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バッタモンのポタリング日乗

松本在住の自転車散歩・鉄道・旅など雑多な日記
  

丸亀泊

2017-10-18 23:03:21 | 
丸亀駅に降り立った時には辺りはもう薄暗い
ん?薄暗いのは秋の短い日のせいばかりじゃないぞ
駅前にはなんにもないじゃんかぁ~

飲み屋どころか名物だろううどん屋さえ見当たらない
ホテルにチェックインした後
周辺を探索してみるが・・・ない!

ひと気のないアーケード街をウロウロ
やはり居酒屋難民と思われる三人組の男女も何にもねえじゃんとウロウロ

居酒屋は諦めて駅近くにあった大衆食堂で生ビール二杯と1100円のうな重とキスの天ぷら
まぁこれはこれで良かったかなと閉店時間の8時前には店を出て
駅併設のスーパーで刺身と酒を買って後は部屋呑み

半額で買ったオリーブハマチの刺身がやけに旨かった丸亀の夜だった

                      

うだつと打つだの町

2017-10-16 21:50:07 | 
阿波池田駅で途中下車したのは
甲子園で名を馳せた蔦監督率いる池田高校があまりにも印象深かったからだ

さて、優勝したのはいつだっけ?
何回優勝したっけ?
よく打つやまびこ打線だっけ?
確か巨人の水野投手がここの出身だったなぁ
そんなことを思いながらブラブラしてみる

駅前の観光案内所でもらったマップを頼りに
うだつのある家並み探訪
なかなか趣ある風景だが
だいぶ傷んだ家もあり今後の維持管理が大変そうだ

こんな山の中の小さな町の公立高校が何度か日本一になったのはすごいことだ

今ではシャッター街となった駅前のアーケード街は
<祝甲子園優勝>の文字で埋め尽くされていたのだろう



かずら橋

2017-10-15 21:16:20 | 
やはり観光名所はクリアしておかないと

もう二度と来ないかもしれないので520円払って渡ってみた奥祖谷のかずら橋
西祖谷の方が高度感があるけど観光客が列をなしていたんでパスしてこちらだけ

板の隙間から下が見えるので結構怖い
骨格はワイヤーロープでできているから安全性に問題はなさそう

こんな所まで外国人観光客が何人も来ている観光国日本

ちょこっと与作

2017-10-13 06:31:49 | 
酷道与作の真髄は京柱峠方面だが一人レンタカーで行く気にはなれない
そんなわけでそれほど酷ではなさそうな奥祖谷の二重かずら橋まで走ってみた

それでも集落周辺に二車線の快適な路面が現れたかと思うとすぐに狭くなり
時折遭遇する対向車と道を譲り合わなければならないし
ブラインドカーブも多く気が抜けない

ん?
沿道に動かぬ人々が・・・
NHKの酷道439号を取り上げたドキュメンタリー番組でも見た覚えのあるカカシの村だ
なんでも過疎化で住民が少なく寂しいからだということだが
こうして見るとあらゆる所に置かれたリアルカカシは結構不気味だ
夜中にこんな場面に出くわしたらびっくりするだろう

実際将来はカカシだけの村になってしまうかもしれない
             

平家の村

2017-10-12 06:36:27 | 
観光客で賑わう西祖谷のかずら橋を過ぎると車も一段と少なくなり
やがて国道439号線、通称与作と呼ばれる日本三大酷道に合流する
<右京柱峠左剣山>の標識に思わす右折するがすぐにヤバそうなので引き返す

やがて山腹のひな壇に家々が並ぶ集落が現れる
落合集落、重要伝統的建造物群保存地区だ
平家ゆかりの地で近くには本物の平家の赤旗を保管する阿佐家もあり
数ある平家落人伝説の中でも確証が持てる所だ

この辺りには他にも山腹に結構家がある
一番気になるのは水の確保だが
周辺山々の地層が水の供給を容易にしてるのだろう
他にも日当たり、地盤の安定性も良いに違いない

ひとしきり感慨にふけった後集落に踏み入れた
車のすれ違い不可能な山道を行くと中腹に見学フリーの古民家がある
そこで現地の方の話を伺うことができた
住民はやはり高齢化が進んでいるが
70代、80代でも元気な方が多いようだ
毎日の暮らしがトレーニングのようなものだからだろう

