都立高専交流委員会ブログ

都立高専と城南地域の中小企業(特に製造業)との交流・連係を図り、相互の利益と地域社会・地域経済の発展を目指します。

ご案内  運営会議開催/支部例会:コミュニティカレッジ/インタ-ンシップ反省会/経営塾 など

2012年10月17日 | Weblog
寄贈した書籍が図書館に展示されました。  クリックすると 画像 が 大きくなります。
 
    
 
図書館の中央に展示 / 今回寄贈させていただいた書籍 / これまでに寄贈させていただいた書籍のコ-ナ- など 
 
 
 
 
  ☆★☆☆ 大田支部 都立高専交流委員会 よりのご案内 2012. 10.15 ☆☆★☆
 
  
 平素よりお世話になります。
 
 直近ではございますが、先日、ご案内させていただいた
 都立高専交流委員会 運営会議(役員会)は、
 10月17日 京浜工業所にて 午後6時30分より となりました。
 皆様のご参加を歓迎いたしますので、宜しくお願い申し上げます。
 
 
1.10月17日(水) 京浜工業所にて 都立高専交流委員会 運営会議
2.11月16日(金) 大田支部例会 / テクノシティコミュニティカレッジ
3.10月27日(土) 産技祭にて、インタ-ンシップ 反省会
4.11月14日(水) 大田支部幹事会 にて 学生による大連訪問報告会
5.本年度の中小企業家経営塾の講師選定と運営について
5.雑感 …… 連続的な変革活動をサポ-トする業務のあり方について 
 
 
 
   10月17日(水)午後6時30分より 委員会 の 運営会議
 
 
 直近で恐縮ですが、水曜日、午後6時30分より 京浜工業所 にて、
 都立高専交流委員会の 運営会議 を、開催いたします。
  http://map.yahoo.co.jp/maps?lat=35.600452091127&lon=139.73948716395&mode=map&type=scroll&z=19
 
 
 当日は、21研と重なりますが、中心メンバ-の日程を合わせたところ
 この日しかなくなりました、宜しくお願い申し上げます。
 
 議題(予定)は
 
1.11月16日(金)支部例会/コミュニティカレッジ第6回 の 準備/運営
2.中小企業家経営塾 大連学生海外派遣 の ご報告
3.本年度の中小企業家経営塾の講師選定と運営について
4.インタ-ンシップの反省会について
  中小企業家経営塾 幹事会にて 学生による 大連訪問報告会
  12月9日 中小企業家経営塾 大連より女性経営者 馬艶 さん来訪
  終了後の交流会など
5.都立高専交流委員会の基本的あり方について
  
 ご参加可能な方は、
 当方に連絡の上、お時間(午後6時30分)に、会場にお出かけください。
 京浜工業所   http://www.keihin-kogyo.co.jp/

 
 
 
   大田支部例会 / テクノシティ 城南 コミュニティカレッジ について
 
 
 本年度の支部を決める拡大幹事会で、産学担当の支部例会を開催することになり
 大田支部例会 と 併催される テクノシティ 城南 コミュニティカレッジ 第6講
 
 深海挺「江戸っ子1号」プロジェクトを進める
 杉野ゴム化学工業所 杉野行雄 氏 と プロジェクト のキ-マンにおいでいただき、
 講演、パネルディスカッション を 行う予定でしたが
 
 杉野行雄 氏 の ご指名による 2名の プロジェクト の キ-マン
 海洋研究開発機構 海洋工学センター 観測技術担当 土屋利雄 氏
 東京東信用金庫 中小企業応援センター コーディネータ 桂川正巳 氏 が 参加不能と解り
 
 急きょ(大森氏には、事前に、今回の件についてお話していたとはいえ)
 理化学研究所大森素形材工学研究所 大森整 氏
 東京東信用金庫 お客様サポ-ト部 執行役員 部長 石毛弘之 氏 に
 お願いすることになりました。
 
 この間 大連学生海外派遣 では、反日デモと9/18(満州事変戦端の日)が重なり
 充分な事前情報の収集(大連ではデモの呼びかけはあったが一人として集まらなかった)
 学生の事前学習の内容の再整備などもあり、
 シンポジウムの基本スキ-ム決定が、大変、遅れることになりました。
 
 けれども、石毛弘之 氏 も 産学連携や地域クラスタ-形成など、
 この10年の東京東信用金庫の独自の取り組みを主導した方、
 大変、よい講師、パネラ-をお迎えすることができました。
 
