、平塚万貴
FW:鴨川実歩、児野楓香、齋原みず稀
交代
60分 遠藤優 → 齋原みず稀
75分 小林里歌子 → 平塚万貴
85分 長谷川唯 → 西田明華
マッチレポート
連日の猛暑が和らいだものの、強風に見舞われたリベリアのEdgardo Baltodano Stadium。
17時キックオフの時点で気温は27度です。
2012年のアゼルバイジャン大会では、グループステージを17得点0失点で突破しながら、準々決勝でガーナを相手にに0-1で敗れ、大会敗退を余儀なくされました。準々決勝は鬼門のステージです。
高倉ジャパンはここまでの3試合で15得点0失点と、前回大会を彷彿とさせる強さで勝ち上がりました。
前半の長谷川、杉田の2得点でベスト4入り!
準々決勝の対戦相手はメキシコ。グループステージで中国に4-0と大勝、3試合を8得点3失点で乗り切り、攻撃陣の強さが持ち味です。昨年4月26日にコスタリカの4カ国対抗戦で対戦した時には2-0で日本が勝利していました。
3,406人の観衆が集まったなか、風下の日本がキックオフ。浮き球は風によってかなり勢いをそがれてしまいます。
最初の決定機は日本、7分に右サイドから中央に入れられたボールにゴール前で宮川麻都選手(日テレ・メニーナ)が合わせようとし、DFにクリアされます。その2分後に長谷川唯選手(日テレ・ベレーザ)からのラストパスに合わせて小林里歌子選手(常盤木学園高校)が走りこみ、メキシコGKが好セーブ。
12分、右サイドの小林選手からペナルティエリア内に入ったクロスに宮川選手が合わせるもDFに当たります。こぼれ球に長谷川選手が反応して押し込み、日本が早い時間帯の先制に成功します。
これによってペースをつかんだ日本。23分と24分に長谷川選手がミドルシュートを狙い、28分、29分には杉田妃和選手(藤枝順心高校)も惜しいシュートを放ちます。
「グラウンダーのボールをつなげ!」と高倉監督から度々声がかかります。
32分、今度はメキシコの反撃です。中盤から大きく蹴られたボールにGK松本真未子選手(浦和レッズレディースユース)が飛び出しますがボールに触れず、相手FWに頭で触られてしまいます。しかし、DF大熊良奈選手(JFAアカデミー福島)がきっちりカバーリングに戻ってクリア。日本が最大のピンチを防ぎます。
逆に42分、ペナルティエリア内でボールを受けた長谷川選手が相手選手からの反則を受け、日本がPKを得ます。
長谷川選手自身がPKを蹴りますが、ゴール中央に蹴ったシュートはメキシコGKの足にあたって決まらず。しかし、このこぼれ球に詰めていた杉田選手が押し込み、日本がリードを2点として前半を折り返します。
後半は風上に立ったものの、なかなか追加点が決まりません。
60分にはサイドバックの遠藤優選手(浦和レッズレディースユース)に替えてFW齋藤みず稀選手(アンジュヴィオレ広島)を、75分(小林選手→平塚万貴選手(西南フットボールクラブU-15))と85分(長谷川選手→西田明華選手(セレッソ大阪堺レディース))にも選手交代をして攻撃の活性化を狙いますが、4度の決定機を相手GKの好セーブやシュートの不正確さによって決めきれず、2点リードのまま日本が勝利を収めました。
マッチMVPには杉田選手が選出されました。
準々決勝を突破し、前回大会の成績を超えたベスト4にコマを進めました。31日の準決勝の対戦相手は、準々決勝でカナダとの接戦を3-2で制したベネズエラです。南米を1位で通過してきたこのチームは強力なFWを擁してこれまでの4試合で計11得点をたたき出しています。
準決勝のもう1試合はガーナとナイジェリアのアフリカ勢をそれぞれ下したイタリアとスペインのヨーロッパ対決となりました。
グループリーグ第3戦後に高倉監督が「(これからのステージは)いかに得点するか」と語っていた課題は残ったままです。準決勝に向けて気持ちを切り替え、良い準備を進めていきます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます