6月9日(金)本日のごはんは、
「ごはん」
「鯨(くじら)の竜田揚げ」
「切干大根サラダ」
「さつま汁」でした。
おおわだ保育園では、9のつく日(9日・19日・29日のいづれか)に、鯨を使用したメニューを提供しています。本日は、「竜田揚げ」を提供しました。鯨の竜田揚げは、農林水産省が選定する「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた和歌山県の郷土料理です。戦後、貴重なたんぱく源として食べられていた代表的なメニューであり、現在でも学校給食で出されるなど、鯨の食文化は受け継がれています。今日は、こどもたちが食べやすいように鯨をしょうゆ、酒に加えてたっぷりのしょうがとにんにくで漬け込み、カラッと揚げました。しょうがとにんにくを加えて漬け込むことで、鯨の臭みを取り除いています。鯨の肉は柔らかく、竜田揚げはこどもたちに大人気のメニューです。
また、本日のよく噛むことを意識したメニューは「切干大根サラダ」と「さつま汁」です。
「切干大根サラダ」は、水で戻し茹でた切干大根に、ツナ、ブロッコリー、コーンを合わせてマヨドレ、うすくちしょうゆ、砂糖で味を付けました。切干大根は、千切りにした大根を天日干しにし、乾燥させたもので、うまみがぎゅっと詰まっています。歯応えがある食材のため、噛めば噛むほど口の中に旨みが広がります。
「さつま汁」は、鶏肉、さつまいも、だいこん、人参、万能ねぎが入っています。ゴロゴロと具材が入ったスープは、食べ応えがあります。さつまいもが入ることで、ほんのり甘く優しい味わいの汁になっています。
午後のおやつは、「そら豆と枝豆の塩ゆで」と「牛乳」です。
おやつに提供するそら豆は、さくら・ひのき組のこどもたちが剥いてくれました。2回目ということもあり、次々と剥いてくれました。剥く前に「これは豆が4つ入っているかな」と予想してみたり、「中がふわふわしてるね」や「この豆大きい」と話しながら楽しそうに手伝いをしてくれました。
こどもたちは、美味しそうに食べていました。