 11月16日まで
 短い準備期間となりますが、全力で準備を進めたいと思います。
 
 シンポジウムのタイトルは、
 
 副 下町深海探査基地始動! プロジェクトは 8000m の超深海を目指す!!
 主 「江戸っ子1号」プロジェクトと《新産業創成地域センタ-》の課題
 
 これを、大田支部例会用の「ご案内」では、
 
 副 「江戸っ子1号」プロジェクトと《新産業創成地域センタ-》の課題
 主 下町深海探査基地始動! プロジェクトは8000mの超深海へ!  とし

 未来社会を創造する挑戦を地域に! というタイトルを
 案内文につけさせていただきました。 添付文書 ご参照)
 
 
 シンポジウムの目的は、
 「江戸っ子1号」プロジェクトのご報告をいただき、
 大森氏にも、別の面から補強していただくことにより
 地域における 新産業創造拠点 の課題を検証し、その糸口を生み出すことです。
 
 もちろん、それが1回のシンポジウムでできることではありません。
 今後の コミュニティカレッジ のなかで、一貫して、追及していくことです。
 
 これは、交流委員会 や コミュニティカレッジ の 基本方針 にもあり
 今回の講師、パネラ-の方とも、打ち合わせをさせていただいた点ですが
 
 さて、先日の支部幹事会では、
 どうも、この点についてご理解いただけなかったようです。
 
 直近に迫った
 大田支部例会 / コミュニティカレッジ に、どう取り組むか?
 打ち合わせをさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
 
 
   10月27日(土) 産技祭にて、インタ-ンシップ 反省会
 
 
 毎年実施している 都立高専インタ-ンシップ 学生受け入れ
 本年も、16社で34名の学生を受け入れることになりました。
 この実施後の検討会を、10月27日(土)午後1時より開催いたします。
 
     都立高専インタ-ンシップ 実施後 の 検討会
■ 日 時 10月27日(土) 午後1時より
■ 会 場 都立産業技術高等専門学校 西棟7階 生産システム工学科 会議室
      http://www.metro-cit.ac.jp/information/map_shinagawa.html

  
 会社説明会 の開催により、定着した インタ-ンシップ 学生受け入れ
 これまでは、スケジュ-ルの余裕がなく、定期的な反省会は実施されませんでした。
 今回は 東京同友会IT部会 栗山氏 のご提案などもあり、
 都立高専インタ-ンシップ 実施後 の 検討会 を 開催 させていただきます。
 
 参加されるのは、学校(各学科)のインタ-ンシップの担当教授、
 インタ-ンシップに参加した学生 そして 受入企業 です。
 
 7月17日の「交流会」で、学校の先生よりもご提案がありましたが
 インタ-ンシップの経験を踏まえ、企業の課題解決への学生の参画など
 より広い産学連携と次世代人材育成への取り組みについて、
 意見交換していきたいと考えております。
 
 なお、当日は、学校の文化祭(産技際)となります。
  http://www.sangifes.com/

 
 研究室の開放/訪問ツア-、ロボット競技などなども行われますので
 合わせて、ご見学いただけば幸いです。
  
 
 
   11月14日(水) 幹事会にて 学生による 大連訪問報告会
 
 
 反日デモと9月18日(満州事変の戦端が開かれた日)が交差する中、
 本年度の 中小企業家経営塾 大連 学生海外派遣 が実施されました。
 この学生による報告会が、次回幹事会で行われます。
 
     中小企業家経営塾 大連 学生海外派遣 学生による報告会
■ 日 時 10月14日(水) 午後7時より  各人5分/計20分程度
■ 会 場 大田区産業プラザ(PiO) 1階 B会議室
      http://www.pio-ota.jp/plaza/map.html
 
 
 5回目となる 中小企業家経営塾 大連 学生海外派遣
 この間に、リ-マンショック と 震災 があり、
 3回目となる一昨年には、実施方法の大きな変更がありました。
 
 こうした経験を経て
 大連学生海外派遣 の実施内容にも、よい蓄積が生まれつつあります。
 
 派遣学生を1名増員、三菱電機大連機器 様 では、
 何名もの中国人現地スタッフの(日本語による)レクチャ-を受け
 生産現場の工程改善について、学生が提案するという
 大変、ユニ-クな研修を受けさせていただきました。
          
 事前学習と現地での学習内容もよくマッチングし
 (昨年は、震災に煽られ、実施で精一杯、事前学習の機会が持てませんでした。)
 大変、よい海外学習の機会となりました。
 
 次回の大田支部幹事会で、学生を中心とする「報告会」を、開催いたします。
 午後7時より20分程度ですが、皆様にお顔をお出しいただきたく
 ご案内させていただきます。
 
