釜石の日々

岩手県釜石市に移り住んで16年8ヶ月が過ぎ、三陸沿岸部の自然の豊かさに感動する毎日。

ワクチンによる獲得免疫の破壊

2022-12-08 19:12:14 | 社会
今朝は夜間に少し雪が降ったのか、国道の一部の路面に雪があり、まだ夏タイヤのままなので少し不安になったが、雪が残っていた路面は他にはなく、安心した。昼休みにもわずかな雪が舞っていた。五葉山や愛染山のような1000m以上の山はもう真っ白になっている。スーパーの正月飾り売り場を見ると、もう師走なのだと気付かされた。気温が下がった釜石も紅葉が今も見られる。職場の隣の薬師公園のもみじはまだ緑、黄色、赤の三色の葉が見られる。桜は県内で最初期に咲き、紅葉は県内で最も遅くまで見られる。三陸の南からの暖流のおかげだ。薬師公園では藪椿も咲き始めて来ている。 西側諸国は共通してmRNAワクチン接種を推進するが、中でもカナダ、オーストラリア、ニュージランドは接種に厳格だ。カナダは未接種者を精神に異常がある人物として、精神科治療をやろうとまでしている。ニュージーランドでは、輸血の必要な14歳の女の子の両親が、ワクチン接種者の血液を拒否すると、裁判所が両親の親権を一時的に奪い、政府の保護下で輸血をやろうとしている。もはや狂気の世界だ。愛知・岐阜・三重の3県で放送されているCBCテレビは、今月17日、正午から4時間にわたって、コロナワクチン被害を報じる。地方メディアではあるが、とても画期的なことだ。ほとんどのメディアが異常を異常とせず無視している。概ねこうした状況は西側メディアに共通しており、以前は世界的にも認められていた欧米の権威あるメディアまでもが、同様に異常を無視するようになってしまった。コロナは既存の権威がいかに凋落してしまったかを露見させた。大学や研究所、大手メディア、国民の健康を守るべき保健機関など。しかし、決して多くはないが、このワクチンの真実を訴えるメディアや研究者もいることが、一縷の望みとなっている。昨年12月8日、理化学研究所は、「新型コロナウイルスに殺傷効果を持つ記憶免疫キラーT細胞  -体内に存在するもう一つの防御部隊-」を公表し、人が本来持つ免疫力の有用性を示した。また、昨年の11月23日には、学術誌PLOSに、神奈川歯科大学の研究者たちが論文「Detection of cross-reactive immunoglobulin A against the severe acute respiratory syndrome-coronavirus-2 spike 1 subunit in saliva(唾液中の重症急性呼吸器症候群コロナウイルス-2スパイク1サブユニットに対する交差反応性免疫グロブリンAの検出)」を発表している。「分泌型免疫グロブリンA(SIgA)は、粘液、母乳、唾液中に豊富に存在し、粘膜表面の感染に対する免疫力を提供している。パンデミック前の母乳中に含まれるSIgAがSARS-CoV-2と交差反応することが報告されているが、唾液中にSARS-CoV-2と交差反応を示すSIgAが存在するかどうかは不明である。」、「本研究は、ウイルスに感染したことのない人の唾液中にSARS-CoV-2交差反応性SIgAが存在することを証明し、SIgAがSARS-CoV-2感染予防に役立つ可能性を示唆するものである。」。日本人は風邪のコロナウイルスにほとんどが感染しており、その感染が免疫のT細胞やIg A抗体を通じて、新型コロナウイルスにも防御効果を発揮してくれると言うことだ。これもBCGと共に日本人が当初感染者が少なかった要因の一つだろう。しかし、ワクチン接種がそれらをことごとく壊してしまった。ワクチン接種が有効であれば、感染者数はさらに減少し、それこそ終息していたはずだろう。事実は逆で、ワクチン接種が進むほど感染者数は増加し、感染者数が増加すれば、死者数も増加した。政府は調査をしようとしないが、超過死亡までかってない多さだ。昨年10月14日、英国ケンブリッジ大学は、サイトに「Mito warriors: how T cell assassins reload their weapons to kill and kill again (ミトコンドリアの戦士たち:T細胞の暗殺者たちは、殺し、また殺すために武器をリロードする)」を乗せた。同大学の研究者によるSCIENCE Vol 374, Issue 6565. 15 Oct 2021掲載の論文「Mitochondrial translation is required for sustained killing by cytotoxic T cells(細胞傷害性T細胞による持続的殺傷にはミトコンドリア翻訳が必要である)」を紹介したものだ。「この研究を主導したケンブリッジ医学研究所のジリアン・グリフィス教授は、次のように述べています。「T細胞は、免疫システムによって致命的な任務に送り込まれる訓練された殺し屋です。