釜石の日々

岩手県釜石市に移り住んで16年8ヶ月が過ぎ、三陸沿岸部の自然の豊かさに感動する毎日。

ほんとうに晴れるのか

2008-09-08 08:31:58 | 文化
天気予報は今日は9時頃から晴れマークになっているが朝から雨が降っている。昨日のトライアスロンも大雨の中を結局やりきったようだ。岩手の人口密度は北海道の72.2についで91.7と少ない。東京都は5,855.4である。良くも悪くも広くて人の少ない現実を受け入れるしかないだろう。昨日和田秀樹という人が書いた意欲格差という本が出されたことを知った。最近は~格差という字をよく見るようになった。一種の流行か。確かに意欲はエネルギーや活力と繋がっているだろう。経済格差との絡みで展開している人が多いように思う。資本主義である限り格差は制度的には当たり前のような気がするのだが。意欲格差や活力の減退はむしろ組織やシステムの閉鎖性にあるように思う。アメリカが理想などとは言わないがアメリカの活力は世界中から人が集まってくることや組織やシステムが相対的に開放的であることによるのではないか。日本は江戸300年の閉鎖性から逃れられていない気がする。とりあえず生活ができる、現在の豊かさも確かに一因だろう。岩手は自然と共存できる希少な豊かさを持った地域だ。あまり変化してもらいたくはないものだ。


近所の家のアメリカ芙蓉 日本の芙蓉より花が大きい