 
 
    本年度の中小企業家経営塾の講師選定と運営について
 
 
 本年度の 中小企業家経営塾 の 講師選定 は、下記のように進められています。
 
 
 第1回 11月 9日(金) 三和電気 株式会社 取締役会長 宮崎浩 氏 
             http://www.mitsuwa-elec.co.jp/
     講師(宮崎氏と)打合せ:10月19日(金) 16:00~ 三和電気 にて
     ご参加可能な方は、当方にご連絡の上、現地にお集まりください。 
 
 第2回 12月 7日(金) 大連豊安ビジネスコンサルタント有限公司 馬艶 さん 
             http://hooan.cn/
             http://www.chainavi.cn/dalian/blog.html?sid=13093
               経営塾終了後 企業見学/交流会 などを検討しています。
 
 第3回 12月21日(金) 未定  第3回、第4回 の どちらかを
 第4回  1月18日(金) 未定  東京同友会IT部会に依頼させていただきます。
 
 第5回  2月 8日(金) 日進工具㈱ 代表 後藤勇 氏
             (超硬エンドミル製作/《国内から世界へ》にこだわる)
             http://www.ns-tool.com/
 
 
 いずれも、10:25AM ~ 12:00AM
 都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス 西棟6階 PBL多目的教室 にて
 事業終了後に、講師との昼食懇談をさせていただく予定です。
 
 
 事前打ち合わせでは、内田亨塾長の提案により
 アマダのインド/テクニカルセンタ-を立ち上げ、軌道に乗せた方に
 お話しいただくなどがございましたが、現状では、
実現しない見込みです。
 
 一方、本年の大連訪問でお会いさせていただいた
 女性経営者 馬艶 さんに、第2講で、お話をしていただくことになりました。
 
 
■ 第1講  三和電気 株式会社 取締役会長 宮崎浩 氏 (11月9日) 
 
 第1講の講師については、紆余曲折があり、決めかねていたところ、
 三和電気 宮崎さん にお引き受けいただきました。
 誠に有難うございます。
 
 宮崎さんよりは、下記のメ-ルをいただきました。
 
  今、経済/政治/文化等すべて大幅な変化をしており
  世界に於いて日本の低落は酷くなる一方です
  私の過去の体験 常識が通用しない時代です
  未来を背負う 学生の力をお借りする講義にしたいと考えております。
 
 
■ 第2講 大連豊安ビジネスコンサルタント有限公司 馬艶 さん 
 
 第2回の講師 馬艶 さんは、大連において日中ビジネスのかけ橋をされている方です。
 大連経済技術開発区に本社を置き 学生訪問でもお世話になった パンチ工業大連有限公司 が、
 大連郊外の瓦房店市に工場を建設した際にも、
 現地における工場建築のサポ-ト(差配?)をされたとのことです。
 
 第2講の12月7日(金)は、馬艶 さんに一日時間をお取りいただきました。
 講義終了後、企業や大田区産業振興協会、東京同友会事務局の訪問、交流会を
 企画させていただきたく考えております。
 
 また、当日は、馬さんの会社の顧問で
 ア-ス製薬の国際担当常務/天津ア-ス化学(1990年設立)の董事長を務めた
 児玉氏もお見えになるということですので、
 学生とのコミュニケ-ション(グル-プ討論)に加わっていただこうと思います。
 
 馬艶 さんよりは、以下のメ-ルをいただいております。
  
  今回は未熟な私にこのような大役を与えて頂いたこと、心からありがたく感謝しています。
  承諾させてもらったのですが時が経つにつれて、
  この私が満足な講義が出来るのだろうか? 
  このような大役を果たすことが出来るのかどうか? 
  どんどん不安が募ってきています。
 
  でもせっかくいただいた貴重な体験の場、
  一生懸命努めさせてもらいますのでご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
 
  レジメについて現在下記5点を考えているのですが、
  どのような話をすれば皆さんのプラスになるのか分からないので、
  アドバイスをして欲しいです。
 
  ① 自己紹介
  ② 豊安ビジネスコンサルタント設立の経緯
  ③ 会社設立後10年間で学んだ貴重な経験
  ④ その経験を踏まえて学生の皆さんに伝えたい事
  ⑤ 日中問題の現状と将来
  
  (以下略)
 
 
 
