なだれ込み研究所の一日

物語作家を目指すもの書きが、ふとしたことから変な事務所で働くことに!
日々なだれ込んでくる人や仕事、モノやコト観察記。

ライトなおまけの話題2種

2006-02-10 23:59:12 | ライフスタイル
今日は、午前中デザイナーと打ち合わせのため静岡へ、午後は掛川で森林インストラクターにインタビュー。あまりの慌ただしさに、新幹線の往復切符を買わせてもらった。
掛川-静岡間を新幹線で行くなんて慣れていないため、帰り、ふと気づいたら在来線のホームに立っていた。
「ひぇー!」
新幹線が遠く離れたホームにすべり込んでくる。
走って走って走って、なんとか間に合った。

そんなこんなで、デザイナーとの打ち合わせも、森林インストラクターへのインタビューも、書きたいことが盛りだくさんなのだが、どんどん仕事がたまってしまうので、今日はライトなおまけの話題を2つほど。

中1の娘との会話。
(その1)
バレンタイン直前、学校にチョコレートを持って行ったことがバレて、クラスの女子全員が反省文を書かされた。親もコメントを書くという。
「10行以上だって」
「ええっ、そんなに」
娘の文面を読み、それらしくお詫びとお礼の文章を書く。
「はいよ。15行も書いちゃった」
「すごーい!」
「まあね、文章書くのは仕事だから」
「ママ、自分の才能がこわいでしょう~」
反省すべき娘の言うセリフか!

(その2)
『博士の愛した数式』(小川洋子著・新潮社刊)にえらく感動した娘が言った。
「どうして泣けるのかわからないのに、泣けた」
「それでいいんだよ」
「友だちなんて、『○○』や『△△』で泣けたって言ってる」
『○○』や『△△』は、最近ちまたに氾濫している泣ける系の小説である。
「ああいうわかりやすい感動ばっかじゃ、だめだと思うんだよね」
「どうして?」
「確かに泣けるけど、安易な感動の大安売りって感じじゃん」
「ママだって、そういう小説書けば、本が出るかもしれないよ」
「やだ。絶対書かない」
「どうして?」
「だって、人を感動させるツボさえ押さえとけばいいって小説なんて、書きたくないもん」
「そんなこと言ってていいの?」
「いいの。感動するっていうのは、どうしてかわからないけど心が震えるってことで、その本質を突き止めようとするのが小説なんだからっ!」
「???」

ということで、今日の詳細はまた後日。



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