なだれ込み研究所の一日

物語作家を目指すもの書きが、ふとしたことから変な事務所で働くことに!
日々なだれ込んでくる人や仕事、モノやコト観察記。

生活者と建築家の出会う場

2006-01-29 21:54:27 | ライフスタイル
フロムフォーのお客様がわが家に見学に来るため、朝から大そうじ。5分前の到着となり、まだ掃除機をかけている真っ最中でした。失礼しました~。

さて、「from/for 建築家との住まいづくりレシピ館」は、家を建てたい生活者と建築家とを繋げる出会いの場である。建築家とオリジナルな住まいづくりをしたいと考える人は多くなっているものの、まだまだ敷居が高いイメージがあるのが実情だ。設計事務所に直接行くのも勇気がいるし、一度行ったら断るのも心配だし……。
フロムフォーには、掛川市近隣の建築家のファイルが置いてあり、プロフィールや作品ファイルを自由に見ることができる。
今日、わが家に見えたNさんご夫婦も、作品ファイルを手に取り、3名の建築家を候補にあげ、その中の一人T橋さん設計のわが家を見に来たというわけだ。

「こうやって、実際に暮らしている方から話が聞けるというのはいいですね」
Nさんの言葉に、T橋さんはにやにやしながら私に言った。
「ほれ、いつもみたいにべらべらしゃべって下さいよ」
ということで、T橋さんに設計を依頼するに至った経緯や、ライフスタイルと実際の住まいのポイント、暮らしやすさなど、T橋さんの言葉通り「べらべら」しゃべってしまった。ちょっとしゃべりすぎたかな、と思うくらい。

さて、今日はフロムフォーのT館長も一緒だったのだが、こういう生活者と建築家が出会える場があるというのはすごくいいと思う。
わが家の場合も、「建築家と話をしたいけれど、どこい行けばいいかわからない」という状況の中、県の木造館で建築家の作品をいくつか見ることができ、T橋さんと出会うことができた。今、木造館はなくなってしまったが、フロムフォーができた。
生活者と建築家を結びつける「お見合いおばさん」のように、T館長には頑張ってもらいたいものだ。

それにしても、T館長がわが家をきょろきょろ眺めていると、私の「からかいネタ」でも探しているのではないかとヒヤヒヤした。本棚などじっくり見られると、やたら恥ずかしいものがある。
「この場所が一番日当たりがいいねえ」
などと真顔で言われ、「なんだ、普通に家を見ていたのか」とホッとしたりした。

ということで、Nさん、住まいづくり、頑張って下さいね!

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