都立高専交流委員会ブログ

都立高専と城南地域の中小企業(特に製造業)との交流・連係を図り、相互の利益と地域社会・地域経済の発展を目指します。

コミュニティカレッジ の 講師 後藤政志 氏 渡辺敦雄 氏 が NPO法人を立ち上げます。

2011年12月16日 | Weblog
    
              福島第一原発事故を踏まえ
   
           市 民 社 会 と 公 共 の 利 益 か ら
    科学技術のあり方を根源から見直し、再構築していくために
 
 NPO法人 APAST 設立記念イベント の ご案内
 
 
 10月30日に、都立高専 産技祭 の 特別企画 として開催された
 テクノシティ城南コミュニティカレッジ 第5講
 「福島原発事故の徹底検証とこれからのテクノロジ-、技術者、ものづくりの課題」
 
 この講師をお願いさせていただいた
 元東芝・原子炉格納容器設計技術者 後藤政志 氏
 同上/沼津工業高等専門学校特任教授 渡辺敦雄 氏 が、中心となって
 NPO法人 APAST を 立ち上げることなり
 
 来る、12月22日(木)午後6時より、設立記念イベントが開かれます。
 
 後藤正志 氏 が 理事長、渡辺敦雄 氏 が 事務局長、
 さらに、当初、講師をお願いしていた
 元パブコック日立・圧力容器設計技術者 田中三彦 氏が 副理事長 と
 設立メンバ-の中心を務めらています。
 
 設立目的は、後段に紹介させていただきますが、
 今回の震災、原発事故を契機に
 政府(行政)、企業、産業界から独立して
 科学技術のあり方、科学技術と社会のあり方を検証し、
 これからの展望を描いていくセンタ-の始動となります。
 
 市民社会 と 公共の利益 を基盤に、
 科学技術の運用のあり方を再構築するとともに、
 
 人類社会の長期の持続性 や 私たちが生活する地域社会 の視点から
 新しい課題を明確にし、
 サイエンス、テクノロジ-の担い手 や 企業の イノベ-ション能力 を
 ここに結びつけていくことは、
 
 もはや、避けることのできない課題でしょう。
 
 渡辺敦雄 氏、後藤政志 氏よりは、
 基本的に「脱原発+新エネルギー開発」の基本理念に賛同していただける方が対象、
 ご参加については、会場の関係で、事前にご連絡をいただきたいとのことです。
 後段より参加お申し込みをお願い申し上げます。
   
 
      NPO APAST 設立記念イベント
 
■ 日 時  2011年12月22日(木) 18時~20時
■ 会 場  恵比寿 Cafe Park カフェパーク 渋谷区恵比寿西1-21-15 
            tel 03-6416-0122  JR/日比谷線 恵比寿駅 徒歩5分 
              http://www.cafepark.jp/access/access.html

  
■ 内 容  1部 記者会見 
         設立経緯、今までの事故解析、今後の活動、質疑応答
      2部 立食パーティー
■ 会 費  3000円
■ お申込 参加お申し込みは下記にてお願い申し上げます。
       http://bit.ly/vyCOlS  
               または  apastjapan@gmail.com  へ 

■ お問い合わせ  NPO APAST 事務局   070-5468-9290 
          http://facebook.com/pages/APAST/144609115638833
 
 
 
 
 NPO法人 APAST(アパスト) の 概要は、下記のとおりです。
 
  
■ APAST(アパスト)活動目的
 
 2011年3月11日の大震災を契機に、
 我が国のそして世界のエネルギーに関する概念が転換しつつあります。
 
 「人間の命の安全確保の世紀」である21世紀に生きる市民は、
 「全体から」「地域から」「未来から」という視点で、
 科学技術の在り方をその根源から見直すべき時代に突入しました。
 
 この法人は、政府、地方自治体および産業界とは独立し、
 広く一般市民および教育関係者、報道関係者、地域のオピニオンリーダー層に対して、
 原子力発電所などの技術的課題の調査研究、現代科学技術の安全性の再評価、
 適正なエネルギー消費社会実現に向けての調査研究や教育に関する事業を行います。
 
 さらに技術がもたらす生態系および人間社会への
 直接的、間接的および潜在的な「負のインパクト」を、予測・評価し、
 その回避の方法およびそれに向けた社会の在り方を提言し、実践していきます。
 
 加えて本活動を継続的に継承できる21世紀を担う人材の育成に寄与します。
 
 
■ 設立メンバー(一部のみ)
 
 理事長     後藤政志  元原子炉格納容器設計技師
               発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価に係る意見聴取会委員
 副理事長    田中三彦  元原子炉圧力容器設計技師:国会事故調査委員会委員
 理事 事務局長 渡辺敦雄  元原子炉格納容器設計技師:沼津高専特任教授
 理事      石橋克彦  神戸大学名誉教授 地震学:国会事故調査委員会委員
 理事      黒田光太郎 名城大学教授 材料工学 工学倫理
 監事     河合弘之  弁護士
 理事     上澤千尋  原子力資料情報室スタッフ
 理事     澤井正子  原子力資料情報室スタッフ
 理事     高橋健太郎 音楽評論家
 理事     澤口佳代  映像ディレクター
 社員     小倉志郎  元原子力ラプラント技術者
 社員     崎山比早子 元放射線医学総合研究所主任研究官:国会事故調査委員会委員
 社員     三上元   湖西市長
 

