釜石の日々

岩手県釜石市に移り住んで16年8ヶ月が過ぎ、三陸沿岸部の自然の豊かさに感動する毎日。

自然と歴史

2008-09-27 08:38:14 | 歴史
今日は晴れたが風がある。気温も下がって来ている。予想最高気温は20度。半袖だと肌寒い。東北に移り住んで自然の豊かさに驚き、堪能させられているが、教科書の歴史では東北はあまり詳しく出てこない。そのためか蝦夷とはアイヌのことと漠然と考えていた。しかしどうもそうではないようだ。坂上田村麻呂の蝦夷征伐以前に和人の大きな勢力が支配していた時期があるようだ。ただまだはっきりしないのは坂上田村麻呂が戦った相手はアイヌ系の人たちのようなので和人とアイヌの人たちが共存していた時期もあるのではないだろうか。いずれにしろまだ教科書には書かれていない壮大な東北の歴史がある可能性が出て来たようなので楽しみだ。三内丸山遺跡や十三湊の遺跡や東北の民話や伝統芸能の研究が早く進められるといいのだが。この豊かな自然にあふれる東北にはその自然のなかに豊かな歴史も埋もれているようだ。


稲穂と彼岸花