私たちの血液中には何十億というT細胞が存在し、それぞれが私たちの健康を守るために獰猛で容赦のない戦いを繰り広げているのです。 「T細胞は標的を見つけると、それに結合し、毒物を放出する。しかし、特に注目すべきは、T細胞がその後、何度も殺人を繰り返すことができる点です。今になってようやく、最新技術のおかげで、T細胞がどのように武器を再装填するのかが解明されました」。 今日、研究チームは、サイエンス誌に掲載された研究で、T細胞の毒性武器の再充填が、ミトコンドリアによって制御されていることを明らかにしています。ミトコンドリアは、細胞の機能維持に必要なエネルギーを供給することから、しばしば細胞の電池と呼ばれる。しかし、この場合、ミトコンドリアは全く別のメカニズムで、キラーT細胞が標的を破壊するのに十分な「弾薬」を確保しているのである。 グリフィス教授は、「この殺し屋は、T細胞自体にダメージを与えずに殺し続けられるように、毒物を補充する必要があるのです。この注意深いバランス感覚は、T細胞内のミトコンドリアが制御していることが判明しました。ミトコンドリアは、自身がタンパク質をどれだけ早く製造できるかによって、殺傷のペースを決めているのです。このため、キラーT細胞は健康を維持し、長時間の反応が必要な厳しい状況下でも、殺し続けることができるのです」。」、「ティースプーン1杯の血液だけでも、約500万個のT細胞があると言われており、それぞれの細胞の長さは約10マイクロメートルで、人間の髪の毛の幅の10分の1程度である。」、「T細胞は、感染した細胞(映画の場合はがん細胞)を見つけると、膜の突起が急速に細胞の表面を探り、招かれざる客であることを示す徴候をチェックする。T細胞はがん細胞と結合し、微小管と呼ばれる特殊な経路を通って有毒な「細胞毒」タンパク質をT細胞とがん細胞の間の界面に注入し、がん細胞の表面に穴を開けて致命的な積荷を送り込みます。」とある。T細胞がウイルスや癌を標的とした場合の攻撃力は、T細胞のミトコンドリアがどれだけタンパク質を早く作り出すことが出来るかにかかっていると言うのだ。医学情報サイトMedical Xpressは、昨年4月30日、「The novel coronavirus' spike protein plays additional key role in illness (新型コロナウイルスのスパイクタンパク質が病気の発症に重要な役割を果たすことを発見)」を載せた。学術誌Circulation Research Vol 128, Issue 9,April 30, 2021掲載の中国の研究者らの論文、「SARS-CoV-2 Spike Protein Impairs Endothelial Function via Downregulation of ACE 2(SARS-CoV-2 スパイクタンパク質はACE 2のダウンレギュレーションを介して内皮機能を低下させる)」を紹介したものだ。「2021年4月30日にCirculation Research誌に掲載されたこの論文は、COVID-19が血管疾患であることも決定的に示し、SARS-CoV-2ウイルスが細胞レベルで血管系にダメージを与え攻撃する仕組みを正確に示しています。」、「今回の研究では、SARS-CoV-2の古典的な冠であるスパイクタンパク質に囲まれた「疑似ウイルス」を作成したが、実際のウイルスは含まれていない。この疑似ウイルスにさらされた動物モデルは、肺と動脈に損傷を受け、スパイクタンパク質だけでも十分に病気を引き起こすことが証明された。組織サンプルからは、肺動脈壁を覆う内皮細胞に炎症が確認された。 研究チームは次に、このプロセスを実験室で再現し、健康な内皮細胞(動脈を覆っている)をスパイクタンパク質に曝した。その結果、スパイクタンパク質はACE2と結合することで細胞を損傷させることがわかった。この結合は、ACE2がミトコンドリア(細胞のエネルギーを生み出す小器官)に対する分子シグナルを阻害し、ミトコンドリアの損傷と断片化を引き起こした。 これまでの研究で、細胞をSARS-CoV-2ウイルスにさらすと同様の効果が得られることが分かっていたが、スパイクタンパク質を単独で細胞にさらすと損傷が起こることを示したのは、今回の研究が初めてである。」とある。スパイクタンパク質が細胞の受容体ACE2に結合するとACE2がミトコンドリアへの分子シグナルを阻害し、ミトコンドリアの損傷と断片化させる。つまりスパイクタンパク質は細胞のミトコンドリアを破壊するのだ。mRNAワクチンが作り出すスパイクタンパク質も同じことを引き起こすことは容易に推測出来る。ワクチン接種後の長期の倦怠感の持続なども細胞のミトコンドリア損傷で生じる。ワクチン接種後にT細胞免疫が阻害されるのもまさにT細胞のミトコンドリアが断片化されることによるものかも知れない。ワクチン接種後のターボ癌の発生もそこに主因があるのだろう。
ホシハジロ(雄)