徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

ソフトテニスにおける審判について

2022-11-08 12:31:29 | テニス

昨日も書いたように、エスパルスの降格を引き摺り、大道芸ワールドカップを見に行く気力が湧きませんでした。2015年に降格した年のエスパルスは明らかに弱く、このチームでは降格するよなって思っていました。今年は何度も書いているように同じ失敗を繰り返し、降格決定の試合も、掲示板での書き込みでも、3得点して負けるようでは降格するよねっと言う感じの書き込みがありました。何より伝統芸となった終盤の失点。これは来期直るのでしょうか?まだ来期の展望を語る時期ではありませんが、そこに思いを馳せる気にならないことが少し悲しいです。

 

R中が出場するソフトテニスの大会において、

団体戦なら、相互審判、個人戦なら基本的に負け審。

いずれにせよ、中学生が審判を行います。

以前からこのブログでも誤審について書いてきましたが、

まず、誤審は必ずあると思っていなければいけないと言う事です。

流石に意図的に誤審をするケースはないでしょうが、

プロの審判でも誤審はあるのです。

誤審があることが前提なので、

バレーボールにせよ、バドミントン、硬式テニス等、

色々な競技でチャレンジ制度を行っているのです。

 

そして中学生の審判は誤審はあることが前提とは言え、

やはり、その審判レベルはバラツキがあり、

中学生に対し審判講習会を行っていますが、

たった1回の講習では、本当の初歩的な指導しか出来ません。

そして、一番大事なライン間際での、アウト・インを見抜く目は、

これは個々の技術力の問題なので、講習会等で向上するものではありません。

だからこそ、試合をしている中で、

誤審で失点しても、それがリードしている時であれば、

影響をかなり低く出来るので、

常に先行を意識してプレーすることも大事なのです。

そして、過去には最後のマッチポイントが誤審だったことが実際にあり、

その時は、正直誤審がなくても勝てなかった可能性が高い相手なので、

影響は殆んど無かったのですが。

 

さて、問題にしたいのはここから先です。

自分達の試合をさばく審判に、

異を唱える選手やコーチ、顧問は多くいますが、

自分達が指導する選手に対し、指導に時間をかける指導者は少なく、

これはモチロン私を含めてなのですが、

審判の技術を向上させることが重要視されていません。

 

私も、審判が出来ないと試合に出さないぞと脅したり、

場面場面で細かい指導をしたりもしますが、

中々選手に浸透するまでには至りません。

根本的な、初歩的なことでは、

正審がしなくてはいけない事は。

大きな声でコールすること。

少なくともベンチに聞こえる声で、出来れば観客に聞こえるように。

アウトインの見るべきラインは

  • 正審側のサイドライン
  • 正審側のサービスサイドライン
  • サービスセンターライン
  • ネット

副審が見るべきラインは、

  • 副審側のサイドライン
  • 副審側のサービスサイドライン
  • サービスライン

基本的にバックラインは見ませんが、

中学生の場合、殆んどの副審がバックアウトで手を上げます。

モチロン正審が逆光で見えなかったりした時に、

副審に確認する場合もあるので、

見る必要がないとは言いませんが、

少なくとも通常の場合のアウトインの判定は不要なのですが、

殆んどの中学生は理解していません。

それ以外の、色々なルールだったり、

オーバーネット、ネットタッチ、2バウンドか否か、

ボールタッチしたか、フットフォールト等々、

色々な判断が出来ないケースも多いです。

ましてや、イエローカードの対象行為に対して、

イエローカードを出す中学生は今だかつて見たことはありません。

モチロン、それを糾弾しようと思っている訳ではありませんが、

顧問も、コーチもあるいは父兄も、

それを遵守しようとする姿勢が不足している人を見ると、

勝負に拘ることの意味と言うか、諦めないと言う拘りならともかく、

勝ち負けだけに拘る姿は、選手のためにならないと本当に思います。

 

特に中学生は部活としてソフトテニスに携わっているはずです。

プロではないので、

良い大人になる準備を周囲の人間が心掛けて欲しいのです。

 

あと、ルールではなくマナーの問題もあります。

誤審をした審判に暴言を吐くコーチ。

中学生相手に大人のコーチが暴言。

以前私のブログでそのことをアップしました。

今回は敢えてリンクしませんが、指導者の資質を疑います。

先日ある方とお話をしていて、

ある選手がファーストサービスをフォールトした時に、

間を置かずにすぐセカンドサービスを行ったのは良い事だ!

と私に語ってくれました。

恐らくサーブを打った感触を忘れないうちにセカンドサーブを打てば、

ダブルフォールトの可能性を押さえられると思ったのでしょう。

でも、、テニスでも卓球でもバドミントンでも、

レシーバーの準備が出きるまでプレーをしないことはマナーです。

そう言うことも知らなければ教えられません。

でも、それを教えている人はあまり見たことがありません。

一事が万事。

部活は勝負が最優先ではなく、人間的成長が最優先だと思っています。

努力して成長して、その成長過程で、成功体験を積み、

自己肯定感をもってもらうことが大切と思っています。

質の悪いコーチとしての私の言い訳ですが。

コメント
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