いつでも行けると思っていてなかなか行くことのなかった黒部ダム
ちょうど秋晴れになったので意を決して行くことに
8時に家を出て9時半には扇沢に到着
秋の行楽シーズンも一段落したとは言えそこそこの観光客数であちこちからバス待ちの中国人団体客のでかい声が響く
バスは30分おきに数台連ねて出ていきトンネル内の途中に設けた二車線部分でダムから来る車両と離合する
約15分でダム駅に到着
ちなみに運賃は往復で3,200円也
二百数十段の階段を上って展望台に立つとお約束の風景が現れその圧倒的スケールに目を見張るがやはり高い所はビビる
観光放水は既に終了している
対岸にある立山方面へのロープウェイ乗り場までダムの上を歩くが下を覗くのが怖い
これだけのものを昭和31年着工38年竣工という大工事の割には短期間で造ったことに驚く
今の時代あんな過酷な労働条件下で働く若者はいるだろうか?
当時の労働者は戦争に比べたらはるかにマシだと言っていたらしい
それでも作業で命を落としたものも多くダムの脇にある慰霊碑的モニュメント横には171名の殉職者の名前が刻まれていた
高さ186メートル 幅492メートル
展望台からダムへ降りる道
コンクリートを運んだバケット