交流委員会 運営会議 …… 来年度方針の たたき台 として

2011年12月16日 | Weblog
 
 来年度方針策定のたたき台として作成させていただきました。
 
 学校で、先生方にも参加していただいて開催した
 大田支部 都立高専交流委員会 運営会議 の レジメ です。
 ご興味のある方に、お読みいただけば幸いです

 
 
 
  
 
   2011.12.13 都立高専交流委員会運営会議/合同会議
 
 
1.本日の会議の目的
 
   …… 来年度以降の相互交流の課題の検証と来年度方針のたたき台として
 
 
  現状認識 ① …… 連携、共同事業の多様な実践、多様な参画者による発展とこれからの課題
 
   中小企業家経営塾                …… 10年目      
   インタ-ンシップ会社説明会           …… 6年目
   学生海外派遣                  …… 4年目(本年度経営塾受講生が5年目)
   テクノシティ城南コミュニティカレッジ      …… 一昨年末より5回目
   図書館 中小企業家経営塾のコ-ナ-         …… 5年目(4~500冊??)
   夏期講座「大都市産業集積論」の学生訪問の受け入れ  …… 3年目
   その他
  
 
  現状認識 ② …… 交流連携の環境の激変と私たちの課題(問題設定をどう変えていくのか?)
 
   世界経済のグロ-バル化、大国中国の台頭→揺らぎ、日本の漂流、国際秩序の液状化
   このなかで、新しい世代……バブル崩壊後に生まれた世代をどう迎えていくのか?
   (国内的にも、国際環境においても、従来の常識が通じない環境)
 
 
  これから(来年度以降)の課題
 
   相互交流の基盤の再構築、連携/共同事業全体のマネ-ジメントの再構築
   年度計画の確立
 
  
  交流の理念の再確認、再構築 / 継承、発展 (最後に、改めて……) 
 
   現状の制度や仕組みを超えた未来志向型、将来ビジョン指向型の連携を!
   相互協力から共同事業を! 
   (give & take …… 与えてから取る )を前提に、相互の立場を超えた共同事業の発展を!
   産学連携を基盤に、オ-プンイノベ-ションを進める新しいプラットホ-ムを!
 
  
 
 
2.意見交換
 
 
 
 
 
 
 
3.来年度以降の課題について
 

  インタ-ンシップ …… 本年度の到達点 と これからの課題
 
 
 
  
  中小企業家経営塾 …… 新しい世代とどう向き合っていくのか?
   
 
   授業の形式の変更(から見えてくるもの)
  
   講師の選定について
   
   これからの課題 と 運営体制 
 
 
 
 
 
  学生海外派遣 …… 4年間の試みを集約し、今後の課題の明確化を!
 
 
   これまでの試みを総括し、「制度化」に進む段階
   
   実施計画や、学習課題の明確化
   
   早い段階での人選、訪問日程、現地スケジュ-ルの明確化 や 事前学習資料など作成
   
   学習環境の変化 (わかり易く[?]書けば …… )
    これまで …… 「経済大国」(アジア唯一の近代国家)幻想の終わりと現実の直視
    これから …… よりフラットな関係と東アジア秩序全体の揺らぎ
   
   4名派遣の方向で
 
 
 
 
 
  テクノシティ城南コミュニティカレッジ
 
  …… 形成されつつある「コミュニティカレッジ」の実質
  
 
   「立ち挙げ」の段階が終わり、「軌道に乗せる」段階へ
   
   「城南コミュニティカレッジ」の性格、目的の明確化を!
    地域の ものづくり と 人材育成 の 担い手を中心に、
    これからの課題を検証し、未来志向(課題解決)型のネットワ-クづくりを進める場
    「城南コミュニティカレッジ」は、
    知識の消費(提供)の場ではなく、知識と知識運用能力の創造の場
    
   学生の参加 …… 大人の議論に接し、参加していただく場として位置づける。
 
 
 
 
   来年度についてのご提案
   
    志はNASAより宇宙に近く!  
 
     カムイスペ-スワ-ク 植松努 氏 / 荒川キャンパス 人工衛星投入チ-ム 石川智浩 氏
    
    経済のグロ-バル化と21世紀のアジア / 大国中国の揺らぎと日本の再生
 
     文科省 伊佐進一氏(『「科学技術大国」中国の真実』著者)
     JETRO アジア経済研究所 新領域研究センタ-長 大西康雄 氏
     海外ビジネスの現場で活躍する中小企業 / 中国人の識者等
  
 
 
  そ の 他 
   
   「大都市産業集積論」
       
 
   
 
   図書寄贈(図書館 経営塾のコ-ナ-)
 
 
 
   OTAふれあいフェスタの今後
 
 
  
   若手技術者育成講座/未来工房/高専ロボコンへの支援など
 
 

  
 
4.交流/連携/共同事業を発展させるマネ-ジメントの構築について
 
 
 
 
 
5.交流の理念の再確認、再構築 / 継承、発展
 
 
  制度化されていない問題に、共同で取り組み続けてきたのが相互交流の歴史
  
  交流の原点、これまでの歴史を継承し、未来志向型の関係の再構築を!
 
  相互協力 から 共同事業 へ! 
  (give & take …… 与えてから取る )を前提に、相互の立場を超えた共同事業の発展を!
 
  産学連携を基盤に、オ-プンイノベ-ションを進める新しいプラットホ-ムを!