おっちゃんの四季通信

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「葛城の道」を歩く その13

2009-03-01 11:23:18 | ウォーキング

「葛城の道」を歩く その13
九品寺(くほんじ)は、浄土宗の名刹で、「石仏の寺」の異名があります。
奈良時代、聖武天皇の勅により行基が開基したお寺です。
そして中興の祖が空海と言われています。
これは、空海が804年に唐に渡り、その2年後に帰り、行基の遺業をしのび、
葛城の地にきた時に、大変この土地が気に入って戒那千坊を建立したことに
よるものです。さて、山門をくぐります。

奥が深い感じがする立派なお寺です。
階段の手前の左に十徳園の入口があります。

立派な庭園「十徳園」は、ここから入ります。
拝観料は不要です。花の季節の時に訪れたいと・・・・
今回は、パスします。

階段を上がって行きます。

本堂です。

鐘楼も立派です。

九品寺(くほんじ)の裏山に、千体石仏とよばれる石仏群があります。
城主楢原(ならばら)氏が南朝に味方し、朝敵と戦ったとき地元の人々が身代わりに
奉納したものといわれています。そのため身代わり石仏とも呼ばれ、目鼻がはっきり
しない仏が多いのは、戦乱の最中に作られたからでしょうか。
その裏山の道です。


「玉葉集」に行基菩の歌として収められている
「山どりのほろほろとなくこゑきけば
              ちちかとぞおもふ母かとぞおもふ」
という歌が日本人の自然観をよくあらわしているためか,広く知られている。
ここにも行基作法として少し略して掲示している。


裏山の道が整備され石仏がずっとあります。

石仏の数は1600体とも1700体といわれています。


歩く道に石仏が整然と並べられています。
いまは、整備されていますが100年ほど前に裏山の地中から見つかったもの。


この裏山が墓地となっているので、それと合わせて整備されたのでは・・・・・・

どんどん進んで行きます。
時間があるので登って行きますが・・・・・・・

ずっと石仏が続きます。

裏山の道は、石仏と共にずっと続きます。

上に行くと石仏に前掛けが・・・・・・

ここが裏山の一番高いところです。お堂もあります。

石仏、一体、一体お顔が違い、慈悲深いお顔をしています。

裏山から降りていくと本堂の屋根から遠く大和三山が見えます。

九品寺の境内わ下っていきます。

右にも地蔵菩薩が・・・・・

西国33ヶ所の石の菩薩が・・・・・

ここを巡ればご利益が・・・・・・

山門を出ると屋根の下に石仏(お地蔵さん)が並んでいます。
ここを左に・・・・・ 葛城の道です。

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