凍死しそうだった

2009年11月13日 16時15分00秒 | B地点 おかか

 

カメラの若造が、なぜか、よろよろと歩いている。

よろよろ
よろよろ
どたっ
「あっ、若造が倒れた!」
「おいおい! 大丈夫か?」
「……あっ先生! た、助けて下さい」

「どうした!?」
「さ、寒いんです、もの凄く寒いんです」

「そりゃいかん! 体を温めねばーっ!」
「おい、これでいいかな?」

「……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


餓死しそうだった

2009年11月13日 16時13分00秒 | B地点 おむ

 

カメラのお兄さんが、なぜか、よろよろと歩いている。

よろよろ
よろよろ
どたっ
「あっ、お兄さんが倒れた!」
「どうしたの、大丈夫!?」

「……あっ、おむさん! た、助けて」
「お腹が空いて死にそうなんだ」

「えっ、そうなの! よし、僕に任せて」
「僕が膝の上に乗って上げるよ!」

「……いやあの、寒いんじゃなくて、空腹なんだけど」
「僕が乗ってれば、空腹なんか気にならないでしょ?」

「……うん」