    雑感 …… 連続的な変革活動をサポ-トする業務のあり方について
 
 
 最近、仕事先の仕事への要求が多様化するだけではなく、
 その(多様化する)速度が速いことを感じます。
 
 2年ほど前に独立し、当方の仕事先になった女性経営者の C さん、
 外国人、帰国子女を活用して、幼稚園などでの英語教育や英語教室をしていますが
 大森で、民間(!)の学童保育をはじめるとともに
 本年度より準備してきた施設型の「保育ママ」事業が、9月よりスタ-トしました。
 (この施設は、自治体よりも高く評価されています。)
 
 先進国でも、もっとも著しい高齢化と出生率の低下(必然的に生産労働人口の激減)により
 歯止めの見えない人口減少のプロセスが始まった今日
 子育てや家庭を支援すると共に女性(+高齢者)などの人材活用を進め、
 教育の社会的機能強化 や 財政再建 により 将来世代の負荷 を減らしていくことは、
 急激な変化のプロセスを軟着陸させていく上で、欠かすことのできない課題です。
 
 言うまでもなく、歴史の変革期をともなう新しい社会的課題から
 大変、深くて広い社会的ニ-ズが生まれてきます。
 
 ところで、この女性経営者が創業する前に務めていたのが某不動産企画会社
 この不動産企画会社の経営者は
 トップ商社で、東京臨海副都心のよく知られた地域の不動産開発を主導したあと独立、
 ところが、バブル時の経験が忘れられず、会社は鳴かず、飛ばずの状態、
 この不動産企画会社で、取引先との縁から始めた子供たちを対象とする
 英語教師派遣事業などを進めていたのが、今回独立した女性経営者のCさんです。
 
 今回の独立で、赤字だったこの事業部門に展望が生まれ
 一気に事業拡大への弾みがつきました。
 
 ところが、件(くだん)の不動産企画会社の経営者、自らの名前で、
 事業の譲渡や女性経営者への経営の承継を関係者に案内した翌月から
 自らの思惑との何かの食い違いがあったのか? 怒り出し、
 当方の関与先の女性経営者は、もらえるはずの退職金ももらえず
 売上入金の一部が旧会社(不動産企画会社)に入金される困難な環境に立ち向かい
 事業を拡大してきました。
 
 本年に入ってからは、不動産企画会社の経営者が
 簡易裁判所に調停を申し立て、調停委員も驚く支離滅裂な主張をしています。
 
 ところで、相手の主張が合理的根拠に欠ければ、欠けるほど
 相手の問題設定に、相手の舞台で反論すれば、まともな人が消耗するばかりです。
 
 こうしたときは、当事者をよく知る者が、客観的な問題整理を行い
 当事者間のしがらみを離れ、係争とその経緯の意味するもの、論点の性格を整理し、
 そのことにより是非を明確にすることが必要と考え
 簡易裁判所に提出する文書(一万字ほどになったか)を作成し、
 それを、弁護士に、そのまま書いて提出していただきました。
 
 
 さて、長い歴史の流れを見れば、
 
 人口の増加する経済の成長期と
 平安時代後期、江戸時代後期など、人口の増加 が 停滞 する 社会の成熟期 という
 大きな波が繰り返されることにより、社会が進化してきたと言われます。
 (宮本又郎氏著/放送大学教科書『日本経済史』による)
 
 この人口変動の長期歴史波動においても、
 実人口が大きく減少したのは
 縄文後期から晩期(紀元前900年ごろ)だけであったといいます。
 (千年強の期間に、26万人の人口が 7.6万人に減少したと推計される。)
 
 これは、一つの一面ではありますが
 私たちの社会が直面している社会変動の課題は、これほどにも大きなものです。
  http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1150.html

 
 私たちに必要とされているのは、新しい酒を、新しい皮袋に入れ
 新しい課題に挑戦する強固な基盤を生み出していくことでしょう。
 
 ところが現実は、
 
 世界を相手にした戦争の経験からつくられた戦後日本のすべてを受け取り
 (人口ボ-ナス時代でもある)右肩上がりの経済に乗っかり
 バブルの時期に大騒ぎした経験が忘れられないという世代が
 その結末の尻拭いを
 新しい課題に取り組む世代に押し付けているというのが実際です。
 
 沼地の様な環境の中で、変革の課題に取り組まなければならず
 そうであればこそ、
 新しい課題に取り組もうとする人々は、連続的な変革、変化を遂げていかなければなりません。
 
 私たちの社会が直面する歴史環境を常に念頭に置き、
 連続的な変革活動、連続的な進化を進める人々をサポ-トし続けることを
 私どもの業務の中心に据えていかなければならないでしょう。
 
 
 
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