徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

閑話休題その5?

2010-02-19 05:18:18 | 認知症
昨日は、同僚の休暇前の引き継ぎがあったりして、
いつもよりは遅くなり、
19:47のバスに乗り遅れてしまった。
このままではどうせ、お袋の施設には行けない。
で、久しぶりに郵便物の受け取りも兼ねて、
実家まで散歩がてら歩いてみた。
着くと、なんということか、リビングの電気が点いたまま。
きっと約2週間つけっぱなしだったようだ。
失敗失敗。
久しぶりに家の中にはいれば、
寒々しい部屋の中は物悲しい。
感傷的な気分になってしまった。
この家の宿主が不在となってから1ヶ月強。
アルツハイマーが進み、
なかなか片付けもままならなくなってから、
部屋の片隅にある小さなテーブルの上に、
ゴチャゴチャと重なっている書類やノート。
親父が亡くなった時の関係ノートも出てきた。
今ここで書く気にならないが、
いつかここに記してみたいなあ。
さらに、思ったこと。

親父は本人が57歳。
私が25歳の時に亡くなり、
兄貴は5年前に50歳で亡くなった。
そしてお袋はアルツハイマーでほとんどの事を忘れている。
家族の思い出の中で、重要でも私がよく知らないこと。
もう、本人たちの口から知るすべはない。
人伝に状況を間接的に知るしかない。

例えばお袋と親父の馴れ初め。
結婚に至った経緯。
先日、伯父叔母から、初めて聞かされた。
いつか書いてみたいが。
そして今度は私の事に戻れば、
私の過去の思い出や状況は、
私が子どもに伝えなければ、
それはなかったことと同じ。
子どもたちが知りたいかどうかという問題もあるが、
私や奥様だって、交通事故で突然亡くなる可能性はゼロではない。
今のうちに話しておくか、
ここに記して、子どもに読ませるか、
いずれにせよ、伝える努力は必要だなあと思った。


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2 コメント

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身につまされます (チョおば)
2010-02-19 10:40:08
似ています。父は57才、私が27才の時突然亡くなりました。母は今年で83才。今はまだなんとかまだらぽけ状態ですが、日に日に色々なことが分からなくなってきているみたいです。今は実家で暮らしていますが、週に4度は話し相手というか、様子を見に行きます。ボケの始まりは話相手がいないことが多いと聞きました。母も日ごろはtvを相手にしているだけで、外へ出ることもなければ、話す ということは皆無ですから。いつか私のことも分からなくなってしまうのかと思うと、今一杯話しておきたいと思っています。
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おはようございます (おとぼけの父上)
2010-02-20 06:20:10
コメントありがとうございます。
確かに似た状況ですね。
話すことはものすごく大切なようです。
私の知人のお母様は、
一人暮らしで進行した認知症症状が、
娘さんと同居となって、
毎日ケンカしながら、
それが刺激になって、
症状が改善されたそうです。
話し相手は必要なようです。
大変でしょうが、
がんばってください。
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