この地域には秋の農山村風景に彩を添える柿の木が見当たらないなぁ
そんなどうでもいいことを思いながら集落を後にする
              





大ボケ

2017-10-10 23:08:23 | 
最近物忘れがひどくてねぇ・・・ではない

とてもよく揺れる土讃線の特急南海で峡谷のふちにへばりつく大歩危駅に着いたのは9時前
予約したレンタカーを借りるには駅から峡谷沿いを1キロ以上歩くことになる

道すがら眼下には切り立つ白い岩肌とエメラルドグリーンの吉野川が神秘的な風景を見せる
しかし手すりから身を乗り出して覗くには怖すぎる
歩くの大いに危険ということか?
地殻変動、造山運動、浸食・・・2億年かけて自然が造った造形美を眺めながら
レンタカーのある遊覧船乗り場に向かう

後で知ったことだがこの少し下流でラフティングの世界大会が一週間にわたり行われている最中だということだ
なるほど良いコースに違いない
というわけでYouTubeで大会の様子を見てみた
スッゲー!


             



瀬戸は日暮れて

2017-10-09 17:44:40 | 
午後1時近くのしなので松本を後にし
瀬戸大橋を渡る頃には日暮れて大波小波
高松駅に着いた頃にはすっかり夜の帳が下りていた

これ以上線路がない終着駅というのはなかなかいい感じだ
高松駅メロは瀬戸の花嫁♪
青森駅は津軽海峡冬景色だった
函館駅は・・・多分あれだろう

チェックインしたらさてさてお約束の居酒屋探し
繁華街をちょっと外れたカウンターの良さそうな店に入る
メニューにあると必ず頼む穴子の白焼きをアテにのどを潤す至福のひと時
タコから揚げ、かき揚げ・・・
さすが柑橘類の豊富な香川県
自家製ポン酢が旨い

もう一軒
ウドンで締めようと探してると歩道に2、30人の人の列
最後尾の若者に聞いたらどうやら有名ウドン店らしい
ん?九州の有名進学校の名前じゃん

で、ワタシはそこそこ空いてるウドン屋を探してビールの追加と
ぶっかけうどん&紅ショウガ天ぷら
シコシコプリプリで旨い
親父さんのキャラもおいしかった高松の夜だった
                         

日光結構バードさん

2017-07-03 08:22:29 | 
日光を見ずして結構と言うなかれ・・・
考えてみれば結構と言う言葉はけっこう使うじゃないか

そんな訳で人生初日光
極彩色の建物はどうもなぁ・・・
そんな先入観も払拭する江戸の匠のすばらしさに
しばし言葉を失わさせるのはさすが家康
明治初期に日本奥地紀行の途中でここを訪れたイギリスの女性冒険家
イザベラ・バードが大いに感動したのも頷ける

そのバードが泊まった宿が今でも金谷ホテル歴史館として残されている
元々は日光を護衛するための侍屋敷だったそうだ
バードはこの宿を絶賛し
素晴らし過ぎてインクをこぼしてしまわないか
障子を破ってしまわないか四六時中ビクビクしてたとある
そんな宿が今に残り見学できたのは嬉しい
奥の一段下がった部屋は通訳伊藤が使っていた

帰ってからもう一度日本奥地紀行の日光金谷邸の項を読み返してみた
バードが滞在したのもこの時期だった
気候も相まってとても居心地良かっただろうことは容易に想像がつく

福井ポタ:参ロード・・・

2016-10-23 00:10:01 | 
福井ポタは永平寺を訪れるのも目的の一つ
大晦日のゆく年くる年では必ず中継される曹洞宗大本山
雪が似合う寺だ

帰り道永平寺町の脇道を走っていてふと見つけたサイクリングロード
一部に線路が残されていた
平成14年まで走っていた永平寺線の線路跡を利用したもので
その名も永平寺参(まい)ロード

貸し切り状態の参ロードで風を切るのは気持ちいい
でもこういった単純な道は面白いような詰まらんような・・・
やっぱし生活感のある道が好みだな

福井ポタ:勝山探訪

2016-10-17 23:28:07 | 
早朝えちぜん鉄道で勝山に向かう
一両電車でのんびり福井駅から1時間弱

勝山駅舎は登録有形文化財の趣ある建物だ
勝山の町並みは昭和の香りが色濃く残りなかなかよい

1時間ほど町中をブラブラして永平寺口駅まで輪行で戻るが
この路線はサイクルトレインだったので
200円追加して自転車をそのまま乗せた
車内はかなり空いてるので全然問題なしだ