知らない街をぶらぶらするのは面白くて好きだ。昨夜泊まった渋川の街は地味で興味深い所があまりなかったが、タイミングよく入れた居酒屋でおいしい肴でお酒を飲むことができたのはその街の良い思い出となる。店名の「クロ」とは店主の黒々とした毛量豊かな頭から名付けたのだろうか?だったら面白いが年を取ったら「シロ」だ。
翌朝、意外と充実したホテルのバイキング朝食を食べて7時38分の上越線水上行に乗車。小雨に煙る利根川沿いの車窓風景をぼんやり眺めつつ30数分ほどするとやがて対岸に水上温泉のホテル群が見えてきた。よく見るとここも以前訪れた飯坂温泉同様大きな廃墟ホテルが目に付く。バブル時代に建てられた大規模ホテルの倒産廃墟化はあちこちの有名温泉地が抱える大きな問題で、多くの廃墟系ユーチューバーがその実態をアップしている。
水上駅で長岡行に乗り換えると程なく新清水トンネルに突入。そして今回の目的地、日本一のモグラ駅と言われる土合駅にり立ったのは自分一人だった。
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