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上賀茂神社 ~ 下鴨神社 その1

2018-08-27 | ぶらぶら
京都なんか嫌いや (`A´)!!!  歴史に胡坐かいてお高くとまって・・・
という声を耳にすることがあり、実際ちらっと脳裏をかすめることがあるんだけど、
悠久の歴史に包まれる心地よさと、圧倒的な気品を感じる景観に魅せられて
ついつい足が向いてしまいます。



ということで、8月26日の日曜日。
お京はん「 快速特急 洛楽 」で、京橋からびゅびゅ~んと43分で出町柳に到着しました。

この日の目的は賀茂神社の2つの神社、
賀茂別雷神社(上賀茂神社)と賀茂御祖神社(下鴨神社)を巡ってみようという魂胆なんです。

しかし43分とは意外と長い事かかるんやなあ!?
いつも何気なく乗ってるから30分位かと思ってたし、ICOCA使うから運賃も知らへんかったけど、
運賃表見たら470円もかかってたんや (゚ロ゚;)汗・・・
こりゃあかん、上賀茂神社までバスに乗ろうと思ってたけど、歩くことにしました。



鴨川の母(?)高野川の架かる河合橋から振り返ると
東山如意ヶ嶽に大文字の燃えかすが見えます・・・失礼m(_ _)m



そして遥か北側には、松ヶ崎東山に「 法 」の燃えかすが・・・こりゃまた失礼m(_ _)m



出町橋詰めから鴨川の父(?)賀茂川の河川敷に降り、左岸の歩道を上流に向かって歩きます。
しかし今日も暑いわ! この時点でお昼前だったけど、最高気温36.6度だったらしい。





同じアオサギでも大阪のどぶ川にいてるのと違って、どことなく上品やわ("^ω^)・・・京都コンプレックス!



歩き始めて30分程で京都府立植物園までやって来ました。
ここで上賀茂神社までの半分くらいでしょうか?
この暑さで、訪れる人もまばらなようです。



ここからしばらく植物園に沿って、堤防の上の枝垂れ桜のトンネルのような道を行きます。
こりゃちょっと涼しくってええわぁ ヽ(´▽`)/



「 半木の道(なからぎのみち)」っていうんだって!
調べてみると、川の隣にあった流木神社の名前に由来しているそうですが、
洪水で流されてしまったのをきらって「半」の字をあてるようになったとか。
なるほどなぁ・・・すぐ忘れるだろうけど σ(^_^;)?

しかし噂には聞いてたけど、賀茂川沿いのこの付近は、両岸とも桜がいっぱい!
来年のその季節には絶対訪れたいスポットです・・・忘れへんかなぁ!?



ほのぼの・・・♪(*^.^*)エヘッ



そうこうするうちに遥か彼方だった船山が近づいてきて、「 船形 」の燃えかすが・・・もうええて!



そして出町柳からちょうど1時間、3.7km程歩いて上賀茂神社に着きました。



一ノ鳥居をくぐると圧倒されそうに広い芝生の馬場が広がり、白い参道が伸びています。
糺の森に覆われた「 下鴨神社 」の参道とは対照的に広々とした開放感があります。



二一ノ鳥居手前に神馬舎があり、日曜祝日には白い神馬「神山号」がいるはずなんですが・・・
あれ? 避暑中でしょうか??



上賀茂神社の正式名称は「 賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」
山城国の豪族であった賀茂氏の氏神を祀る京都最古の歴史を持つ神社らしいです。

ここを訪れるのは初めてなんですが、この付近に来るとうん十年前のことを思い出します。
ここからひと山越えたところに、とある大学があるんですが、受験に訪れた2月。
その日は折しも大雪で、丘陵地にある大学にはバス停から坂やら階段を登らなくてはならず、
遅れまいと急いでたもんだから思わずズルリ・・・
付近でクラブ勧誘だか、チラシを配ってた在校生に 「 おい、まだ滑るの早いぞ! 」 *o_ _)oバタッ



二ノ鳥居から境内に入ると正面に天皇行幸の際にまず到着する細殿の前に、
御神体山の神山をかたちどった二つの円錐形の「 立て砂 」と呼ばれる盛砂があります。



現在でも、鬼門や裏鬼門に砂をまき清める『清めのお砂』のはじまりなんだって。



賀茂川の分水「 御手洗川 」が境内を流れています。 この川が後々面白いものに変化します。



朱が鮮やかな楼門をくぐると・・・



正面に高倉殿があり、この奥に本殿と権殿がありますが、一般はここまでなんで、ここで参拝。
本殿が2つ? 式年遷宮の度にご神体のお住まいを取り替えるのだそうです。



御祭神に因んだ馬と八咫烏のおみくじ。 かわいいい (〃^υ^〃)



本殿の東側に摂社「 新宮神社 」があります。



上賀茂神社の御祭神と縁故の深い神を祀った神社らしいのですが、ここの拝殿の鈴が面白い。



「 癒しの鈴 」と名づけられたそれは、なんとも優しい音を奏でるのです。
何回でも振りたいところですが神職やら参拝者の白い目が・・・



楼門の脇にはこれもまた摂社の「 片山御子神社 」があります。
縁結びの神様としても古来から有名で、紫式部が何度もお参りしたことでも知られているらしいです。



「 ほととぎす 声まつほどは 片岡の もりのしづくに 立ちやぬれまし 」
可愛い絵馬には紫式部の和歌が添えられています。

 

摂社「 須波神社 」、末社「 橋本神社 」・・・数多くの摂社、末社が並び、
御祭神のお付き合いの広さが覗えます (^o^)丿

さて、二ノ鳥居から馬場に出て御手洗川の延長を覗いてみると・・・



わあっ、もの凄い人 w(*゚o゚*)w
ここから「 ならの小川 」と名を変えたせせらぎに、水遊びをする子供たち、
足先を浸して涼をとる人たちでごった返しています。

冷たいのかなあ? 気持ちいいのかなあ?



ということで、オリーブちゃんと足を浸すおっさんの図・・・キモッ (^_^;)



その脇に「 みあれ桜 」と呼ばれる紅枝垂れ桜の巨木。
これもまた満開の時期には是非とも訪れてみたいものです。

さてここから、今度は上賀茂の町の中を巡り下鴨神社へ向かうのですが、続きはまた今度 ヾ(^_^)マタネー

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