こころのたね

ここでまく種が、どこかで花を咲かせてくれたらいいな(*^_^*)
2018.8月より再開!母になりました✨

『ONE PIECE』

2007-02-04 16:51:36 | 
尾田栄一郎さんの『ONE PIECE』のお話をしたいと思います
読んだことのある方も多いでしょうね
週間少年ジャンプで連載中の、大人気マンガです
高校時代に、クラスのみんなが回し読みしていたなぁ・・・


主人公のルフィが海に出て、物語は始まりました
仲間と出逢い、海賊団を作り、冒険して、夢を叶えるために、信念を守るために、仲間のために、戦っていくのです
海賊と言えば、世間的には指名手配されるような“悪”。
けれどルフィ海賊団は、罪もない人々の心を踏みにじる悪を許さない、善良な(?)海賊団です


麦わらのルフィ海賊団のメンバーは、少数精鋭
自分を生かすために犠牲となる人が出た、目標でありライバルだった幼馴染を失った、自分の一言がきっかけで故郷が滅ぼされてしまった・・・など、それぞれが哀しい過去を背負っています
それに負けることなく生き、大きな夢を持ち、夢を叶えるために航海をしています

●船長のルフィ・・・かつての海賊王が残した“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を探し、“海賊王”を目指す、全身ゴム人間
●剣豪のゾロ・・・世界一の“大剣豪”を目指している、三刀流の剣士
●航海士のナミ・・・世界地図”を完成させるために自分の目で世界を見る、有能な測量士であり航海士
●狙撃手のウソップ・・・海賊の父の息子として、誰にも恥ずことのない“勇敢なる海の戦士”を目指す、船の上の何でも屋
●コックのサンジ・・・奇跡の海“オールブルー”を見つけ出す夢を持ち、料理の腕と戦闘の足技が自慢のラブコック
●船医のチョッパー・・・“偉大なる医者”の意思を継ぎ、自分が病気の万能薬になれるような医者を目指す、青鼻のトナカイ
●考古学者のロビン・・・世界の真実を知るため“真の歴史の本文(リオ・ポーネグリフ)”を捜し求める、ハナハナの実の能力者

このメンバーに最近、船大工のフランキーが加わり、現在8人の一味です
アラバスタの王女ビビも、アラバスタを救うため共に旅をして、仲間として戦ったことがありました
「ひとりじゃ何も出来ない。だからみんなに助けてもらうんだ。自分もみんなを助けたいんだ!」というのが、ルフィ海賊団
仲間を大切にして、仲間の夢を大切に思う、気持ちのいい人たちの集まりです



私がいちばん好きな登場人物は、ゾロ
強い信念を持ち、約束を重んじる、頑固なまでの誠実さが素敵です
「世界一の剣豪になるか、死ぬか。自分にはどちらかしかない。」
彼にとって彼の命は、生きるための命ではなく、自分の信念・誇り・野望のための命のようです

“世界一の剣豪になる”とは、亡き幼馴染との“約束”でした。
「天国まで俺の名前が届くように、世界一強い大剣豪になる!!」と・・・。
それからルフィと出逢い、様々な相手と戦い、ゾロの“約束”は更に形を変えます
“絶対にもう敗けねぇ”とは、自分の船長であるルフィへの“誓い”です。
「俺が世界一の剣豪にくらいなれねぇと、海賊王になるお前が困るんだろ!?」と・・・。


このルフィとゾロの関係性が、私はとても好き
「あぁいいなぁ~」と、しみじみ思います

ゾロが無茶をして、仲間が呆れたり怒ったりしている時。
ルフィは、一人で笑っています。
ゾロの無茶の理由を知り、受け入れ、信頼して・・・
ルフィはいちばん大事なものを持っていて、どんな時でもそれを捨てたりしません

ルフィの奇抜な言動に、仲間が問いただしたり反対している時。
ゾロは、黙ってただルフィを見ています。
ルフィの真意を理解し、信じ、尊重して・・・
ゾロは誰より大事なものを知っていて、いつでもそれを見失うことはありません

「夢のためなら命がけ」の二人は似たもの同士であり、互いにとっての初めての仲間であり、最高の理解者であると思います
大好きで、敬い合って、通じ合って、補い合って、同じ世界を見ている・・・本当の意味で繋がった相棒。
ルフィ海賊団を作ったこの二人の信頼関係こそが、一味の核になったのでしょう
どんなピンチの時でも、二人が居れば大丈夫、そんな気にさせてくれます



広く大きな海で、これからもルフィ海賊団の冒険は続きます。
もっと新しい仲間を巻き込んで、誰も欠けることなく、最終的にみんな夢を叶えてほしいなぁ・・・
応援しつつ、彼らの冒険を見守りたいと思います